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祭 音頭の音頭3  作者: カシギ
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勇者(スーパーヒーロー)

「・・・・・・」


川端で、声を殺しながら涙を長し鼻水を滴し拳を強く握りしめ屋台は一人佇んでいた、頭では解っているが悲しくないわけがない、寂しくないわけがない、あの場所にもう少しでもいたら、涙をこらえきれずに大声をあげながら奏に抱きついていた、屋台はそう思ったら急いであの場から駆け出していた、


「やっちゃー~~ん」


いきなり大声で自分の名前を呼ばれて振り向くと、そこには見慣れた顔の音頭がいた、後を追いかけてきたのだろう、あまり泣き顔は見られたくない屋台だが、どんなに拭いても涙が止まらない、


「今日から僕はやっちゃんの師匠で、やっちゃんは僕の弟子だ!」


突然音頭は師匠宣言をした、


「な、何?、いきなり?、弟子なんてやだよ」


「僕が弟子でやっちゃんが師匠でもいい!」


「?」


屋台はますます音頭が何を言おうとしているのか解らなかったが、音頭は怒涛の勢いで喋り出す、


「僕はやっちゃんの友達で親友で幼なじみで家がお隣で弟子で師匠でやっちゃんが元気がない時でもいつも元気でいて悲しいときは隣にいてやっちゃんが嫌いになっても僕はずっとずっとやっちゃんが大好きでいつも一緒にいるから絶対絶対寂しくなんかないんだよ、はぁはぁ」


一気に大声で声を出し、息切れをしている音頭に、[ガバッ]っと屋台は首もとから抱きつき、


「ふっ、ぶああぁあぁあぁあああぁぁあん」


大声で泣き出した、

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