責任
【処刑直後〜更なる強敵の出現】
(マリーとピアが消滅した余韻も冷めやらぬ中、警報音が空間全体に鳴り響く)
解析装置(警告アラート)
『――警報。警報。空間歪曲率、急上昇。未知の超高濃度レムナント反応を複数検知』
カトリーヌ
「なっ……何事!? 空間のノイズが……さっきの倍以上に跳ね上がっているわ!」
(海域の奥深くから、先ほどの怪魔とは比べ物にならない巨大な影と、無数の異形群が海面を割って現れる)
カトリーヌ
「嘘でしょ……こんな規模の群れ、聞いてないわよ! 」
カトリーヌ
「チッ、こんな奴らが湧いてくるなら、マリーとピアを戦力として限界まで使うべきだったわ! 完全に計算が狂った……!」
さくら
「……なに……言ってるの……?」
カトリーヌ
「なによ」
さくら
「……命をなんだと思ってるの」
カトリーヌ
「感情論を吐いてる場合じゃないわ! 現実に今、主力を失って、残っているのは私とジャンヌだけなのよ!? 撤退するにも退路すら塞がれかけているの!」
ジャンヌ
「お二人とも、おやめなさい! 争っている場合ではありません……! 敵が、来ます!」
カトリーヌ
「選択肢がない。全員、武器を構えなさい! 迎撃してこの囲みを破るわよ!」
さくら
「(生気のない顔で武器を握り直し)……ご主人様。下がり、あってください……。私……私が全員……叩き潰しますから……ッ!」




