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新青天の霹靂  作者: まめ
第四章 日向の家族殺される
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青天の霹靂40(日向の家族殺される3)

「何か掴めたか?」

廉がリビングへと、観月を抱いて下りて行く。

それに、廉夏は反応した。

「狡い」

「廉夏ちゃん、ごめんね。さっき廉様からプロポーズされたから、私廉様のものになります」

それに、廉は噎せる。

日向はそれに、大笑いだ。

「お前、ぜってぇ、責任取れよな」

廉に言う。

「責任ねぇ? じゃあ、こうしよう」

廉が観月を下ろすと、自分もしゃがみ観月と目線を合わせて言う。

「お前が11年経っても、つまりは今の廉夏の歳になった時にその気持ちが変わらなかったら、その時はお前の気持ち受け止めよう。ただし、互いに他に好きな人が出来なかった場合だ。出来たら邪魔することなく、相手を応援すること。良いね。この約束を守れるか?」

「うん。観月、守る。絶対に廉様を他の女に何か振り向かせない。観月、良い女になるもんね」

「あっそう」

廉は呆れながら返事をする。

「廉様こそ逃げられるとは、思わないでね」

凄い笑顔で言う。

「日向、何かあれ気のせいかな?何か怖い」

廉夏が言うと、日向も言った。

「安心しろ、俺も怖い」

そんな二人の言葉に、廉は否定するように言う。

「俺は、逃げる気はないよ。それより、何か掴めたか?」

「いえ何も」

「だと、思った。ニュースじゃなく、ラインを使ってみろ。いろんな話が聞けるぞ」

「ラインか。それは気付かなかった」

「若者くせに、ラインにいかない時点で俺よりおじんだな」

「違うわ、廉兄。冬眞はただ、流行りものに興味ないだけ。スマホ持たせるのに、どれだけ私が苦労したことか。ようやく、持ったのもつい最近。私が絵文字で長文送っても、了解とか×だよ信じられる? だから、ラインとかは頭になかったと思うよ」

「そっか、時代に取り残されてるって言うわけか?」

「ところが、どっこい使えるんだな。不思議だよね」

廉夏達に好き放題言われている冬眞は咳払い1つして、早速素早い操作を始める。

廉はホゥと吐息を吐く。

「ね、早いでしょ」

「これは欲しいな」

「そう思って下さりありがとうございます。さて、早速ラインで この事件のことを聞いてみましょう」

と言って、 早速ネットで聞いてみると、すぐ情報が来た。

「なんでも、高校生ぐらいの子が最近、日向邸の周りを彷徨(ウロツ)いていたらしいです」

「ふ~ん、警察官の家を狙うとは、杜撰(ズサン)だな。下調べが足りないんじゃないか?」

「ううん。わかって狙ったのかも、日向、怨まれる心当たりないの?」

「あるな。この前、たぶんそいつらを捕まえた。冬眞、その子達の学校名分かるか?」

「聞いてみます」

早速ネットで聞いてみると、やはりすぐ返事が来る。

「なんでもT高らしいです」

「やはりな。俺に対する逆恨みなら、直接、俺にぶつければ良いじゃないか?」

日向は悔しそうに言う。

「廉さん、如何しました?」

「これを書いて来たのは、犯人の一味かもしれない」

「え、なぜ?」

「具体的過ぎる。罪悪感から、逃げたかったのかもな。逃げられるわけ無いのに」

「罪悪感ですか?」

「この少年たちがたむろしてる場所は聞いてくれ。素直に教えてくれるか分からないけどな」

「はい」

頷き、早速聞く。

「近くのゲーセンですね」

「教えてくれたか? それで、罪がなくなるわけではないけどな。そうか」

「でも、なぜ教えてくれたんでしょう? 自分も加担していたなら、教えないものじゃないんですか?」

「そうでもないんじゃないか? 落ち着いて考えたら、まずい事をしたって気付いたんだ。お礼を言っておいてくれ」

有り難うと冬眞は打つと、パソコンを落とす。

「さて、行って見るか?」

「ええ」

「廉兄は観月ちゃんといてあげて、ゲーセンには私と冬眞で行ってくる。日向も観月ちゃんのそばにいてあげて」

「あまり、無理するなよ。俺も行きたいが今は観月のそばにいたい。廉がいれば大丈夫そうだけどな」

日向が苦笑いしてそう言った。

「いてあげて今は、観月ちゃんのそばに。廉兄に妬くなよ」

「誰が妬くか?」

呆れたように言う。

「それより、無理だけはするなよ」

「私は大丈夫だよ。絶対、無理はしないよ。だって、何かあったら泣いてくれる人がいるし、無理はできないよ。それにその冬眞もいるしね」

そして、速い行動で、早速廉夏と冬眞はそのゲーセンに行く。

「ここですね」

「そうね。如何しようかね?」

「遊んで仲間に入りましょう」

「でも、どの人たちと仲間になるの?」

「たぶん、こう言った所ならボスみたいに仕切っている人がいるはずです」

廉夏は感心したように冬眞を見る。

「でも、どの人かしら?」 

キョロキョロする廉夏。

「たぶん、遊んでいるうちに分かると思いますよ」   

「ふ~ん、遊んでいればいいのね」

「はい」

そう言われ、廉夏達はゲームで遊ぶ。

でも、それが、なぜ、この場を仕切っている者と繋がりが持てるのか?

廉夏には、分からなかった。

だけど、冬眞はそれで繋ぎを取れると自信満々だった。

取り敢えず、ユーホーキャッチャで遊ぶ。

とは言え、やるのは冬眞だが。

冬眞はどんどんとって行く。

廉夏が持てなくなると近くの女の子達に配る。

女の子達が列をなすと、冬眞はにやける。

如何やら、これが目的だったようだ。

女の子の目を自分達に惹きつける気だったらしい。

それが、冬眞の思い通り、声がかけられる。

「君たち、ちょっとイイかな?」

何か小綺麗な男の子が声をかけて来た。

「ええ」

あっさり冬眞は後ろをついて行く。

ついて行くと、がらの悪るそうなら集団がいた。

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