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新青天の霹靂  作者: まめ
第二章 オープン記念パーティーで
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青天の霹靂18(廉夏ダウン)

スマホで、廉が電話をしようとしたとき、泣きそうな声で廉を廉夏は呼ぶ。

「廉兄」

「どうした?」

「廉兄いる」

少し目を開けて、廉を探すように、目をあっちこっちにやる。

それに気づき、廉は廉夏の枕元に座る。

「私達は、ずっと、お前の傍にいるよ。安心しろ」

そして、廉はそう廉夏に声を掛ける。

廉は廉夏の頭を優しく撫でる。

「本当に? お父さんやお母さんもそう言ってていなくなったよ」

その言葉で冬眞は気付く。

廉夏の心の傷になっていることに。

「大丈夫だ。私がお前に嘘ついたことあるか? お前が寝るまでずっと傍にいるよ、だから、安心しろ」

廉が、廉夏の頭を撫でながら言う。

「本当だよ。ずっと、いてね」

「ああ」

「手繋いでいて」

「それは、旦那に頼め」

そう言って、冬眞を見る。

言われた冬眞は驚いたように、廉を見た。

それに、廉は苦笑いして言う。

「何、驚いているんだよ。夫だろ、お前の奥さんが不安がっているんだ不安を取り除いてやれよ 」

廉は枕元からどくと、冬眞が廉夏の枕元に座る。

そして、オズオズと手を伸ばす。

「僕で良いですか?」

冬眞が握ると、廉夏は力強く握り返す。

それは、言葉より雄弁だった。

冬眞はそれに、微笑む。

それに、呆れたように廉は見る。

「面倒臭いやつら」

ボソリと廉は言った。

幸い、二人には聞かれなかった。

しばらくすると、廉夏から、寝息が聞こえてきた。

それが、聞こえると廉は冬眞に隣のリビングを指差した。

冬眞はそれに頷き、廉夏の手を蒲団の中にしまい、電気を消して、隣の部屋へと行く。

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