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新青天の霹靂  作者: まめ
第二章 オープン記念パーティーで
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青天の霹靂19(冬眞と廉の話し合い1)

冬眞が隣の部屋に行くと、廉のスマホが鳴った。直ぐに出ると、何故か廉は二言三言交わしたのち、そのスマホの音声拡張ボタンを押し、冬眞にも聞こえるようにしてくれた。

「先程の社長の質問ですが、社長の考えているのは、正しいです。確かに、間宮グループは間宮だけで、作ったわけではありませんでした。間宮と友人夫婦で作ったものでした。でも、その人達は亡くなっています」

その電話は、主は廉のプライベートアイだ。

つまり、廉の個人的な探偵ってことか。

僕は、会ったことはない。

プライベートアイってことは、私立探偵ってことだ。

つまりは、秘密の職業ってこと。

この先も、紹介事態ないのかもしれない。

「なぜ?」

廉が聞く。

「自殺となっておりますが、本当のところは分かりません。で、その夫婦の間には、息子が1人いるのですが、何故かその子が」

電話の男を遮り、廉が言う。

「間宮グループで働いているか?」

「ええ。なぜ、それを?」

「会ったからな」

廉は辛そうに顔をしかめる。

「悪かったな。業務外のことを頼んで」

「いえ、全然。ただ社長大丈夫ですか?」

「何がだ?」

「いえ、余計なことを失礼いたしました。ただ、覚えていて下さい。あなたは、我々の上に立つ人間だと言うことを」

そう言われ、廉笑う。

「ああ、それは、忘れないよ」

って、廉の会話から彼は京極グループで働いていることが分かる。

誰だ?

僕も知っている人か?

って、素人の自分には掴ませないかとも思う冬眞だった。

「あっ、その亡くなり方が子どもには、ちょっと酷なものがありまして」

「酷とは?」

「修学旅行から、帰って来たら、出迎えたのがご両親の首を吊っている姿何て最悪でしょう?」

「確かにな。ありがとう」

そう言い、廉はスマホをとると、拡声ボタンを切る。

その後、二言三言言葉を交わした後、電話を切る。

分かったことを廉は話す。

「何でも、親戚が誰も引き取らず彼は施設に行ったらしい。その後、自分でお金をため実力で最高峰の大学に行き、間宮グループの内定をもぎ取り、社長づきにまでなった実力者らしい」

冬眞は口笛を吹く。

「動機は十分って、やつですね」

「そう言うわけだ」

廉はあっさり言う。

冬眞はそれに、怒ったように言う。

「動機は分かりましたが、彼を犯行に今になって、なぜ走らせたのか理由が僕に分かりません」

「逆に言えば、犯行を思い止まらせた理由も俺には分からない」

「そうですね」

2人の言うことには、どちらも証拠が、確かにない。

「でも、その証拠を僕が見付けて見せます」

「やってみろ。ただし、どんな結果が出たとしてもそれが、答えだ。それを、忘れるな」

廉がピシッと言った。

冬眞も頷く。

「はい。でも、僕は必ず見付けて見せます」

「ああ、楽しみにしているよ。ところで、何があった?」

「それが、先程も言ったように、僕も良く分からないんです。教会に付いたら、僕達を、銃声が出迎えました。なんだと思い行ったら、初めは教会の内部を壊していて、『あいつに渡すぐらいなら、壊してやる』って言ってたんです。だから、狙いは間宮の党首にあったと言えます。その時の目が尋常ではなかった。まるで、何かに憑かれているようにも見えました」

それを聞き、廉は一言返す。

「あっ、1つだけ言っておくぞ。何か、お前勘違いしてるよううだが、廉夏には、不思議な力はない。あるのは、人より殺意に敏感なだけだ」

「えっ、だって何か見えているように話してましたよ」

「まぁ、そう見えるわな。知らない人間には。でも、あいつにはそんな力はない。あいつに霊魂を見る力なんてないよ。廉夏には、不思議な力はないんだ。廉夏にあるのは、人より殺意に敏感なだけだ」

「えっ、だって何か見えているように話してましたよ」

「まぁ、そう見えるわな。知らない人間には。でも、あいつにそんな力はない。今回は人より殺意に敏感なだけで、教会から、何かを感じ取っただけだ。あいつに霊魂を見る力なんてないよ」

「じゃあ、そう言うと言うことは、廉さんには有るってことですか?」

「どうしたら、そうなる?」

廉は苦笑いをする。

「まぁ、良いですけど」

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