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新青天の霹靂  作者: まめ
第二章 オープン記念パーティーで
12/51

青天の霹靂11(ホテルのオープン記念パーティー)

ホテルのオープン記念パーティに意気揚々とやって来た廉夏は、ホテルを前にして、すごく不満そうに言う。

「やっぱり、こんなの全然違う」

「ホテルのオープン記念パーティなら、こんなものだろう」

廉は冷めた眼差しで言う。

でも、廉夏は、すごく不満そうだ。

「そうかもだけど、もっと、陰惨な雰囲気じゃなきゃ。雰囲気味わえないわ。楽しみにしていたのに」

「それは、一体どんな雰囲気のホテルなのかね? 一体、廉夏さんや」

廉が苦笑いで言う。

「だから、陰惨で、もっともっとおどろ、おどろしいホテル」

「誰がそんなホテルに泊まりに来ますか?」

冬眞が聞く。それに、廉夏は待ってましたと言わんばかりに言う。

「えっ、それは私達とか?」

「僕もですか?」

嫌そうに言う。

「そうよ、当然じゃない」

「でも、一組じゃ、集客は望めませんね。たとえ、一年契約したとしても従業員の給料すら、賄えませんよ。それとも、何ですか? 廉夏ちゃんが、従業員の給料賄える自信がおありですか?」

ピシャリと冬眞が言えば、確かにと、廉夏は頷く。

「ないです。ごめんなさい」

廉がその間に、受付をすませ、パンフレットを持って戻ってくる。

「納得は出来たか?」

「一応は、でもヤダ」

廉夏はブスくれる。それに、廉は笑う。

「お嬢様の機嫌を損ねたようだな」

廉に冬眞はそう言われ、苦笑いをする。

「ええ、そのようです」

廉は廉夏の機嫌を取るように、受付でもらったパンフレットを廉夏にくれる。

「教会もあるらしいぞ」

「本当だったんだね」

脅迫状に書かれていたことを、廉夏は思い出す。

それに冬眞は言う。

「こちらが目星ですね」

廉も、それに答える。

「だな」

二人で難しそうな、話を始めると、興味なさそうに、廉夏は会場を見回す。

「まだかしら? 遅いわね」

「今日の主賓の一人だから、挨拶周りで忙しいんだろう? 主役は最後の登場だ」

廉は言う。

「ふ~ん、そう言うものか?」

そう言ってると、早速、その人物が登場した。

「冬眞先輩。来てくださったんですね。リルカ感激」

ハートマークが語尾に付きまくっている。

「何が、かんげ~きよ」

廉夏が吐き捨てるように言ったあと、にっこり笑う。

「そりゃ、あんな熱烈な招待状もらったら、無視できないでしょう」

「あら、何のことかしら? リルカ分かんない。先輩、怖い」

リルカが冬真に抱きつこうとすると、それを意外にも廉が止めた。

「ダメだよ。仮にも、人の夫になったばかりの者に手を出しちゃあ。せっかく、可愛いんだから、他にも目を向けてあげなきゃ。今日来たお客様が、かわいそうだよ」

廉がにっこり笑って言えば、ポーッとなったように廉を見る。

しかし、それはすぐある人物が遮る。

「お姉さま、お父さまがお呼びです」

そう言って、妹の穂波(ホナミ)が呼びにくる。

リルカはポーッとなったまま行く。

廉夏は、穂波に挨拶をする。

「久しぶりね」

「お久しぶりでございます」

そういって、頭を下げる穂波。

「相変わらず、可愛い奴じゃ」

「そんな、滅相もございません」

「あら、本当よ。私が男だったら嫁にもらいたいぐらいよ」

穂波は照れる。

「あれの、妹とは、とても思えん」

「楽しんでいって下さいね」

「そうだ。警告は確かに受け取ったわ」

それを聞き、穂波は固まる。

「ならなぜ。来たのですか?」

「私には守ってくれる騎士が2人いるから」

「騎士ですか?」

そう言うと、廉夏はいつの間にか両隣にいる廉と冬眞を見る。穂波は、にこやかに笑いながら言う。

「確かに、お二方とも強そうに見えホテルのオープン記念パーティに意気揚々とやって来た廉夏は、ホテルを前にして、すごく不満そうに言う。

「やっぱり、こんなの全然違う」

「ホテルのオープン記念パーティなら、こんなものだろう」

廉は冷めた眼差しで言う。

でも、廉夏は、すごく不満そうだ。

「そうかもだけど、もっと、陰惨な雰囲気じゃなきゃ。雰囲気味わえないわ。楽しみにしていたのに」

「それは、一体どんな雰囲気のホテルなのかね? 一体、廉夏さんや」

廉が苦笑いで言う。

「だから、陰惨で、もっともっとおどろ、おどろしいホテル」

「誰がそんなホテルに泊まりに来ますか?」

冬眞が聞く。それに、廉夏は待ってましたと言わんばかりに言う。

「えっ、それは私達とか?」

「僕もですか?」

嫌そうに言う。

「そうよ、当然じゃない」

「でも、一組じゃ、集客は望めませんね。たとえ、一年契約したとしても従業員の給料すら、賄えませんよ。それとも、何ですか? 廉夏ちゃんが、従業員の給料賄える自信がおありですか?」

ピシャリと冬眞が言えば、確かにと、廉夏は頷く。

「ないです。ごめんなさい」

廉がその間に、受付をすませ、パンフレットを持って戻ってくる。

「納得は出来たか?」

「一応は、でもヤダ」

廉夏はブスくれる。それに、廉は笑う。

「お嬢様の機嫌を損ねたようだな」

廉に冬眞はそう言われ、苦笑いをする。

「ええ、そのようです」

廉は廉夏の機嫌を取るように、受付でもらったパンフレットを廉夏にくれる。

「教会もあるらしいぞ」

「本当だったんだね」

脅迫状に書かれていたことを、廉夏は思い出す。

それに冬眞は言う。

「こちらが目星ですね」

廉も、それに答える。

「だな」

二人で難しそうな、話を始めると、興味なさそうに、廉夏は会場を見回す。

「まだかしら? 遅いわね」

「今日の主賓の一人だから、挨拶周りで忙しいんだろう? 主役は最後の登場だ」

廉は言う。

「ふ~ん、そう言うものか?」

そう言ってると、早速、その人物が登場した。

「冬眞先輩。来てくださったんですね。リルカ感激」

ハートマークが語尾に付きまくっている。

「何が、かんげ~きよ」

廉夏が吐き捨てるように言ったあと、にっこり笑う。

「そりゃ、あんな熱烈な招待状もらったら、無視できないでしょう」

「あら、何のことかしら? リルカ分かんない。先輩、怖い」

リルカが冬真に抱きつこうとすると、それを意外にも廉が止めた。

「ダメだよ。仮にも、人の夫になったばかりの者に手を出しちゃあ。せっかく、可愛いんだから、他にも目を向けてあげなきゃ。今日来たお客様が、かわいそうだよ」

廉がにっこり笑って言えば、ポーッとなったように廉を見る。

しかし、それはすぐある人物が遮る。

「お姉さま、お父さまがお呼びです」

そう言って、妹の穂波(ホナミ)が呼びにくる。

リルカはポーッとなったまま行く。

廉夏は、穂波に挨拶をする。

「久しぶりね」

「お久しぶりでございます」

そういって、頭を下げる穂波。

「相変わらず、可愛い奴じゃ」

「そんな、滅相もございません」

「あら、本当よ。私が男だったら嫁にもらいたいぐらいよ」

穂波は照れる。

「あれの、妹とは、とても思えん」

「楽しんでいって下さいね」

「そうだ。警告は確かに受け取ったわ」

それを聞き、穂波は固まる。

「ならなぜ。来たのですか?」

「私には守ってくれる騎士が2人いるから」

「騎士ですか?」

そう言うと、廉夏は両隣にいる廉と冬眞をに視線をやる。穂波は、にこやかに笑いながら言う。

「確かに、お二方とも強そうに見えますが、その油断がとても危険かと思います。相手を素人と侮らないで下さい。相手は死に物狂いで、来ますからどんな手を使って来るか、分かりません。なりふり構わず来るかと思いますどうか廉夏さんをお守り下さい」

そういって、逃げる。

「チッ、逃げられたか? つまらん」

「油断か? 僕ら油断してますかね。そんな気はないんですが」

冬眞が苦笑いで言う。

「油断しているか。そう言って俺達に発破(ハッパ)をかけているんだと思うぞ。よく気が付く子だよ」

廉が言う。

「廉兄もそう思うでしょう?」

「ああ」

「でも、これから、どうやって、暇を潰そうかしら」

「どうしよう?」

廉夏は悩む。

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