21. 騎士、牢番を解任される
「セドリック。お前、牢番解任だそうだ」
「……はあ」
第四騎士団騎士団長ミゲル・グラントの告げた一言に、セドリックは半端な返事をした。
神樹の森での《魔女》逃亡騒動から、1週間が過ぎた。
あの夜、セドリックたちは夜明け頃に魔術師団と合流したものの、その場の空気は最悪だった。
王国側からしてみれば、一度逃げた《魔女》が自分の足で戻ってきて良かったね、それでは不問に付す──などと穏便に済ませるはずもない。
かと言って、戻ってきたリコリスが大人しく頭を下げたのかと言えば、もちろんそんなこともなかった。
「逃げたことを謝るつもりはないけど、戻ってあげる。でも囚人としてじゃないわ。神樹を守るための共同研究者として扱いなさい」
薄霧の残る夜明けの森で、リコリスは澄ました顔でクレイヴンにそう言った。
セドリックの腕の中で声を上げて泣いていた面影を感じさせないほど、背筋の伸びた立ち姿だった。
「こちらがそれを認めると思うか?」
「認めさせてあげる、と言っているの。私を閉じ込めても神樹は守れないもの」
そこからの要求は、淀みなく続いた。
地下牢には戻さない。
神樹保全を最優先とする。
研究中はセルジュの同席を認める。
神樹の森への定期的な訪問を許可する。
古代魔術の軍事利用には、必ずリコリス本人の同意を必要とする。
立て板に水がごとく並べられた要求を、クレイヴンが丸呑みにするはずはない。
それでも、神樹の維持が国の生命線であること、それを維持するとうの樹術師に出し抜かれたことで、王国側の立場が弱くなっていたのは確かだった。
結果としてリコリスは、引き続き王国の監視下に置かれる代わりに、以前とは異なる待遇を得ることになった。
もっとも待遇が変わったからといって、現場の運用が即座に整うわけではない。
地下牢への収監は解かれたが、リコリスは未だ王都はおろか王城内さえ自由に歩けない。
今の彼女に与えられているのは、魔術師団の研究棟にある共同研究用の部屋と、その近くに急ごしらえで用意された休憩室。それから、そのふたつを往復する権利ぐらいのものだった。
囚人ではない。
だが、客人でもない。
共同研究者と呼ぶにはあまりに警戒され、けれど危険存在と呼ぶにはあまりに協力的な《魔女》に対し、結局のところ王国はどういう扱いが相応しいのかまだ決めかねているらしかった。
監視の責任は誰が負うのか。移動の許可は誰が出すのか。
第四騎士団と魔術師団の管轄は、どこで線を引くのか。
おそらく今この瞬間も、どこかの会議室で偉い人間たちが頭を抱えているのだろう。
つまり、祝・牢番終了である。
「……第四騎士団的にはどうなんですかね、これ」
「別に私たちは魔術師団と喧嘩をしたいわけではないからな。押しつけてきたものを、今後向こうがすべてを引き受けるというならいいんじゃないか」
渋い顔をするセドリックとは対照的に、温厚篤実な上司は穏やかにそう言った。
「それはそうかもしれませんが……今後、魔道技術の発展があったら、全部向こうの手柄になりませんか?」
「いいじゃないか──と、言い切るのも、ずっと牢番をしてくれたお前には悪いけどな、私は良いと思っている。私たち第四騎士団の仕事は王都の民と秩序を守ることだ。地味だけれど、必要なことだよ」
「……」
セドリックとて、自分の手柄を言い立てたいわけではない。ただ、《魔女》をめぐる一件で第四騎士団の働きがなかったことにされるのは、どうにも面白くなかった。
とはいえ、当の騎士団長がそれでいいと言うのなら部下が蒸し返すことでもない。
そう割り切って肩の力を抜いたところで、ミゲルの表情がにわかに曇った。
「ただその……少し、困ったことがあってだな」
「……はあ」
「魔術師団が《魔女》と共同研究班を立ち上げることになったらしいんだが……その、近接護衛兼連絡役にお前が指名されていて……お前の所属を魔術師団に変えたい、と……」
「………………」
セドリックはしばし黙り込んだ。
「引き抜きじゃないですか」
「いや、うん、そうなんだよ。だから困ってる。お前には本当に助けられてるから」
正直まっぴらごめんだった。
セルジュといいルーシーといい、魔術師団は変人の巣窟である。その一員として見られたくはないし、自分なりに第四騎士団の仕事に誇りもある。
とはいえ、リコリスに関わることとなれば話は別だった。
「せめて、出向なら」
「……とりあえず、本人希望としてその方向で伝えてみる」
ミゲルは少々複雑そうな顔をしながらも、セドリックの要求を受け入れてくれた。
* * * * *
「だあああ!!!」
セルジュから聞かされていた研究室の扉を開けた瞬間、耳をつんざくような奇声が飛んできた。
室内には紙束や魔道具、複雑な魔法陣の写しが無秩序に広がり、その隙間で数人の魔術師が机に突っ伏している。
やはりどう考えても、この一員にはなりたくない。
「あ、セドリックだ」
「え!」
紙束を抱えたセルジュが呟くと、傍らの椅子に腰かけていたリコリスがぱっと顔を跳ね上げる。
その反応に容易く緩みかけた胸の奥を誤魔化すように、セドリックは軽く片手を上げた。
「飯、持ってきてやったぞ」
ふたりに向かって手にした包みを掲げる。
現状のリコリスの待遇はお世辞にも整っているとは言えない。決められた部屋を往復する日々の中で、食事の手配も、休憩の時間も、誰がどこまで責任を持つのかさえ曖昧なまま。
当初、その辺りの面倒を見ると請け負ったのはセルジュだった。
僕ならリコリスもほかの魔術師より話しやすいだろうから、と自分から手を挙げたのである。
手を挙げたはずなのだが──何故か、こうしてセドリックが食事を運ぶ羽目になっている。というのも、魔術師という生き物は研究に没頭するあまり、外野が促さなければ休憩も食事も怠りがちになってしまうらしい。そしてそれは、困ったことに《魔女》も同じだった。
結果としてここ数日のセドリックは、食事時になると食堂で人数分の食事を受け取り、研究室まで運ぶ役目を担っていた。
もちろん所属すら定まらない現状、こんなものは正式な職務ではない。納得のいかない部分はかなりある。
だとしても、リコリスにはちゃんと食べてほしかった。
それだけの話である。
「研究、順調なのか?」
「いや、全然。詰まりまくってるよ」
セルジュは何故か晴れやかな顔でそう言った。
神樹と樹術師の魂の結びつき。命を分け合う間柄。
尊くも、エルドランにとっては明確な禁穴。
それを解決するため、リコリスと魔術師団は連日この部屋で研究を続けているらしい。
「神樹の循環を安定させる術式は、ある程度組めそうなんだ。理論自体は、リコリスがほとんど形にしていたからね」
「じゃあ、なにで詰まってるんだよ」
「最後の鍵」
セルジュは立ったまま、セドリックから受け取ったオープンサンドをかじり始めた。
一方のリコリスは包みを受け取ると、空いた椅子へ腰かけ、それから両手で大事そうにオープンサンドを持った。
「鍵?」
「神樹にとって、樹術師の魂は鍵みたいなものなんだよ。扉も回路もこちらで作れる。マナの流れも制御できる。でも、それだけじゃ神樹は受け取らない」
薄茶の瞳が机の上に広げられた魔法陣へと滑る。
そこにはセドリックには到底読み解けない記号と数字が、隙間もないほど書き込まれている。
無数の線が引かれた魔法陣の中で、その中心だけが抜け落ちたように空白だった。
「神樹に“これは樹術師の祈りだ”って認めさせるものが必要なんだ。神樹が必要としているのはただの魔力やマナじゃなくて、樹術師の魂を帯びた巡りだからね。
けど、それを僕たちではうまく再現できない」
「……つまり?」
「再現できないから、みんな机に突っ伏してる」
死屍累々。
「……さっき、なんで樹術師の魔力はこうなるんですか、って聞かれたから『数字で考えたことない』って言ったら倒れちゃった」
申し訳なさそうに呟いたリコリスが、机の上で力尽きている魔術師へ視線をやった。
セドリックはつられるように屍──もとい魔術師を一瞥したが、正直さして興味もなかったため、すぐにリコリスへと視線を戻す。
セドリックはリコリスの食事姿が好きだった。
特別に目を引く所作ではない。
森で育ったというわりには整っていて、静かで、けれど時折どこか抜けている。
パンを食べるとき、必ず両手で持つところ。
一口が小さいところ。
美味しいと思ったら、目を丸くして小首を傾げるところ。
今日持ってきたオープンサンドもどうやらお気に召したらしい。
リコリスが小さく首を傾げた拍子に短くなった赤い髪がふわりと揺れ、口元へかかった。
食べにくそうだな、と思ったときには、セドリックは自然と指を伸ばしていた。
流れ落ちたその赤毛をそっと彼女の耳にかけてやる。
その瞬間、リコリスの身体が小さく跳ねた。
「っ、なに?」
「あ、悪い。つい」
咄嗟に手を引く。
リコリスは瞳を伏せながら、わずかに頬を赤くした。
「別に……謝らなくても、いいけど」
「……」
思わず真顔になる。
正直なところ、セドリックはめちゃくちゃリコリスに触りたい。普通に抱きしめたい。
できるなら、その短くなった髪にも、頬にも、手にも、何度だって触れたい。
けれど、まだなにが解決したわけでもない。
神樹の問題も、リコリスの立場も、王国との関係も、すべてが宙ぶらりんのままだ。
そんな状態で当然のように恋人面をするのもいかがなものか。
「あー…………」
中途半端な声を漏らしながら、セドリックは湧き上がる衝動を誤魔化すように視線を彷徨わせた。
指先には、さっき触れた柔らかな赤毛の感触がまだ残っている。短くなってもリコリスの髪はリコリスの髪だった。
そういえば、と記憶の端がふと引っかかる。
彼女はあの髪で、魔封じの腕輪を壊したのだった。
セドリックの視線が何気なく黒板へ向かう。
そこには相変わらず意味のわからない術式や記号が並んでいたが、さきほどセルジュが口にした説明だけはぼんやりと耳に残っていた。
神樹に“これは樹術師の祈りだ”と認識させる鍵。
樹術師そのものは使えない。
だが、神樹にリコリスを見失わせないためのものが必要だというなら。
「その鍵っての、リコリスの髪じゃダメなのか」
「──馬鹿を言うんじゃないですよ!」
何気なく口にした瞬間、机に突っ伏していた魔術師が叫びながら顔を上げた。
「もう、試したんです! 彼女の髪が《核》の素材として優秀なのは間違いありません。けれど今必要なのは、《核》じゃなくて魂の応答なんですよ! いやなんだよ魂の応答って!」
そう言って、再び机に倒れ込む。
「……なんか、俺が悪かった」
「別に。セドリックはなんでリコリスの髪がいいと思ったの?」
雑談のつもりなのか、セルジュが柔らかな声で問いかけてくる。
勢いよく否定された考えを口にするのも正直気まずいが、セドリックは口を開いた。
「……前にこいつは、髪で魔封じの腕輪を壊しただろ。あれ、リコリスの魔力だか魂だかが宿ってるからできたんじゃないのか」
「それはそうだね。だから《核》の素材としては試した」
「まあそうなんだろうが……材料とか、核とかじゃなくて、だよ。リコリスの髪はリコリスの髪だろっていう……」
言ってるうちに、なにがなんだかわからなくなってくる。
セドリックはあまりの気まずさに、自らの頭を掻いた。
「いや、もういい。忘れてくれ」
「……リコリスの髪は、リコリスの髪」
しかしセルジュは、セドリックの戯言を復唱する。
てっきりいつもの嫌がらせかと思ったが、彼の表情はむしろひどく真剣だった。
「器じゃなくて……本人の一部。なら、循環式の起点に置いて、リコリスの魂の輪郭をマナの流れへ写す……?」
セルジュは呟きながら、リコリスを見やった。
「あの夜、リコリスは髪を高密度の魔力物体として術式を付与し、魔術を発動させるのに使った。それを目の当たりにしたからこそ、僕らにとってリコリスの髪は術式を刻むための媒体だった」
「あ、いや、無理なら無理でいいんだが──」
「でも違う。それだけじゃない」
セドリックの言葉を遮って、セルジュはどこか熱のこもった口調で続ける。
「髪は《核》の素材である前に、リコリスの一部だ」
その言葉を聞いた瞬間、さきほど倒れ込んだ魔術師が再びのろのろと身体を起こす。
どうやら会話は聞いているらしい。
「樹術師そのものを再現するのではなく……再現できない部分に、本人由来の媒介を置く……?」
「あんた、大丈夫か?」
「盲点だった……髪を術式を宿す器として見ることに思考が固定されていた……」
魔術師は震える手でペンを握りしめ、勢いよくセドリックを振り返った。
「ド素人じゃないと辿り着けない視点……! 素晴らしいです、その浅さ!」
「はっ倒すぞ」
セドリックは半眼で呻いた。
そんなやり取りを一切気にする様子もなく、セルジュが卓上の魔法陣に歩み寄る。
「でも、理屈としては通るかもしれない。
循環式そのものは僕たちが作る。マナの流れも、《核》の安定も、現代魔術で支えられる。でも、神樹に“これはリコリスの祈りだ”と受け取らせる最後の印だけは、僕たちには作れない。だから──」
「私の髪を使うのね」
それまで黙って耳を傾けていたリコリスが、静かに言った。
「うん。髪を消費する《核》として使うんじゃない。リコリスの魂そのものを巡らせる代わりに、髪に残る魂の輪郭を循環式へ写す」
「わかった。いいわ」
「おい、そんな簡単に頷くな」
提案したのは自分なのだが、セドリックは思わず口を挟んでしまう。
リコリスは淡く笑った。
「大丈夫よ。今度は、私が選んで差し出すの」
迷いのない、けれど穏やかな声だった。
「捧げるんじゃなくて、差し出すの。アシェンディールが私を見つけられるように」
そう言って、リコリスは肩の上で揺れる赤毛に指を差し入れた。
自らの髪を数本抜き取り、わずかに目を伏せる。けれどそれもほんの刹那のことだった。彼女はすぐにセルジュが差し出した薄い硝子皿の上へ、髪の毛をそっと置いた。
硝子皿が机の上に広げられた魔法陣の中心へと運ばれる。
魔術師たちが文字を刻み、式を重ねても、どうしても埋められなかったという場所。
神樹に“これは樹術師の祈りだ”と認めさせるための鍵穴。
セルジュが小さく呪文を唱えた途端、赤い髪が淡い金色の光を帯びる。
灯火のような、あるいは昼の光のような、どこか柔らかな輝きだった。
それに呼応するかのように今度は魔法陣全体が青白い光を放ち始めたかと思えば、ふたつの明滅が重なり始める。
髪から滲む金色の線が、これまで空白だった箇所へと伸びていく。文字でも数字でもないその光は、細い根のように枝分かれしながら青白い術式の中へ溶け込むように収まっていった。
セドリックには、それがなにを意味するのかわからなかった。
わかったのは、部屋中の魔術師が一斉に息を呑んだことだけだ。
机に突っ伏していた魔術師も、測定器を覗いていた魔術師も、誰ひとりすぐには声を上げなかった。セルジュでさえ黙り込んだまま、魔法陣を見つめている。
その沈黙が却ってセドリックを落ち着かなくさせた。
成功したのか。失敗したのか。
失敗したのだとすれば、自分は余計な口を挟んだのではないか。
それすら判じられないまま、視線だけをリコリスへ向ける。
リコリスは魔法陣の中央に置かれた赤い髪をじっと見つめていた。
頬に髪の先がかかっているのに払おうともしない。ローブを握りしめる指先だけが、微かに震えている。
「……なにが、起きたの?」
ぽつりと落ちたリコリスの声は、普段よりも少しだけ頼りなかった。
セルジュはすぐには応えない。眼鏡の奥の瞳が、魔法陣に走る金の線と硝子皿に上で光をこぼす赤い髪とを何度も行き来する。
「弾いて、ない」
やがて彼は低く呟いた。
「異物として拒まれていない。きみの髪は、魔法陣の空白にちゃんと収まってる」
「成立してる……ってこと?」
「少なくとも術式の上では、リコリス──樹術師の祈りの印として扱えてる」
リコリスの翠眼が不安定に揺れながら、魔法陣とセルジュとを行き来する。
彼女はひとつ息を呑み、躊躇いがちに唇を動かした。
「……アシェンディールは、受け取って、くれるの?」
明らかに震えた声音の問いかけに、セドリックは思わず口を開きかけて、けれどなにも言えずにそのまま閉じてしまう。
魔術のことはわからない。神樹のことも、リコリスほどにはわからない。
ただ、その問いこそが彼女にとって一番大事なのだということだけはわかるからこそ、安易な言葉は紡げなかった。
「まだわからない」
セルジュははっきりとそう言った。
「今わかったのは、髪を通してリコリスの印を術式に写せるかもしれない、ということだけだ。神樹本体に使うには、規模も、循環式も、安定化も全部組み直す必要がある。けど──」
そこでようやく、背後の魔術師が震え声を上げた。
「……術式、安定しています」
「髪の魔力反応、維持。消耗は見られません」
「空白部分との接続も保っています……暴走兆候、ありません」
その言葉を契機に、室内の空気が熱を帯びた。
誰かが紙を引き寄せる。別の誰かが黒板へ走る。
新たな式を書きつける音が、次々と重なっていく。
セルジュは魔法陣の中に収まった金色の線を見つめたまま、静かに息を吐いた。
「方向は見えた」
喜びというにはまだ慎重で、けれど迷いのない声だった。
「リコリス自身を《核》にしなくても、きみの髪を通して、神樹に樹術師の祈りを届ける方法があるかもしれない」
「──」
セルジュに微笑まれたリコリスは、大きく瞳を見開いた。
その横顔は瞬きすら忘れたように固まって、中途半端に開いた唇が微かに震える。
「リコリス?」
驚いたというよりは困惑を滲ませたその表情が気になって、セドリックはそっと呼びかけた。
リコリスは一度大きく身体を震わせてから、セドリックを振り返る。視線がどこか不安定に揺れ、やがてセドリックでも光り続ける魔法陣でもなく、なにもない床へと落ちていった。
「……いいことだわ」
顔を伏せたまま、リコリスはそう一言だけ呟いた。
声音は落ち着いていて、普段の調子とほとんど変わらない。
変わらないからこそ──その声は、まるで周囲の熱からひとりだけ切り離されたかのようだった。
「少し疲れたから、今日は戻るわね」
そう言って踵を返したリコリスは、傍らに立つセドリックを見上げた。
「ねえ、セドリック。私の部屋まで、ちょっと着いてきてくれる?」




