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鳳鳥不至
・原文
子曰
鳳鳥不至。
河不出圖。
吾已矣夫。
・書き下し
子曰く
鳳鳥至らず。
河、図を出ださず。
吾已んぬるかな。
・解釈
先師は言われた
『天に鳳凰は飛び舞わず』
『大河から龍馬は出でず』
『これは聖人名君の兆しなし、もうどうしようもないな』
・私言
『已んぬるかな』と言う言葉は結構好きなんだが、口に出すと『やんなるな』(いやになるな)に聞こえるらしい
・用語
鳳鳥:鳳凰の事、名君が世に現れる時の瑞兆、ちなみに鳳は雄で凰は雌
図:伝説で黄河から現れた龍馬の背に描かれていた絵図、聖人が世に現れる時の瑞兆
已矣夫:『やんぬるかな』と読む、諦観の意で『もうどうしようもない』と察している状況
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