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幸福だった世界をもう1度 ~2度目の人生も幸福になりたい~  作者: 年齢詐称余裕
エピソード1:プロローグ・原作改変~
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STORY2:原作改変の為

大広間にたどりつき、重いドアをギギギと押し開いていく

見えてくる広い世界と模した大広間だった。


左右には数名のメイドが並んでおり、軍隊のようにゾロっと綺麗に礼をしている。


その中に1人、挙動不審で並びに揃わない浮いたメイドがいた

クロエはやや厳しめにビシっと指摘する


「あわわわわ・・・」

言葉に慌てようがでているこのメイド。


「ジーナ!落ち着きなさい、ルミネス家におけるメイドたるもの、いかなるときでも毅然としなさい・・・。」

このジーナというメイド、どうやら新入りらしいがいきなりクロエのこの厳しい指導。

総勢16人くらいいるな・・・

クロエは従者でオレの付きになったから、補充されたのかと推測した。


クロエは不揃いなことを指摘したよりは、挙動不審なコトを指摘しているようだった。

「わたしは元メイド長であるゆえ、きっちり指導しなくてはいけません。」


そういってそのまままっすぐ所定の場所へいくと

貫禄のある立ち振舞いの男、その男こそこのルミネス家の家長である

ブレイブ・ルミネス伯爵そのものである。

「ホープ、今日は誕生日を祝うと同時にルミナイトセイバーの継承も行う、ここまでよく育った、わたしは感動しているよ。」


父であるブレイブは雰囲気でわかる

きっと大事にしてくれてたんだろうなって。


続いて母であるディボから

「ホープ、あなたは優しくていつも気を使ってばっかり。たまにはワガママをいってくれてもいいのよ?」


オレはこの家族温かいなと思う。

そしてこのホープ・ルミネスという男は家族に愛されたのだと・・・

だからオレはここで決断を強いられてしまうのだ

継承はいい。そのあとだ。


継承式の前に食事をすることに。

オレは無知なのでここで爆弾を落とすことになる・・・


メイドたちは早々に立ち去り 一部だけが残り 食事を振る舞ったりしている

しかし食しないことについ言及してしまった。


「みんなで食事しないのですか?」


沈黙・・・

これはやっちまったのか??


父からフォローが入った

「気持ちはわからんでもないが、身分の差があるからな・・」


メイド達からも

「お気遣い、痛み入ります」


ものすごく血の気が引いている

なにがって?オレは元々現代の日本人だ。中世のことなんてわからんし

こんなの知るわけねーのだが

いつかこんなの繰り返して不敬とかそういうので目上の人怒らせたりしないだろうな・・?

不安が押し寄せてきている・・。


そしてまた浮いたメイド、ジーナが給仕中にそれをみてプークスクス。


指導のために周りをみていたクロエがこれでもかというくらい怒声を浴びせた。


「ジーナ!!!」アナタ・・・。


「ひっ・・・」

怯えていてさらに運んでいた飲み物もこぼした

「いやぁぁぁぁ!!!」あまりにもショックすぎて緊張とパニックに。

クロエが足早に歩み寄っていった・・。


ジーナの付近にきてなにがおきるかと食べながらもヒヤヒヤしていたが


「仕方ないわね・・・貸しなさい・・?」

穏やかな口調と手際で綺麗に処理していく・・・


「クロエせんぱーい・・・;」


口元を緩ませてジーナに向き直るクロエ。

「落ち着きなさい、失敗してもそれをどう立て直すか考えなさいな。」


半泣きのジーナは

「はい・・・」

落ち着いた様子で続きの片付けをしていく。


オレも、見習わないといけないな・・・。

調べるネットもないけど、もっと慎重にやらないといけないのかもしれない。

ましてや貴族といえど伯爵の嫡男程度、といったら失礼だが決して最上級の身分でもないし、日本のようなある程度自由な人付き合いでもない。


日本っていかに恵まれた現代の社会だったんだなと。

決して楽ではない世界ではないけど、それでもこの世界よりは不自由はなかったはずだ。


でも、ここでもう1度始まったなら

それをサボらずできることはやっていく、それがオレだろう?

生前もそうだった。


食事も済んで、オレは継承式に挑むべく

両親とアドーと共に、式に向かう


狭い場所を抜けて、薄暗い照明

神秘的な騎士の像が扉の両側に立っており、扉もなにかの封印が施されているようだった。


父が扉の中央、丸い宝石の埋まったとこに手を置く

しばらくして扉のあらゆる場所から回路のように光の線が通り

ゆっくりと左右にスーっと開いていく。


よくわからない仕掛けだが、この世界のからくりも相当なものだ。



小部屋で狭いがそこはさっきのような背景ではなく神々しい大理石のような壁に囲まれているキラリと光る壁素材。


足元も歩いた道の床板だけが光っていく。

その奥には 光輝く台座に飾られている剣。

ピンクっぽいのか白ピンクなのか・・・。


父はその剣を鞘からビュイーンと金属らしからぬ音を立てて引き抜いた。

一度抜くとその光るピンクっぽい色がより色濃く染まる。

刃全体がその色だったのか・・。


「この剣こそが、わが家宝であり継承すべきもの、ルミナイトセイバー。」

父はもう1度鞘に戻し、台座に置いた。


「この剣、月の光と己の心を映し出す刃先になると言われている。」

父は語る。

「わが家は代々これを18になったときに継承してきた。」


オレは質問した

「自身が使っていても、もし子をなしたときその子が18になれば譲れ、といった話でよろしかったでしょうか?」


父は頷く

「左様だ、そのときは子に世継ぎにできる。任意ではあるがな。」


「返答いただき、ありがとうございます。」

オレは丁寧に礼を言った。



そしてその剣は台座から鞘ごと取って、オレの手へと手渡された。

ずしりと重い。

最後に生前社会人やってたころの力仕事では60キロくらいのものは引っ張れた。

持ち上げるという話とは違うが腕力もそこそこあったものの

このカラダのフィジカルはどうなっているのだろうか・・この重さを扱えるのだろうか?


鞘を身に着けて常備するようにしよう。


クソおもいな・・これ・・・


でもこのカラダ、若いし不足なら鍛えるとかしないと・・・

だって本来のホープじゃないしな。

オレの知っているホープは25歳だから相当使いこなしていたんだよ。


まずはホンモノに対する解像度が低いと周りからも疑われたりするリスクもあるし、戦いになったら・・・死ぬ。


式が終わり、オレはこのあとしないといけないことがある。

理由はなんでもいい 思いついたことでなんとか乗り切る。


原作で起きることを考えたらやらないといけないことは多い。

オレが幸福になるために・・・そして周囲をも不幸にしたくない。



一応描写で伝わらない部分はこの時点ではあえて伏せてあることでもあるので

今後をお楽しみいただければ幸いです。

説明しすぎないようにしていますが それでも未熟ものなのでそこは申し訳ありません。

あとこの世界観のためにちょっと調べたりはするんですがおかしい点がでてきたらホントスイマセン。

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