STORY1:世界の理と目的
「・・・様。」
「・・・様・・・起床のお時間です。」
遠くから声が聞こえる・・・オレ・・死んだよな・・・多分。
死後の世界で呼ばれてんの・・?
目は開くか・・?
開く・・・か・・?
開いた!
うっすら開いた、光が目に刺さっている。
その先に覗き込む女性・・・?誰??
日本では・・ないよな?外国・・・?
いやむしろなんでこうなってるんだ?
この女性・・メイドっぽくない?
そして誰?この人。
端正な顔立ちで黒髪でハーフアップっぽい髪型だな・・。
そして目は碧い
なによりも注目すべきはその双丘である、でっか!!
「ホープ様、そろそろ起床のお時間ですよ。」
恐る恐る聞いてみる、なんか都合よく日本語通じてるみたいだし。
「あの・・・アナタは・・どなた??」
するとメイド風の彼女はジト目をして返事する
「それは寝ぼけているのですか?それともわざとからかっているんですか?」
しばらく時が止まったように硬直する
その後彼女はため息を軽く吐きつつ
「わたしは従者のクロエですよ、クロエ・カーディアです。」
こういった状況の礼儀などあまり知らないオレはできるだけオレにとっての誠実に返答とする
「答えてくれてありがとう、クロエ。」
するとパァっと笑顔になり
「いえいえ、当然のことです。」
ここで気づいたことがある。
ホープ・・?どっかで引っかかるこの名前。
メイドいや従者・・?
なるほど・・・これはあれだと気づく
「ロストブレイドの世界??!」
ホープって名前で引っかかってたわ。
とりあえずこの世界がそうだとして・・・。
オレはプレイヤーではなく、このゲームの登場キャラとして生まれ変わったと・・・?
クロエはゆっくりと近づいてきた、背は165くらいかな。
「本日のお召し物はこちらです、どうぞ。」
すごい装飾のほどこされた衣装・・・
うん、さすがだ。
クロエは続けて問う
「お召し替えをお手伝いしましょうか?」
お手伝い・・??
おい!ちょっとまて。全部着替えを手伝うって意味か??
それはまずい・・・
視線が自然とクロエの双丘に・・・。
目のやり場に困るし今これによって・・・くっ・・。
「お気遣い感謝!でも自分でやれるから大丈夫だ!」
必死にアレを見せずに着替えることに。
そのせいか口調まで急におかしくなるのだった。
着替えたあと、自身を鏡で見ると・・・
なんか金髪で目が金、顔立ちは端正だが、模範的すぎる。
きらびやかな衣装だ、こんなん普段から着てるのだったら相当だろう。
転生前より少し身長高いか?さっきから視点も高いし。
5センチほど微々たるものだが高く感じた。
生前は某配信者にホビット扱いされるボーダーラインギリギリのセーフだったからな。
「素敵ですね、なんか貫禄を感じます。」
毅然とした態度だが表情は柔らかいクロエ。
口元が緩んでいる。
自然とお礼がでるオレは
「ありがとう、だけどこれ普段からこれなの?」
疑問を問うことにした・・
首を横に振るクロエは
「いえいえ、本日は18の誕生日である宝剣の継承式ですよ。お忘れですか?」
原作のストーリー回想にあったやつか?
ホープは18の誕生日に継承式で宝剣「ルミナイトセイバー」を継承すると。
オレは訊くことにしたが、あまりやりすぎると不審がるよな?
式は来賓とかいるの?
クロエはヘンな顔をして返答する
「いえ、家族と従者とメイドだけで行われる伝統の式です。ホントにお忘れになったんですか?体調大丈夫ですか?」
これはさすがに訊きすぎたか・・?
「いや、ぼーっとしててね・・・ごめん。」
くだらんことはきかんことにしよう。
一応この館は大広間があるときいた
廊下を歩いているとダダダと音を立ててドカっとぶつかる衝撃
ぐっ!?
「お兄様!!!!」
振り向くと無邪気な感じの少女
金髪ロングで目が金色。少し幼い顔立ちと幼児体型。
このコは妹のアドーというのは原作で知っている・・・。
さっきのでクロエに相当怪しまれているのでここは知識を活かして。
「アドー、危ないよ、兄はケガをしちゃうかもしれないだろ?廊下は走らない。」
口をアヒルのように尖らせるアドー。
「はーい・・・」
クロエも注意している
「アドー様、転んだりして傷がついたらどうするのです?女性は傷を負うことは人生をも左右しかねませんので。」
だいぶ厳しい。
ある程度はホープ自身のキャラ人格はわかる。
なりきりつつ自身のやらねばならないことをしていくしかあるまい。
もう1度幸福を得る為に・・・。
従者は人専用につくらしい
メイドは家全体のお仕事をするという区別があると。
調べたりはしてるけど 不足してることが多いかもしれませんね。




