登場人物紹介1 魔族領
登場人物紹介
光の女神ステラ
種族:神 / 立場:世界の創造主
この世界を創造した存在。
世界のどこにでも存在し、同時にどこにも存在しないと言われる神。
一人称や明確な姿、性格などは知られておらず、人々の前に直接姿を現すことはない。
世界を創り上げた後は、ただ静かに世界の行く末を見守り続けている。
人々の争いや選択に直接介入することはなく、命ある者たちが自ら考え、歩む姿を見届けている。
聖王国ルミナリアでは信仰の対象となっているが、実際には人々が語る「ステラの教え」の多くは後世の解釈や、エルダーツ・リストによって利用された偽りのものも含まれている。
それでも、ステラ自身は人々の自由な選択を否定することなく、静かに世界を見守り続けている。
静寂の城
バラム・マグノリア
種族:魔族 / 役職:魔王
現魔王にして、静寂の城の主。
膨大な魔力と圧倒的な戦闘力を持つが、争いを好まず、誰かが傷つくことを何より嫌う心優しい魔王。
一人称は「我」。魔王らしい威厳ある話し方をするが、面白いことや楽しいことが大好きで、周囲を巻き込んで様々な企画を立ち上げる。
魔王軍幹部
ガエン・ヴァルク
種族:オーガ / 役職:魔王軍幹部・財務担当
本作の主人公。
幼少期は人間の農家である夫妻に育てられた。
ぶっきらぼうで荒っぽい話し方をするが、根は非常に仲間思いで面倒見が良い。
冒険者としては「農家」という職業ながらAランクの実力者。
魔王バラムの理想を実現するため、様々な困難に立ち向かう。
ダグラス・リバル
種族:死神 / 役職:魔王軍幹部
寡黙で冷静な魔王軍幹部。
必要以上のことは話さず、常に落ち着いた判断をする。
愛用の武器は黒い大鎌。
感情を表に出すことは少ないが、仲間への信頼は厚く、ガエンにとって頼れる相棒的存在。
ラーシャ・エルミナ
種族:ダークエルフ / 役職:魔王軍幹部
非常に丁寧な話し方をし、基本的に相手を「○○さん」と呼ぶ礼儀正しい女性。
生まれ育った環境から自己肯定感が非常に低く、自分を責めてしまうことが多い。
しかし、その内に秘めた魔力は魔王に匹敵するほど強大。
ナラ・リーゼ
種族:ピクシー / 役職:魔王軍幹部・諜報担当
小さな体を持つ天真爛漫な少女。
一人称は「ボク」。
元々は諜報員として静寂の城へ訪れたが、城の楽しそうな雰囲気とバラムに惹かれ、そのまま仲間となった。
明るく元気な性格で、時には小さすぎる体のせいで存在に気付かれないこともある。
ミリア・ナーガ
種族:ラミア / 役職:魔王軍幹部
何を考えているのか分からない、不思議な雰囲気を持つ女性。
一人称は「私」。
淡々とした口調で突然意味不明な発言をすることが多い。
ビルムと「うさぎドラゴン」というお笑いコンビを組んでおり、ボケ担当。
ビルム・アルキス
種族:ドラゴニュート / 役職:魔王軍幹部
関西弁で話す、気さくなドラゴニュート。
一人称は「俺」。
面倒見がよく、仲間から頼られる兄貴分。
ドラゴニュートでありながら飛ぶことが苦手で、特に着地は壊滅的。
ミリアと「うさぎドラゴン」を組み、ツッコミ担当として活躍している。
ルード・ディアス
種族:ホークマン / 役職:魔王軍幹部
気のいい兄貴分のような性格のホークマン。
一人称は「俺」。
高速飛行を得意とし、空中での機動力は非常に高い。
しかし、極度の方向音痴で、目的地へ向かっているはずが壁や地面へ激突することもしばしば。
マルド・リグリアル
種族:ハイオーク / 役職:魔王軍幹部
自称、絶世のイケメン。
一人称は「俺」。
常に爽やかで自信満々な態度を崩さないナルシスト。
本人は完璧な格好良さを追求しているが、周囲からは呆れられることも多い。
ミノ
種族:ミノタウロス変異種 / 役職:魔王軍幹部
通常のミノタウロスを遥かに超える巨体を持つ存在。
圧倒的な怪力を誇るが、性格は非常に優しく穏やか。
子供が大好きで、見た目とは裏腹に心優しい性格。
力加減が苦手で、物を壊してしまい、直そうとしてさらに壊してしまうことがある。
デルスト
種族:ボアマン / 役職:魔王軍幹部
人懐っこく優しい性格のボアマン。
ただし、滑舌が壊滅的に悪く、ほとんど誰も彼の言葉を理解できない。
会話は基本的にジェスチャー大会になる。
魔王軍では唯一、ナラだけがデルストの言葉を理解できる。
静寂の城の居候
マイト・アークライト
種族:人間 / 役職:勇者
現代の勇者。
先代勇者アイラ・アークライトの血を継ぐ者。
3歳の時に両親を魔物に殺され、その後は剣聖スレイドに育てられた。
7歳の時に勇者として覚醒する。
明るくマイペースな性格で、どんな状況でも飄々としているが、大切なものを守る覚悟は誰よりも強い。
勇者でありながら静寂の城で暮らし、魔王バラムや魔王軍幹部たちと共に生活している。
ドワーフの里
ドワルゴ
種族:ドワーフ / 役職:ドワーフの里の長・鍛冶師長
魔族領にあるドワーフの里を治める長。
一人称は「ワシ」。
「〜じゃ」という古風な話し方をする。
ドワーフの中でも特に大柄な体格を持ち、一般的なドワーフよりも一回り大きい。
長としての威厳を持ちながらも、職人としての誇りを何より大切にしている。
鍛冶師長も務めており、武器や道具を作る技術はドワーフの里でも最高峰。
長年培った経験と確かな技術で、多くの職人たちから尊敬されている。
バルグラム
種族:ドワーフ / 役職:石工頭
ドワーフの里において、長であるドワルゴに次ぐ地位を持つ職人。
一人称は「ワシ」。
ドワーフらしい豪快さを持ちながら、職人としての誇りと高い技術力を持つ。
石材加工や建築技術に長けており、その手先の器用さはドワーフの中でも随一。
長年の経験によって培われた確かな技術で、精密な細工から大規模な建築まで幅広く手掛ける。
ドワルゴとは長年共に里を支えてきた信頼関係があり、ドワーフたちからも厚い信頼を受けている。
ドワーフ達
種族:ドワーフ
ドワーフの里で暮らす職人たち。
鍛冶や石工、様々な技術を受け継ぐ職人気質の者たち。
声が大きく、豪快で、何かあるたびに大騒ぎする賑やかな性格。
酒と宴を好み、仕事中でも職人同士で意見をぶつけ合うことが多い。
一見すると騒がしく見えるが、仲間意識は非常に強く、里の仲間や自分たちの技術に対する誇りは誰よりも高い。
ドワルゴやバルグラムを尊敬しており、二人の指示のもと最高の武器や建築物を作り続けている。
魔族領・氷雪都市クリアフォル
フロスティア
種族:魔族 / 役職:氷雪都市クリアフォル統治者 / 通称:氷の女王
氷と雪に覆われた魔族領・氷雪都市クリアフォルを治める女王。
一人称は「私」。
誰に対しても冷静かつ丁寧に話し、常に感情を表に出さないため、「氷の女王」の異名にふさわしい冷酷な人物と思われている。
白銀の長髪と透き通るように白い肌を持つ、美しく気高い女性。
しかし、その冷たい表情とは裏腹に、実は大のお笑い好き。
面白い出来事や冗談に弱く、公の場では女王としての威厳を保つため、必死に笑いを堪えていることも少なくない。
そのため、表情一つ変えずに肩だけが小刻みに震えていることがある。
氷雪都市を統べる女王として民から深く敬われる一方、素顔を知る者は「意外と親しみやすい人物」と評している。
シャーレ・クリオール
種族:元水の精霊 / 役職:クリアフォル大臣
氷雪都市クリアフォルでフロスティアを補佐する大臣。
青い髪と青い瞳、透き通るような白い肌を持つ、美しい女性。
元は水の精霊であり、その穏やかな雰囲気と優しさは現在も変わらない。
一人称は「私」。
丁寧な口調で話すが、堅苦しさはなく、誰に対しても親しみやすく接する。
フロスティアからの信頼も厚く、政治や都市運営を支える右腕として活躍している。
一方で大のゲーム好きという意外な一面を持ち、司法国家サイヴァーン国王・リターシャとはゲーム仲間。
立場を忘れてゲームの話で盛り上がることも多く、公務の合間の楽しみとなっている。
爆笑サーカス団
職業:お笑い芸人
氷雪都市クリアフォルで絶大な人気を誇るお笑いコンビ。
ピエロ姿で大道芸と漫才を融合させた独自の芸風を持ち、子供から大人まで幅広い世代に親しまれている。
クリアフォルでは「一番面白いコンビ」と評判で、公演の日には多くの観客が詰めかける。
氷の女王フロスティアもお気に入りで、公演を真顔で鑑賞しながら心の中では必死に笑いを堪えている。
ダン
種族:狼の獣人
爆笑サーカス団のメンバー。
ピエロ姿で舞台に立ち、大道芸と笑いを織り交ぜたパフォーマンスで観客を魅了する。
相方のショウとの息の合った掛け合いを武器に、クリアフォル随一のお笑いコンビとして活躍している。
ショウ
種族:猿の獣人
爆笑サーカス団のメンバー。
ダンと共にピエロ姿で舞台に立ち、アクロバットや大道芸、お笑いを組み合わせた芸を披露する。
抜群のコンビネーションで会場を笑いに包み込み、クリアフォルを代表する人気芸人として知られている。
軍事国家バルファード
レムルス
種族:悪魔族 / 役職:軍事国家バルファード国王 / 異名:軍師王
軍事国家バルファードを統べる国王。
短い金髪と頭部に生えた角が特徴の悪魔族。
一人称は「私」。
冷静沈着で非常に頭の回転が速く、優れた戦略眼を持つことから「軍師王」の異名で知られている。
常に論理的に物事を考え、感情ではなく事実を重視する性格。
憶測や噂話を嫌い、自ら情報を集め、確かな証拠に基づいて判断を下す慎重さを持つ。
その一方で、事実によって自分の考えが覆された場合は素直に認める柔軟さも兼ね備えている。
卓越した知略によってバルファードを支え、多くの部下や国民から深い信頼を寄せられている。
アッシュ・レイフォード
種族:悪魔族 / 役職:バルファード諜報員
軍事国家バルファードに所属する優秀な諜報員。
常に布で口元を覆い、顔には痛々しい傷跡が残っている。鋭い牙がのぞく風貌から近寄りがたい印象を与えるが、その実力は国内でもトップクラス。
一人称は「俺」。
寡黙で冷静な性格。任務中は感情を表に出すことはほとんどなく、必要最低限の言葉しか話さない。
固有能力である「千里眼」を駆使し、遠く離れた場所の様子を把握したり、情報を収集したりすることを得意としている。
危険地帯への潜入から各国の動向調査まで幅広く担当しており、その正確な情報は軍師王レムルスからも厚い信頼を得ている。
バルファード兵士団
所属:軍事国家バルファード
軍事国家バルファードの精鋭兵士たち。
日々厳しい訓練を積み、国を守るために鍛錬を欠かさない。
規律を重んじ、レムルスの指揮のもと高い統率力を誇る。
ガエンたちの指導を受けたことで、それまで以上に戦闘技術や連携能力が向上し、国全体の戦力が大きく強化された。
兵士一人ひとりが成長を実感しており、ガエンたちに対して深い敬意を抱いている。
海洋都市国家アトラマリス
オリバ・アルバレス
種族:人間 / 役職:アルバレス商会会長
海洋都市国家アトラマリスを代表する豪商の一人。
魔道具や希少品を中心に扱うアルバレス商会の会長。
一人称は「俺」。
荒っぽい言葉遣いをする豪快な人物で、商人らしい度胸と行動力を兼ね備えている。
表向きは魔道具や希少品を扱う大商会を経営する一方、裏では裏社会にも深く関わり、カジノなどの娯楽施設も運営している。
善悪にとらわれず利益を追求する現実主義者だが、商人としての信念は持っており、実力のある相手は立場を問わず認める器の大きさも併せ持つ。
カイ・レオナルド
種族:悪魔族 / 役職:レオナルド商会会長 / 異名:海運王
海洋都市国家アトラマリスを代表する豪商。
物流や海運を中心に世界各国へ事業を展開するレオナルド商会の会長であり、その功績から「海運王」の異名で知られている。
一人称は「私」。
誰に対しても礼儀正しく、非常に丁寧な口調で話す紳士的な人物。
優れた経営手腕を持ち、商人として常に冷静な判断を下す一方、人との信頼関係も大切にしている。
護衛兼用心棒として剣聖スレイドを雇っているが、自由奔放なスレイドに振り回されることも多く、本人は護衛というより「いいように使われているのでは」と思われる場面もしばしば。
それでもスレイドの実力は誰よりも認めており、良き相棒として信頼している。
サラ・ヴァイス
種族:狐の獣人 / 役職:ヴァイス商会会長
海洋都市国家アトラマリスを代表する豪商の一人。
香辛料やハーブを中心に取り扱うヴァイス商会の会長。
長い銀髪を後ろで束ねた、美しい狐の獣人の女性。
一人称は「私」。
鋭い眼差しと高圧的な口調が特徴で、相手を圧倒する威圧感を持つ。
商売に対しては非常に厳格で妥協を許さず、利益だけでなく品質にも強いこだわりを持つ実力派の商人。
冷たい印象を与えがちだが、その判断力と経営手腕は一流で、多くの商人から一目置かれている。
香辛料やハーブに関する知識は群を抜いており、その品質の高さからヴァイス商会の商品は世界各国で高く評価されている。
商業ギルド長
役職:商業ギルド代表
アトラマリス全体の商業活動を管理する存在。
商人同士の取引や市場の調整など、都市の経済を支える重要な役割を担う。
工業ギルド長
役職:工業ギルド代表
アトラマリスの工業分野を支える存在。
職人や工房をまとめ、都市の発展を支える。
スレイド・シルファード
種族:人間 / 称号:剣聖
世界でも屈指の剣技を誇る剣士。
一人称は「俺」。
「剣聖」の名を持つほどの圧倒的な実力者だが、その性格は自由奔放で自分勝手。
酒とギャンブルをこよなく愛し、思いつきで行動することも多い破天荒な人物。
しかし、幼いマイト・アークライトを育てていた時期は、酒とギャンブルを完全に封印し、師匠として彼を導くことに全力を注いでいた。
現在は海洋都市国家アトラマリスのスラム街で暮らしており、住民からは親しみを込めて「スーさん」と呼ばれている。
普段は酒場に入り浸り、ギャンブルに興じる姿も見られるが、その裏ではスラム街の孤児院のために金を稼いでいる。
自分が褒められることや感謝されることは好まず、あくまで「自分が勝手にやっているだけ」と言い張る。
破天荒でだらしなく見えるが、本質は誰よりも人を大切にする優しい人物。
魔族領・ドラゴンの谷
竜王ゼノ
種族:竜族 / 役職:竜王
ドラゴンの谷を統べる、竜族の王。
山のように巨大な黒竜の姿を持つ、圧倒的な存在。
長い年月を生きる竜族の中でも特別な力を持ち、人間の姿へ変化することもできる。
人間の姿では、黒髪に黄金の瞳を持つ青年の姿となる。
竜族には元々「名前」という概念がなく、個体を名前で呼ぶ文化も存在しなかった。
かつて人間たちから「ゼノガル」と呼ばれていたことをガエン達に話した際、「じゃあゼノでいいよね」と言われたことをきっかけに、現在はゼノと呼ばれている。
一見すると威厳ある竜王だが、面倒見がよく、間違ったことをする者を放っておけない性格。
ドラゴン達に説教をしている姿がよく見られ、周囲からは偉大な王でありながら、どこか親しみやすい存在として慕われている。
ドラゴン達
種族:竜族
ドラゴンの谷に暮らす、強大な力を持つ竜族。
赤、青、緑、白、黒など、様々な色のドラゴンが存在し、それぞれ異なる特徴や能力を持つ。
長い年月を生きる種族であり、圧倒的な力と高い知性を備えている。
かつては世界各地で名を知られる存在だったが、現在では人間や他種族との関わりを避け、静かに暮らしている者も多い。
ドラゴン達の間では温泉が人気で、強大な力を持つ竜達がのんびりと湯に浸かる姿を見ることができる。
また、古き時代を知る長老格のドラゴン達は、世界各地に身を隠すように暮らしており、長い年月で培った知識を守り続けている。




