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驚き

またしても更新が遅れてしまいました。どうか見捨てないでくださな(/_;)/~~

では短いですが是非続き、読んでみてください。

「――というわけで、ここにネビール王国ニーナとアレン王国アミレスの婚約を発表する。」


パチパチパチ――


前のお父様の誕生日パーティーよりは少ないけどやっぱり人前はすごく緊張する。さっきからチラチラっとアミレス様の様子を見ているけどずっとニコニコしてるの。彼はきっと本当は女の子だったのね。どんな状況でも笑顔を絶やさないことが素晴らしいレディだもの。お母様も、久しぶりのパーティーでさっきまでとてもはしゃいでいたのにあんなに落ち着いて談笑なされて、、、。見習わなくちゃ。でも、、、。


「ニーナ様、ニーナ様っ。」


「は、はい!?」


「あのショートケーキ、美味しそうですねー。」


「え?あ、ええ。そうね。」


「食べにいきましょうか。」


「良いのかな、、、?」


「もう今日の目的は果たしました。それに、早く食べないと無くなってしまいますよ。」


「そ、それはそうね。よし、発表の前は全然食べた気がしなかったの。デザートでお腹一杯にならなくちゃ!!」


「はいっ!!」




「お二人とも可愛らしいわね。」

「あんなにはしゃいで。」

「お似合いだわね。」

「お友達みたい。」




そんな声があちらこちらから聞こえてきたけど今は目の前のご馳走が優先。アミレス様と豪華に盛り付けられたフルーツやケーキを食べ始めた。そして暫くして、周りが急に静かになった。



「どうしたのかしら?ねえ、アミレス様。、、、アミレス様?」


「こうゆうことですか、お兄様、、、。」


隣にいるアミレス様を見るとにっこり笑って何度も頷いていた。



「え?どうしたの?」


「ニーナ様、見てください。」


アミレス様が指差したのはさっきまで私が嫌々注目を浴びていた場所。でも今そこにいるのはアルとクリスだ。



「え、え?どういうこと?」




「――えー、皆さま。もうすぐパーティーもお開きになりますが、ここで私、アレン王国のアルクスからも皆さまにお伝えしたいことがあります。」



―ザワザワ



「私はここにいるクリスという女性と結婚することにしました。」




「――え?どこの王女様?」


「――私は知らないわ」


「――私もだわ」



「えー!!いつの間に結婚なんて決まったの!?私、聞いてないよ!?」


「僕もですよ。」


「嘘だあ。だったらなんでそんな余裕そうなのよ。」


「お兄様がこの1週間ずっとお父様のお部屋に行って話し込んでいたようでしたので。」


「それでクリスとの結婚を認めてもらえたのね!?良かっ「まだだけどな。」」


「お兄様。」



私の言葉を遮ったのは勿論アル。まだ周りが騒がしいけどアルとクリスは私達のところに来ていた。



「どういうこと?」


「1週間親父と話したんだけどまだ了承は得ていない、ってことだ。」


「え?それなのに発表しちゃうなんてっ。大丈夫なの!?」


「こんな機会を何度もつくるのも面倒だろ。お前達のに便乗させてもらった。」


「便乗って、、、。意味がわからない、、、。」


「ことあるごとにこんな大がかりな会を開くなんてって、ニーナだって思うだろ。」


「そりゃ、そうだけど――。」


「そんなに心配してくれるとは思ってなかったぜ。」


「私はクリスの心配をしてるのよ?」


「わ、私のことなら、し、心配し、ないで、ください、、、。」


「ええ、遠くからでも思ってたけど、ものすごく動揺してるわね。」


「わ、私にもなにがなんだか!!さっきアルクス様に呼ばれて、あ、あのようなことにっ!!」


「クリスにも言ってなかったのね。」


「話す時間がなかったんだ。」



「――アルクス。」


「、、、親父。」


「ちょっと来なさい。」


「はーい。、、、じゃ、そういうことで、またな。」


「あ、うん。」



アルはアレン様のに呼ばれて行ってしまった。大丈夫かな?でも、アレン様、あんまり怒ってる風には見えなかったな、、、。アルの後ろ姿を見つめるクリスはさっきまでのあたふたしたかんじはもうなくなってる。その代わり――



「アルクス様っ!!」



その代わり、アルとの結婚を絶対に認めてもらいたいという強い眼差しをして、今、アルとアレン様を追いかけに走っていった。





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