第640話 止まらない発想
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『平民出身の転生執事、最強王女を育成する』という作品です。
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翌朝。
アルフレッド殿下とセリカさんが、王都へ帰ることになった。
俺とミラ、ガイル、ナディアは、屋敷の玄関前で二人を見送った。
「リオン。色々とありがとう。とても有意義な時間だったよ」
「こちらこそ、ありがとうございました」
「港の件については、エドガーにも連絡しておくね。王宮の測量資料も、追加で送らせるつもりだよ」
「助かります。こちらも早速検討を始めたいと思います」
アルフレッド殿下が微笑んだ。
「ははっ。君なら、もう何か考え始めているんじゃないかな?」
「実は、少しだけ」
「やっぱりね」
殿下が楽しそうに笑った。
その隣では、セリカさんがミラと話していた。
「ミラ様。昨日は楽しい時間をありがとうございました」
「こちらこそ、ありがとうございました。セリカ殿下」
「四か月後の式典で、またお会いできるのを楽しみにしていますね」
「はい。私も楽しみにしております」
ミラが一礼する。
ナディアも二人に別れの挨拶をした。
やがて、王家の紋章が描かれた馬車がゆっくりと動き始めた。
「リオン。また会おう!」
「はい!お気をつけて!」
俺たちは、馬車が見えなくなるまで見送った。
……さて。
港か……。
まずは、どこに造るのがよいか考えないと。
◇
昼食の時間。
俺はミラ、ガイル、ナディアと一緒に食卓を囲んでいた。
目の前には、パンとスープ、それに肉料理が並んでいる。
でも、俺の意識はテーブルの端に置いた一枚の地図へ向いていた。
王宮から受け取った、レコア川の測量資料だ。
そこには、川幅や水深、流れの速さなどが記録されている。
アルフレッド殿下から港の建設を相談されて以来、ずっと気になっていたんだ。
「……うーん」
「リオン?」
ミラが声をかけてきた。
「うん?」
「スープ、冷めちゃうよ?」
「あっ。そうだね」
俺は慌ててスープを口に運んだ。
……うん。おいしい。
美味しいと言えば港の事業。
俺はもう一度、地図へ目を落とした。
王都の南を流れるシーン川。
そこからレコア川が西へ分かれ、エドガーの王家直轄領を通っている。
そして、この領の東端まで来ると、南へ大きく向きを変える。
……この場所だ。
俺は、川が曲がる地点を指でなぞった。
「リオン、何を見てるんだ?」
ガイルが尋ねてきた。
「昨日、アルフレッド殿下からいただいた資料だよ。港をどこに造るのがいいか考えてるんだ」
「もう考えてるのか!」
「うん。せっかく王宮が協力してくれるんだから、早めに準備を進めたいと思って」
ガイルが地図を覗き込んだ。
「港を造るなら、川沿いだよな?」
「そうだね」
「じゃあ、ここの広い場所でいいんじゃないか?」
ガイルが指さしたのは、レコア川が南へ曲がる辺りだった。
……あっ。
「実は、俺もそこが気になってたんだ!」
「そうなのか?」
「うん。エドガーの領地から流れてきた川が、ちょうどハル領の東端で南に曲がるだろ?」
「ああ」
「その辺りに港を造れたら、王都側からも、南の領地からも船が来られると思うんだ」
「なるほどな!」
ガイルが頷く。
「でも、まだ候補地の一つだよ」
「どうしてだ?」
「川が曲がる場所は、岸によって流れの速さが違うことがあるんだ。それに、土砂がたまりやすい場所もあると思う」
「そうなのか?」
「うん。船を安全に着けられる場所かどうか、実際に調べないとね」
港は、一度造ったら簡単には動かせない。
将来、大きくする可能性もあるし、できるだけよい場所を選びたい。
「それなら、曲がり角の少し手前や、その先も調べた方がよさそうだな!」
「そうだね!」
ガイルも、なかなかいいことを言うじゃないか。
「リオンさん」
今度はナディアが声をかけてきた。
「何?」
「船の大きさは、もう考えているんですか?」
「ううん。まだこれからだよ」
俺は資料を一枚めくった。
「王都から海まで船を通すなら、途中の川幅や水深を全部考えないといけないんだ」
「そうですね」
俺は地図に印をつけた。
水深が比較的浅い場所。
流れが速い場所。
川幅が狭くなっている場所。
王宮の資料には、すでにかなりの情報がそろっている。
でも、季節によって水位が変わることも考えなければならない。
「船の底が深すぎると、浅いところで川底に当たってしまいますね」
「そうなんだ」
「ラグナ河でも、船の種類によって航行する場所が違うと聞いたことがあります」
「へえ。そうなんだね」
「はい。大きな船が通れない場所では、小さな船に荷物を積み替えることもあるそうです」
「なるほど……」
ナディアの言葉を聞いて、俺は少し考えた。
最初から大きな船にこだわる必要はないのかもしれない。
まずは川の条件に合った船を使う。
実際に運航して、どのくらいの荷物を運べるか確かめる。
……うん。
その方が現実的だな。
「ありがとう、ナディア。参考になったよ!」
「いえ。お役に立てたなら嬉しいです」
ナディアが微笑んだ。
◇
昼食を終えると、俺は食卓を片づけてもらい、代わりに紙とペンを持ってきた。
王宮からの資料を見ながら、港の候補地をいくつか書き出していく。
まず、川が南へ曲がる場所。
それから、その少し上流。
さらに、下流側にも候補がないか調べたい。
……ああ、そうだ。
港の近くに、倉庫を建てる土地も必要だ。
領都へ通じる道路はどうしよう?
将来的には鉄道を延ばしたいから、線路を敷く場所も確保しておきたい。
俺は地図の余白に、思いついたことを書き込んでいった。
すると。
「……あれ?」
俺は手を止めた。
レコア川の問題は、船を上流へ戻すのに時間がかかることだったよな。
昨日、アルフレッド殿下にも話したけど……。
蒸気機関を船に載せられたら、どうだろう?
船の左右に大きな水車のようなものを取りつけて、蒸気機関の力で回転させる。
そうすれば、川の流れに逆らって進むこともできるかもしれない。
……うん。
これは、ぜひ検討してみたい。
俺は新しい紙を取り出した。
船体を横から見た簡単な絵を描く。
その中央に蒸気機関。
左右には、外輪と呼ばれる大きな水車のようなものを配置する。
「……機関が重くなるから、船体の大きさも考えないとな」
それに、石炭と水を積む場所も必要だ。
浅い川を航行するなら、船底をできるだけ浅くしたい。
……難しそうだな。
でも、実現できたら面白いぞ。
「……あっ」
俺は、もう一つの可能性に気づいた。
港で使う機械だ。
例えば、クレーン。
大量の荷物を船から降ろすとき、毎回人の手だけで運ぶのは大変だ。
蒸気機関の力を使って、重い荷物を吊り上げられないだろうか?
俺は、さっき描いた船の隣に、新しい絵を書き始めた。
高い柱。
そこから伸びる腕。
先端から吊り下がった綱。
蒸気機関の回転を利用して綱を巻き取れば、重い荷物を持ち上げられるかもしれない。
……これは、港だけじゃなくて建設工事にも使えそうだな。
大きな石材や、建物の骨組みを持ち上げることだってできるかもしれない。
それに……。
「……ショベルカーみたいなのも造れないかな?」
俺は、小さく呟いた。
前世で見た、大きな工事用の機械を思い浮かべる。
長い腕の先に、土をすくうための大きな容器がついている。
あれを蒸気機関で動かせたら、土を掘る作業がずいぶん楽になるはずだ。
もちろん、今の技術でいきなり造れるとは思わない。
でも、クレーンと同じように、綱を巻き取る仕組みを応用できないかな?
……あ。
それができたら、鉄道の建設にも使えるな。
線路を敷くには、土地をならしたり、土を掘ったりする必要がある。
蒸気ショベルがあれば、その作業を早く進められるかもしれない。
……なるほど。
港のために考え始めた機械が、鉄道の建設にも役立つんだな。
俺は、思いついたことを忘れないうちに書き留めた。
「……うーん」
俺は、さらに考えた。
蒸気機関は、回転する力を生み出せる。
つまり、車輪を回すことだけが使い道じゃない。
綱を巻き取ることもできるし、ポンプを動かすこともできるはずだ。
……ポンプ?
「……あれ?」
俺は顔を上げた。
水をくみ上げるポンプが造れたら、畑仕事にも使えるんじゃないか?
川やため池から水をくみ上げて、農地へ送る。
水路だけでは水を届けにくい場所にも、安定して水を供給できるかもしれない。
それに、収穫した穀物を脱穀する機械にも、蒸気機関の力を使えそうだ。
……待てよ。
畑を耕す作業にも応用できないかな?
前世には、蒸気機関を使った農業機械があったはずだ。
すぐに動く機械を造るのは難しいだろうけど、何か方法があるかもしれない。
「……これも考えてみよう」
俺は、さらに紙を取り出した。
蒸気船。
クレーン。
ショベル。
揚水ポンプ。
脱穀機。
気づけば、紙の上には次々と新しい機械の名前が並んでいた。
……おお。
蒸気機関って、本当にいろいろなことに使えるんだな。
「……でも、問題もあるな」
俺はペンを止めた。
蒸気機関を使う機械が増えれば、石炭の消費量も増える。
当然、煙や煤も増えるだろう。
今は試験場で限られた数の機関を動かしているだけだ。
でも、将来、工場や港、農業の現場で何台も動かすことになったら……。
周囲の住民の健康や、自然環境への影響が心配だ。
……やっぱり、公害対策は早めに進めたい。
俺は、紙の上に「アノー山の苔」と書いた。
あの苔には、有害物質を吸収する可能性がある。
ヴァイスさんにも研究してもらっているところだ。
例えば、煙に含まれる煤を先に集めて、そのあと苔を利用して有害物質を取り除けないだろうか。
……そういえば。
苔を紙に練り込んで、フィルターのように使う方法も考えられるな。
もちろん、熱い煙をそのまま通したら、紙が燃えてしまうかもしれない。
先に排気を冷やす仕組みが必要だろう。
それに、苔が吸収できる物質や量も調べなければならない。
使い終わったフィルターをどう処分するかも問題だ。
……うーん。
考えることがたくさんあるな。
でも、一つずつ実験すれば、何かわかるかもしれない。
……そうだ。
煙から煤を集める方法と、苔で有害物質を除去する方法は、別々に試した方がよさそうだ。
俺は紙に大きく書き込んだ。
『蒸気機関の公害対策――ヴァイスさんと相談』
まずは、これだな。
◇
「……なあ、ナディア」
「はい?」
ガイルが、小さな声で話しかけた。
「リオン、さっきから何をしてるんだ?」
「さあ……。最初は港の場所を考えていたはずなんですけど」
ナディアが微笑んだ。
「今は、何か機械の絵を描いているみたいですね」
「……そうだよな」
ガイルが俺の方を見る。
「おい、リオン!」
「うん?何?」
「ずいぶん楽しそうじゃないか!」
「そうかな?」
「ああ!さっきから一人で何か喋ってるぞ!」
「……」
そういえば、声に出してたかもしれない。
「ごめん。ちょっと考え事をしてたんだ」
「はっはっは!相変わらずだな!」
ガイルが笑った。
ナディアも、楽しそうにこちらを見ている。
「リオンさんらしいですね」
「……そう?」
「はい。学院にいた頃も、何か思いつくと夢中になっていましたから」
そんなに変わってないのかな。
すると、ミラが口を開いた。
「でも、いつもこうなんだよ」
「そうなのか?」
ガイルが尋ねる。
「うん。リオンって、何か新しいことを思いつくと、ずっと考えてるの」
「へえ!」
「それで、紙にいろいろ書き始めるでしょ?」
ミラが俺の前にある紙を指さした。
「考えがまとまると、今度はルッツさんやヴァイスさんのところへ行くんだよ」
……あっ。
確かに、そのとおりだ。
「ふふっ。何だか、目に浮かびますね」
ナディアが笑った。
「でしょ?」
「リオンさん、本当に楽しそうですもの」
「うん。こういうときは、何を言ってもなかなか止まらないんだよ」
「……ミラ」
「ふふっ。本当のことでしょ?」
……うーん。
反論できないな。
「よし!」
ガイルが立ち上がった。
「俺はそろそろ騎士団の訓練に行ってくるぞ!」
「うん。いってらっしゃい」
俺は顔を上げて答えた。
すると、ガイルが笑った。
「おいおい、リオン!ちゃんと聞いてるのか?」
「聞いてるよ!」
「本当か?」
「もちろん!騎士団の訓練でしょ?」
「はっはっは!ちゃんと聞いてたか!」
ガイルは豪快に笑うと、ナディアの方を見た。
「じゃあ、行ってくる!」
「はい。お気をつけて」
「ああ!」
ガイルが部屋を出ていった。
……さて。
蒸気ショベルを造るなら、腕の部分はどう動かせばいいんだろう?
綱を二本使えば……。
いや、三本の方が動かしやすいかな?
俺は、再び紙へ目を落とした。
◇
「……ふふっ」
ミラが笑った。
「やっぱり、すぐ戻っちゃった」
「本当ですね」
ナディアも笑う。
そのとき、ケーラがお茶を運んできた。
「ミラ様、ナディア様。お茶はいかがでしょうか?」
「ありがとう、ケーラ」
「ありがとうございます」
ケーラは二人の前にカップを置くと、俺の方をちらりと見た。
それから、少し微笑んだ。
「男爵様のお考え事は、長くなりそうですので」
「……ふふっ。そうだね」
……ん?
何か話してるのかな?
でも、今はこの仕組みを考えておきたい。
俺は、また紙に線を引き始めた。
◇
「それにしても、昨日は素敵でしたね」
ナディアがお茶を飲みながら言った。
「アルフレッド殿下とセリカ様?」
「はい。お二人、とても仲がよさそうでした」
「そうだね!」
ミラが笑顔で頷く。
「セリカ様も、優しくて素敵な方だったね」
「はい。私も、お話しできて嬉しかったです」
ミラがお茶を一口飲んだ。
「四か月後の婚礼祝賀式、楽しみだなぁ」
「私もです」
「そういえば、ナディアたちの結婚式は、いつ頃になりそうなの?」
「……えっ?」
ナディアが少し頬を赤くした。
「まだ、具体的な日取りは決まっていないんです」
「そうなんだ」
「はい。父上やベイルン家とも相談して、これから決めていくことになると思います」
「そっか。楽しみだね!」
「……ありがとうございます」
ナディアが照れくさそうに微笑んだ。
「でも、ミラさんたちはどうなんですか?」
「……私たち?」
「はい。リオンさんとの結婚式です」
「あっ……」
ミラも少し頬を赤くした。
「うーん。まだ決めてないんだよね」
「そうなんですね」
「リオン、今は領地のことで忙しそうだから」
ミラが俺の方を見た。
俺は、蒸気機関の仕組みを考えるのに夢中になっていた。
「……ふふっ」
ナディアが笑った。
「確かに、お忙しそうですね」
「でしょ?」
ミラも笑った。
「でもね、リオンって、ああいうところがいいんだよ」
「……そうなんですか?」
「うん。誰かが困っていたら、どうすれば助けられるか一生懸命考えるの」
ミラは、俺の方を見ながら続けた。
「それで、何かよい方法を思いつくと、すごく嬉しそうな顔をするんだよ」
「……素敵ですね」
「うん!」
ミラが嬉しそうに頷いた。
「もちろん、ときどき夢中になりすぎちゃうけどね」
「ふふっ。それも、リオンさんらしいです」
「そうなんだよね」
二人の笑い声が聞こえた。
……何だろう?
楽しそうだな。
でも、もう少しだけ考えてから話に加わろう。
◇
しばらくして。
「……すみません。リオン様はいらっしゃいますか?」
部屋の入口から声が聞こえた。
ミアだ。
「あっ。ミア」
俺は顔を上げた。
「どうしたの?」
「その……午後は政務所でお仕事のご予定だったかと思うのですが……」
「……えっ?」
俺は思わず固まった。
そういえば。
今日は午後から、ローレンさんたちと打ち合わせをする予定だった。
「ごめん! 完全に忘れてた!」
俺は慌てて立ち上がった。
ミアが、ほっとしたような顔をした。
「よかったです。お時間になってもいらっしゃらないので、何かあったのかと心配しておりました」
「ごめんね! ちょっと考え事に夢中になってたんだ!」
「……そうだったのですね」
ミアが、机の上に広がった大量の紙を見つめた。
「……これは?」
「あっ。蒸気機関を使った新しい機械の案なんだ!」
「……新しい機械、ですか?」
「うん! 船とか、クレーンとか、農業で使う機械とか!」
ミアは、しばらく紙を見つめていた。
そして、小さく頷いた。
「……なるほど。それで、こちらにいらしたのですね」
「そうなんだ。でも、仕事を忘れちゃ駄目だよね!」
俺は慌てて紙をまとめ始めた。
すると、ミラが口を開いた。
「ねえ、ミア」
「はい?」
「今度から、リオンが時間になっても来なかったら、紙とペンを持っていないか確認してみるといいよ」
「……紙とペン、ですか?」
「うん。何か思いついて、夢中になってるかもしれないから」
「……かしこまりました」
ミアが真面目な顔で頷いた。
「ちょっと、ミラ!」
俺が声を上げると、ミラが楽しそうに笑った。
「だって、本当のことでしょ?」
「……うっ」
……反論できない。
ナディアも、口元に手を当てて笑っている。
「じゃあ、行ってくるね!」
俺は資料をまとめて立ち上がった。
「リオン、紙を全部持っていくの?」
ミラが尋ねる。
「うーん。これはあとでルッツさんやヴァイスさんに見てもらいたいから、部屋に置いておくよ!」
「そうなんだ」
「うん。まずは政務所の仕事を終わらせないとね!」
「ふふっ。いってらっしゃい」
「いってらっしゃいませ、リオンさん」
ナディアも微笑んだ。
「うん! いってきます!」
俺はミアと一緒に部屋を出た。
……危なかったな。
港のことを考えていたら、いつの間にか蒸気船や農業機械の話にまで広がってしまった。
でも、面白いことをいろいろ思いついたぞ。
まずは、ルッツさんとヴァイスさんに相談してみよう。
……いや。
その前に、政務所の仕事だ。
俺は少しだけ歩く速度を上げた。
新しい発明も大切だけど、今やるべき仕事を忘れちゃいけない。
……よし。
午後の仕事も頑張ろう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
リオン、やることが増えて幸せそうですが、今の領にそこまでの余裕はあるのでしょうか?
お金は何とかなるかもしれないけど、人が足りていません。




