第635話 もっと遠くへ
新連載もよろしくお願いします!
『王女殿下、まずは拳をお下げください ~平民出身の転生執事、最強王女を育成する~』という作品です。
お手すきの際に是非!
https://ncode.syosetu.com/n5173mx/1からご覧いただけます。
上水道の測量が終わり、いよいよ工事の準備が本格的に始まった。
今回の上水道事業は、ビダン山の北、アナハイムの南にある川から水を取り、領都まで運ぶというものだ。
取水予定地点から領都の端までは、およそ四十三キロメートル。
この長い距離を、自然の高低差を利用して水を流す予定だ。
基本的には地面を掘って水路を造り、崩れやすい場所は硬化石などで補強する。
そして、領都の近くに水を蓄える配水池を設け、そこから木製の水道管を使って町の中へ水を届ける。
さらに、ヴァイスさんが研究しているアノー山の苔を利用して、水質を改善する施設も検討している。
もちろん、まだ研究中だから、最初から全部を造るわけじゃない。
まずは、取水地点から領都まで安全に水を運べるようにすることが目標だ。
ただ、一つだけ大きな問題があった。
「……ここか」
俺は政務所の机に広げた地図を見つめた。
アナハイムから北へ約五キロメートル。
そこに、小さな川が流れている。
今回の予定ルートで、川を横切らなければならないのは、この一か所だけだ。
ほかにも地盤の弱い場所や、補強が必要な区間はある。
でも、この川だけは少し事情が違った。
川の流れる場所が、周囲の土地より低くなっている。
そのため、予定している高さで水路を延ばすと、川の上を通さなければならない。
……うーん。
どうしたものかな。
◇
前世には、水道橋というものがあった。
橋の上に水路を通し、川や谷を越えて水を運ぶための構造物だ。
普通の橋なら、この世界にもたくさんある。
木で造られた橋もあれば、石やレンガを使った橋もある。
でも、その上に大量の水を流すとなると、話は別だ。
まず、水はかなり重い。
水路そのものの重さに加えて、中を流れる水の重さにも耐えられないといけない。
しかも、何年も使い続ける予定だ。
「木の橋なら、比較的造りやすそうだけど……」
俺は紙に簡単な絵を描いた。
川の両岸に橋を架け、その上に木製の水路を載せる。
……うん。
形としては、これでもよさそうだ。
でも、木は長い間水に触れていると傷むことがある。
継ぎ目から水が漏れる可能性もあるし、腐った部分を放置すれば橋が壊れてしまうかもしれない。
それなら、レンガはどうだろう?
アーチ型の橋にすれば、かなり丈夫なものを造れそうだ。
この領にも、レンガを扱う職人もいる。
ただ、橋脚を支える地面が弱かったら意味がない。
それに、レンガを積んだだけでは、水が漏れてしまうだろう。
……鉄を使う方法もあるよね。
橋を補強したり、水を流す部分を丈夫にしたりできるかもしれない。
でも、鉄は錆びる。
大きな部品を造るには加工技術も必要だし、お金もかかるだろう。
銅も使えるかもしれないけど、金属を大量に使うのは、さすがにもったいない。
あとは硬化石かな。
ビダン山で採れる硬化石を使えば、丈夫な橋脚を造れるかもしれない。
でも、重い石をどう組み合わせるかも考えないといけない。
「うーん……」
俺は腕を組んだ。
木、レンガ、石、鉄、硬化石。
それぞれ長所と短所がある。
……あっ。
そもそも、橋を支える部分と、水を流す部分を同じ材料で造る必要はないのか。
レンガや硬化石で橋を支え、その上に木製の水路を載せる。
必要な場所だけ鉄で補強する方法も考えられる。
なるほど。
そういう組み合わせもありそうだな。
もっとも、それが本当に安全なのかは、俺には判断できない。
川幅も、川底の地盤も、増水したときの水位も、詳しく調べる必要がある。
水路の高さだって、勝手に変えるわけにはいかない。
水が流れなくなったら困る。
「ピー?」
机の上にいたピコが、首を傾げた。
「いろいろ考えることがあるんだよ」
「ピー!」
「あはは。そうだね。職人さんたちに相談しよう!」
俺の《綻びの目》なら、造ったものの弱いところを見つける手助けはできるかもしれない。
でも、橋の設計までできるわけじゃない。
やっぱり、専門の職人や測量士たちの力が必要だ。
◇
翌朝。
政務所の前には、大勢の人が集まっていた。
ガイルたちベイルン騎士団。
アストンが率いるこの領の騎士団。
そして、測量士や土木工事に詳しい職人たち。
荷馬車には、測量器具や工具、食料などが積まれている。
「リオン!」
俺の姿を見つけたガイルが、大きく手を振った。
「おお、ガイル!準備はできた?」
「ああ!いつでも出発できるぞ!」
ガイルが豪快に笑った。
「まさか、今度は四十キロメートル以上もある水路を造ることになるとはな!」
「あはは。まだ準備段階だけどね!」
「それでも大したものだ!」
今回は、アナハイム方面で本格的な工事の準備を進めてもらう。
条件のよい区間では、職人の指導のもと、短い水路を試しに造る予定だ。
騎士たちには、土砂や石材の運搬などを手伝ってもらうことになっている。
「アストン。よろしくね!」
「はい。職人たちと相談しながら、作業を進めてまいります」
「うん。くれぐれも無理はしないでね」
「承知しました」
アストンが力強く頷いた。
もちろん、全員がアナハイムへ向かうわけじゃない。
領都には、ノルとテオ、それにハル領騎士団の一部が残る。
領都の警備を疎かにはできない。
「リオン様。こちらの訓練のことはお任せください」
ノルが頭を下げた。
「うん!よろしく!」
「私たちがしっかりやっておきます!」
テオも元気よく答えた。
……頼もしいなぁ。
これなら安心して任せられそうだ。
◇
「リオンさん!」
今度は、ナディアが声をかけてきた。
「ナディア!準備は大丈夫?」
「はい。ポロリも張り切っていますよ」
ナディアの後ろでは、大きなポロリが翼を広げていた。
……おお。
相変わらず大きいなぁ。
「今回もポロリには助けてもらうことになりそうです」
「そうだね!重い石とかを運んでもらえると、本当に助かるよ!」
以前、レイ湿原で水路を造ったときも、ポロリは硬化石の運搬を手伝ってくれた。
今回も、大きな石を運ぶ作業などで力を貸してくれるだろう。
「でも、無理はさせないでね」
「もちろんです。ポロリの様子を見ながら手伝ってもらいます」
ナディアが微笑んだ。
「ポロリ。今回もよろしくね」
ポロリが大きく翼を動かした。
「ピー!」
ピコも応援しているのかな?
「それから、ガイル」
「何だ?」
「アナハイムに着いたら、ガルセゾン団の人たちとも協力してもらえる?」
「おう!イレーナたちだな!」
「うん。事前に工事への協力をお願いしたら、引き受けてくれたんだ」
ガルセゾン団には、鉱山の警備という大事な仕事がある。
だから、全員に工事を手伝ってもらうわけにはいかない。
でも、手の空いている団員に、工事現場の警戒や資材運搬などを手伝ってもらえたら助かる。
もちろん、仕事の内容に応じて、きちんと報酬も支払うつもりだ。
「はっはっは!イレーナとは、また手合わせしたいところだがな!」
「ガイル、今回は工事を頼むよ!」
「ああ!安心してくれ!」
「それじゃあ、みんな。気をつけて!」
「おう!」
ガイルが元気よく答えた。
アストンたちも頭を下げる。
こうして、騎士団と職人たちを乗せた一行は、アナハイムへ向かって出発した。
ナディアも馬車に乗り込む。
ポロリは大きな翼を広げ、空へ舞い上がった。
……よし。
いよいよ、上水道の工事が動き始めるんだ。
俺も領都で、できることを進めていこう。
◇
その日の夜。
夕食を終えた俺は、ミラと一緒に屋敷の居間でくつろいでいた。
ガイルとナディアがアナハイムへ向かったので、屋敷はいつもより静かだ。
ピコも、絨毯の上でゆっくりしている。
「ねえ、リオン」
「何?」
「最近、本当にいろんなことが進んでるね」
ミラが嬉しそうに笑った。
「そうかな?」
「そうだよ!蒸気機関車も造ってるし、今度は上水道でしょ?」
「うん!」
「学校もできたし、アナハイムも大きな町になってきたよね」
「そうだね」
ミラは少し考えるように窓の外を見た。
「……何だか、不思議だなぁ」
「何が?」
「私が最初にこの領に来たときとは、全然違うんだもの」
……ああ。
そういえば、あの頃は本当に大変だったな。
「覚えてる?私が馬車で来た日のこと」
「もちろん!」
「リオン、すごく驚いてたよね」
「あはは。だって、突然来るんだもん!」
「手紙に、大変だって書いてあったからだよ」
「それはそうだけど……」
あの頃、俺は男爵として独立したばかりだった。
領地の財政は厳しい。
政務所の仕事も多い。
騎士団も立て直している途中だった。
屋敷にいた使用人は、ケーラ一人。
掃除も十分に行き届かず、使っていない部屋は閉めたままだった。
「最初に屋敷へ入ったとき、びっくりした?」
「うん。少しだけね」
ミラが笑った。
「でも、リオンの手伝いに来たんだから、別に気にしなかったよ」
「そうだったね」
「ケーラさんも、すごく忙しそうだったし」
「うん。あの頃は本当に無理をさせてたなぁ」
今でも、あの日のことを覚えている。
ミラが来てくれた日の夕食は、パンと野菜のスープ、それに少しの肉だけだった。
侯爵令嬢を迎える食事とは、とても言えなかったと思う。
「そういえば、夕食も質素だったよね」
俺が言うと、ミラは首を傾げた。
「そう?」
「うん。申し訳ないなって思ってたんだ」
「でも、おいしかったよ?」
「……本当?」
「もちろん!リオンと一緒に食べられたし」
……ああ。
あのときも、ミラは同じようなことを言ってくれたな。
「ふふっ。今だって、こうして一緒に食事できるのが一番嬉しいよ」
「……ありがとう」
ミラが優しく微笑んだ。
「でもね、リオン」
「うん?」
「あの頃のリオン、今よりずっと忙しそうだったよ」
「……そうだったかな?」
「そうだよ!毎日朝から夜まで働いて、全然休んでなかったでしょ?」
「うん……」
「それに、何でも自分でやろうとしてた」
……あっ。
そうだった。
「ミラに怒られたこともあったね」
「怒ってないよ!」
「そう?」
「うん。ただ、一人で全部やろうとしなくていいって言っただけ」
「……そうだったね」
俺は、あの頃のことを思い出した。
領主になったばかりで、何もかも自分が決めなければならないと思っていた。
領地を立て直すのも、騎士団を再建するのも、住民たちの生活をよくするのも。
全部、俺の責任だと思っていた。
もちろん、今だって領主としての責任は変わらない。
でも、一人で何もかもできるわけじゃない。
「ミラ」
「何?」
「今さらだけど、あのとき来てくれて、本当にありがとう」
「……え?」
「ミラが来てくれなかったら、もっと大変だったと思うんだ」
「そんなことないよ」
「ううん。あるよ」
俺は首を横に振った。
「ミラはケーラの負担を減らしてくれたし、政務所でも文官さんたちの話を聞いてくれたでしょ?」
「うん」
「俺が気づかなかったことも、いろいろ教えてくれたよね」
それまでは、どうすれば仕事を早く終わらせられるかばかり考えていた。
でも、そこで働く人たちが何に困っているのか、ちゃんと聞くことも大切だった。
「だから、今の領地があるのは、ミラのおかげでもあると思ってるよ」
「……リオン」
ミラが少し頬を赤くした。
「そんなふうに言われると、照れちゃうよ」
「あはは。でも、本当だから!」
ミラはしばらく黙っていた。
それから、俺の手にそっと触れた。
「……ありがとう」
「うん」
「私も、リオンの力になれていたなら嬉しいな」
「もちろんだよ!」
俺はミラの手を握り返した。
……本当に、ミラがいてくれてよかった。
「ねえ、リオン」
「何?」
「この領って、これからどうなっていくのかな?」
「これから?」
「うん」
ミラが窓の外を見た。
「最初に来たときは、こんなに変わるなんて思ってなかったんだ」
「そうだね」
「でも、今は新しいものがどんどん増えてるでしょ?」
「うん!」
「この先、どんな町になるんだろうって考えちゃう」
……なるほど。
これからの領都か。
「俺はね、まず、みんなが安心して暮らせる場所にしたいんだ」
「安心して暮らせる場所?」
「うん。きれいな水が使えて、病気や怪我をしたときも助けてもらえる。子どもたちは学校で勉強できるし、年を取っても自分に合った仕事が見つかる」
「……うん」
「そういう領地になったら、いいと思わない?」
「すごくいいと思う!」
ミラが嬉しそうに頷いた。
「今回の上水道も、そのためなんだね」
「そう!」
もちろん、水道だけですべてが解決するわけじゃない。
医療や衛生、教育も、もっと充実させていきたい。
「それに、鉄道が完成したら、町と町をつなげられるようになると思うんだ」
「蒸気機関車だね!」
「うん!鉱山とアナハイム、それから領都をつなぐんだ」
大量の鉱石や木材、食料を運べるようになれば、商売もしやすくなる。
移動が便利になれば、ほかの町で仕事をする人も増えるだろう。
「それができたら、もっと遠くまで線路を延ばしたいな」
「ほかの領地まで?」
「うん。いつかは、アルスレインのいろいろな町を鉄道でつなぎたい」
「……王国中を?」
「そう!」
ミラが驚いたように目を丸くした。
「あはは。まだ夢みたいな話だけどね」
「でも、リオンなら本当にやっちゃいそう」
……いやいや。
さすがに、俺一人じゃ無理だ。
でも……。
「いつかはセルヴァンや、ほかの国にも鉄道が延びたら、もっとたくさんの人が行き来できるようになると思うんだ」
商人だけじゃない。
職人や研究者、仕事を探している人たち。
遠くに暮らす家族に会いに行く人もいるだろう。
「そうしたら、領都にもいろいろな国の人が来るようになるかもしれないね」
「……すごい!」
「うん。もっと大きな町になって、いろいろな店や工房ができると思うんだ」
前世の大きな都市の姿が、頭に浮かんだ。
人が集まり、商売が盛んになり、新しい建物が次々に造られる。
市場だけじゃなく、劇場や音楽を楽しめる場所もあったらいいな。
遠くから来た人たちも、安心して住める町にしたい。
「それに、いつかはもっと背の高い建物が並ぶようになるかもしれない」
「……えっ?」
ミラが俺を見た。
「今より、もっと高い建物?」
「うん。何階もあるような建物だよ」
「そんなものまで造れるの?」
「いつかはね!」
蒸気機関車だって、まだ小さなものしか動かせていない。
でも、研究や技術が進めば、今は難しいことも実現できるかもしれない。
「……リオン」
「何?」
「私が想像してたより、ずっと大きな町になりそうだね」
「あはは。そうなったら嬉しいな!」
ミラがしばらく考え込んでいた。
そして、小さく笑った。
「私ね、その町を見てみたい」
「うん!」
「でも、見てるだけじゃなくて、私も何かしたいな」
「ミラも?」
「うん!」
ミラが自分の手を見つめた。
「今、ナディアから回復魔法を教わってるでしょ?」
「そうだね」
「まだ全然うまくできないけど、もっと練習して、怪我や病気で困っている人を助けられるようになりたいんだ」
「……うん」
「この領には、まだお医者さんも少ないから」
……そうだった。
ミラは以前から、領民のために自分にもできることがないかと考えていた。
だからこそ、回復魔法の習得にも挑戦している。
「それなら、いつか治療を受けられる場所も増やしたいね」
「うん!それがいいと思う!」
「ミラが回復魔法を使えるようになったら、そこで教えることもできるかもしれない」
「……私が?」
「うん。今はナディアに教わっているけど、いつかミラが誰かに教える側になるかもしれないでしょ?」
ミラが驚いたように俺を見た。
「……考えたことなかった」
「あはは。まだ先の話だけどね!」
「でも、そうなれたら嬉しいな」
ミラが微笑んだ。
「私も、もっと頑張ってみる!」
「うん!応援してるよ!」
……いいなぁ。
ミラにも、ミラ自身のやりたいことがあるんだ。
俺たちが目指す未来は、きっと一人だけのものじゃないんだろう。
「でもさ、リオン」
「うん?」
「本当に、そんなにたくさんのことができるのかな?」
ミラが少し心配そうに尋ねた。
「水道も、鉄道も、学校も、病院も。全部造るのって、すごく大変そうだよ」
「……うん。そうだね」
俺は頷いた。
お金も必要だ。
人手も、材料も、時間もかかる。
何より、技術が足りないものもたくさんある。
「正直、俺にも全部できるかどうかはわからないよ」
「そうなんだ」
「うん。でもね」
俺はミラを見た。
「今は、たくさんの人が力を貸してくれてるでしょ?」
「……うん」
「ローレンさんやアストンたち。ルッツさんにヴァイスさん。それに、ガイルやナディアもいる」
鉱山で働く人たち。
農地を耕す人たち。
工房で物を造る人たち。
学校で学ぶ子どもたちもいる。
「みんながそれぞれ得意なことをしてくれるから、いろいろなことが進んでるんだ」
「そうだね」
「俺一人だったら、蒸気機関車だって造れなかったと思うよ」
前世の知識を持っていたとしても、それを形にしてくれる職人がいなければ、何も完成しない。
俺が知らないことを調べてくれる研究者も必要だ。
そして、完成したものを使い、広めてくれる人たちも。
「……ミラ」
「何?」
「俺はね、一人で進めば、早くできることもあると思うんだ」
「うん」
「でも、みんなで道を造れば、俺一人じゃ見られない景色まで行けると思うんだ」
ミラが、俺をじっと見つめた。
「……いい言葉だね」
「そうかな?」
「うん!」
ミラが嬉しそうに笑った。
「私も、そう思う」
俺は窓の外に目を向けた。
夜の領都には、青輝石の街灯がぽつぽつと灯っている。
あの明かりだって、鉱山で働く人や、街灯を造る職人たちがいるからこそ使えるものだ。
「ねえ、リオン」
「何?」
「その未来、私も一緒に見たいな」
……ああ。
嬉しいな。
「もちろん!一緒に見よう!」
ミラが俺の肩にそっと寄りかかった。
俺も、その手を握る。
最初は、何もかも一人でやろうとしていた。
でも、今は違う。
ミラがいて、たくさんの仲間たちがいる。
これから先も、きっと思いどおりにいかないことはあるだろう。
それでも、みんなと一緒なら、もっと遠くへ進めると思う。
……楽しみだな。
俺はミラと並んで、窓の外に広がる領都の明かりを眺めていた。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
前世は長い間、東京で生活していたリオン。
いつかは東京みたいな街を作ることを夢見ています。
まぁ、東京が理想の街とは限りませんが。




