第609話 次に必要なもの
翌朝。
政務所の執務室で、ローレンさんから領内の報告を受けていた。
「リオン様。こちらが人口と人の出入りについての資料です」
ミアが数枚の紙を机に並べてくれる。
「ありがとう、ミア」
住民の数。鉱山で働く人の数。宿屋の利用状況。
項目ごとに整理されていて、以前よりずいぶん読みやすい。
「ところで、ローレンさん。最近のこの領の人口はどうなってる?」
「領民として暮らしている者は、八千百人から八千二百ほどですな」
「あれ?もっと増えてるかと思ったけど」
「他領から移り住んだ者はおりますが、住民登録の集計をやり直しているところです。
少しずつ増えてはいますが、大幅に増えたとは申し上げられません」
「そうなんだ。でも、町にはずいぶん人が増えたように見えるよ」
「それは、長期滞在者と行き来する人々が増えたためでしょう」
ローレンさんが別の資料を指さした。
「鉱山にはヴァレスト領から来た技師や、他領で働いていた鉱夫がおります。
工房の建設や道路工事にも職人が集まっておりますし、宿舎に何日も泊まる運送業者もおります」
「なるほど。仕事で来ている人たちか」
「それだけではございません。もともとこの領に住んでいた者が、農村や領都からアナハイムへ働きに出るようにもなりました」
領内で仕事を変えたり、通う場所が変わったりしても、人口が増えるわけじゃない。
確かに、そうだよな。
「それに、商人や冒険者の中には、領都で食事や買い物をして、その日のうちに南へ向かう者もおります」
「まぁ、人通りが増えたことと、人口が増えたことは別ってことだよね」
「はい。今後は、その違いも分かるように集計を進めております」
ミアが、資料の端に付箋を置いた。
「リオン様。領都の商店と宿屋については、こちらにまとまっております」
「ありがとう。……へえ、店が増えてるんだ」
南へ向かう人が増えたおかげで、食堂や宿屋が賑わっているらしい。
新しく店を開いた人もいる。
「でも、前からここに住んでいた人たちの暮らしはどうなってる?」
「その点も調べております」
ローレンさんが頷いた。
「領都では、以前なら雇い手が見つからなかった者にも、仕事ができております」
「どういう仕事?」
「食堂の朝の仕込み、昼時の配膳、宿屋の掃除、荷物の仕分けなどです。
忙しい時間だけ人を雇う店が増えました」
「ああ、短い時間だけ働くんだ」
「はい。小さな子供を育てている者や、長時間働くのが難しい者にも、収入を得る機会が生まれております」
それはいいな。
店だって、一日中余分な人を雇うのは難しい。
でも、客が集中する時間だけならお願いできる。
働く側にも、店側にも都合がいいわけだ。
「ローデン商会からの仕入れも増えております。
食料や日用品を比較的安く卸していただけているので、客が増えた割には値段も落ち着いておりますな」
「ヴィクトルのおかげだね」
仕事が増えても、食べ物の値段までどんどん上がったら困る。
今のところ、そこはうまく回っているらしい。
「農村の方は?」
「アーロンから報告が来ております」
ミアが次の紙を渡してくれた。
村ごとの農具や家畜の状況。次の作付けに必要な種の量。それから、農家の人たちが農業以外に何をしているか。
「ここまで調べてるんだ」
「アーロンさん、村を回るたびに資料を増やしてくださるんです。整理するのは少し大変ですけど」
ミアが控えめに笑った。
「それは助かるね」
税の免除や、過去の未納税の帳消し。
そうした措置が行われた村では、農具や家畜を手放さずに済んだ家がある。
翌年のための種を残せるようになった人たちもいるらしい。
ただ、畑の収穫量は急には増えない。
土を整え、種をまき、育つのを待つ必要がある。
それでも、報告には別の変化が出ていた。
「……道路工事に参加してる?」
「ええ。農作業の少ない日には、領都からアナハイムへ通じる硬化石の道路工事を手伝う者がいるそうです」
「石や土を運ぶ仕事かな」
「そうですな。日当を得て、農業の収入を補っております」
へえ。
農業だけに頼る必要はないんだ。
「それから、南へ向かう人を相手に、街道沿いで野菜などを売り始めた農家もございます。
空いている部屋を宿として貸す家も出てきました」
「宿屋まで始めたんだ」
「大きな宿ではございませんが、立ち寄る人には好評のようです」
前世でいう兼業農家みたいなものかな。
農業を続けながら、道路工事を手伝ったり、商売をしたりする。
収入源が一つより二つあった方が、天候に左右される農家には心強いだろう。
「アーロンは、その辺りも見てくれてるの?」
「はい。農繁期に人手が足りなくならないよう、村ごとに作業の時期を確認しております。
道路工事へ行く人数も、村の事情を踏まえて調整しているそうです」
「……そこまで考えてくれてるんだ」
以前は農業の経験もなかったのに。
今では村の人たちから話を聞いて、畑と別の仕事の両方を考えられるようになっている。
「アーロン、頑張ってるね」
「ええ。頼もしい限りですな」
もちろん、まだ苦しい暮らしの家もあるだろう。
でも、税を納めるだけで精いっぱいだった人たちが、次の収穫や新しい仕事について考えられるようになった。
それは大きな変化だと思う。
「ローレンさん。こういう報告は、これからも続けてほしいな」
「承知しました」
◇
「それから、学校の件ですが」
ローレンさんが別の書類を取り出した。
「運営を任せたい文官がおります」
「誰?」
「クルストです」
「……クルスト?」
少し意外だった。
以前から俺の方針に反対することがあった文官の一人だ。
何度か意見がぶつかったこともある。
「彼は仕事の記録が正確です。担当と期限を決め、進み具合を確認することにも長けております」
「学校の運営に向いてるってこと?」
「はい。教師を集めるだけでは、学校は続きませんからな」
確かに。
教材を用意して、誰が通っているか記録して、費用も管理しなきゃいけない。
「じゃあ、話してみようか」
ほどなくして、クルストが執務室へ入ってきた。
「お呼びでしょうか、男爵様」
「うん。今度始める学校の運営をお願いしたいんだ」
「……私に、ですか?」
「ローレンさんが推薦してくれたんだ」
クルストは一度ローレンさんを見てから、背筋を伸ばした。
「学校を運営した経験はございません。それでもよろしいのでしょうか」
「俺だって変わらないよ。父上の領地で使っている方法を参考にしながら、この領に合うやり方を考えたいんだ」
「承知しました。では、最初に教える内容を確認させてください」
「子供たちには読み書きと簡単な計算。夜間学校も、最初は同じでいいと思ってる」
「大人にも基礎から教えるのですか?」
「必要ならね。年齢よりも、何ができるかに合わせたいんだ」
文字をなぞるところから始める人もいれば、短い文章を読める人もいる。
計算も、それぞれに合ったところから進めばいい。
「それでは、誰がどこまで進んだか記録を残さなければなりませんな」
「お願いできる?」
「はい。ただ、教材の管理に加えて、教師が交代しても授業を続けられる仕組みが必要です」
「そこも考えてほしいんだ」
ミアがそっと手を挙げた。
「あの、夜間学校のことですが」
「どうしたの?」
「お仕事を終えてから来る方なら、授業の時間が遅すぎると大変だと思います。
それに、毎日通えない方もいらっしゃいますよね」
「ああ、そうだね」
クルストが頷く。
「授業の時刻と通学日も、調整が必要ですな」
「うん。無理なく通えることが大事だからね」
俺はクルストに向き直った。
「最初は十人くらいから始めたい。だけど、領都の一教室で終わらせるつもりはないんだ」
「農村にも広げるお考えですか?」
「いずれはね。先生に村を回ってもらう方法もあると思う」
「人手も費用も必要になります」
「もちろん。だから、少しずつだよ」
考えていることは、もっと先まである。
「俺は、この領に住む人が、子供も大人も、できるだけみんな読み書きと計算を身につけられるようにしたいんだ」
「……領民の大半に、でございますか」
「うん。そのためには何年もかかるだろうけどね」
クルストが手を止めた。
「さらに、その先も考えているんだ」
「先、ですか?」
「基礎ができた人には、もっと難しいことを学べる場所も作りたい。
いずれは王立学院で教えているような内容も、この領で学べるようにしたいな」
数学や歴史、地理。
自然の仕組みや、ものづくりに役立つ知識。
前世で学んだことの中にも、伝えたいことはたくさんある。
ただ、俺一人では無理だ。
教えられる人を育てて、教材を整えて、次の人へ伝えてもらう。
それを何年も積み重ねていく必要がある。
「……随分長い仕事になりますな」
ローレンさんが言った。
「そうだね。十年、二十年かかるかもしれない。でも、だから今から始めたいんだ」
クルストは少し考えた後、書類を揃えた。
「では、まず最初の教室を継続して運営できるようにいたします。
教師候補との面談にも同席してよろしいでしょうか」
「もちろん。気になることがあったら、遠慮せず言ってね」
「承知しました」
クルストが頭を下げ、部屋を出ていった。
以前、意見が合わなかったことと、仕事を任せられるかどうかは別だ。
むしろ、問題があるならきちんと指摘してくれる人の方が、こういう仕事には向いているかもしれない。
「ミアもありがとう。さっきの夜間学校の話、助かったよ」
「いえ。通えない方が出たら、もったいないと思っただけです」
「そういうことが大事なんだと思う」
ミアが少し照れたように微笑んだ。
◇
屋敷に戻ると、ケーラが廊下で待っていた。
「男爵様。午後はアノー山へ向かわれると伺いました」
「うん。昼食後にアストンと途中まで行ってみようと思って」
「山道でございますね。お飲み物と軽食をご用意いたしました」
「ありがとう。助かるよ」
ケーラが小さな袋を渡してくれた。
「お戻りは夕方のご予定でよろしいでしょうか」
「暗くなる前には帰るつもり」
「承知しました。では、お帰りになりましたら、まず靴の泥を落としてくださいませ」
「……分かってるよ」
「以前のようなことになりますと、掃除が大変ですので」
ああ、馬を二頭連れて転移してきた時のことか。
あれは、さすがに悪かったと思ってる。
その時、足元から声がした。
「ピー!」
「あ、ピコ」
いつの間にか近くに来ていた。
「ピー!」
「ピコも行きたいの?」
「ピー!」
元気な返事だ。
「今日は山道だよ。それでもいい?」
「ピー!」
「じゃあ、一緒に行こうか」
ケーラが追加の小さな包みを取り出した。
「ピコの分もございます」
「用意してくれてたんだ」
「きっとお供なさると思いましたので」
よく分かってるな。
昼食後、アストンと合流しアナハイムへ転移した。
◇
アナハイムでは、今日も荷馬車が行き交っていた。
作業員たちが資材を運び、建設中の建物では木槌の音が響いている。
町の北には、硬化石の加工工房と共鳴石通信機の工房の建設場所がある。
まだ完成していないけど、ずいぶん形になっていた。
「ピー!」
ピコが楽しそうに辺りを見回す。
「賑やかになったよね」
「人も建物も増えましたな」
アストンが答えた。
町の南側へ目を向ける。
少し西寄りにビダン山。その東側にアーシタ山。
ビダン山の西にはリンクス山が連なっている。
三つの山では、アナハイムに近い北側から少しずつ採掘が始まっていた。
けれど、山の南側はほとんど手つかずだ。
今日目指すアノー山は、ビダン山とリンクス山の間をさらに南へ進んだ先にある。
「今日は鉱脈を探すわけじゃないからね」
「では、道の確認でございますか」
「うん。専門家に調査を頼むにしても、どんな場所なのか知っておきたいんだ」
「承知しました。周囲の警戒はお任せください」
俺たちはアナハイムから南西へ向かった。
◇
しばらく進むと、川が見えてきた。
山から北へ流れてきた水が、アナハイムの少し手前で東西に分かれている。
東側の流れは、その先でレイ湿原へ注いでいるらしい。
「そういえば、湿原の米作りではビダン山からの水を使うって話があったね」
「はい。セルヴァンの専門家の方々が調べておられました」
川には、ビダン山から流れ込む支流もあるという。
さらに南の山々から来る水も合わさって、湿原の方へ流れていく。
どこに水源があって、雨が降ればどれほど水が増えるのか。
その辺りも、まだ詳しくは分かっていない。
「まずは、この川を上ってみよう」
「承知しました」
川に沿って南へ進む。
採掘場所に近いうちは、荷車の轍が残っていた。
ところが、その道を外れると、途端に歩きにくくなる。
地面には石が転がり、木の根が張り出している。
草に隠れた窪みもあって、足元をよく見ないと危ない。
「……おっと」
踏んだ石が動いた。
転びかけたところを、アストンが支えてくれる。
「ありがとう」
「ピー!」
ピコが少し先からこちらを見ていた。
「ピコは元気だね」
「ピー!」
励まされているのか、笑われているのか。
まあ、元気ならいいか。
少し進むだけでも、思ったより時間がかかる。
人が歩くのと、荷車が通るのとでは、必要な道がまったく違うんだな。
ただ、周囲の地形は思っていたほど険しくなかった。
川の両側には、ところどころ幅のある土地が続いている。
山と山に挟まれた谷も、急な崖ばかりではない。
南へ続く斜面は、遠くから見る限り比較的緩やかだった。
「アストン。この辺り、道を造れそうな場所もありそうだね」
「そうですな。ただ、川が増水した時のことは考えなければなりません」
「そうだよね。地面の強さも調べないと」
川沿いの低い場所は水に浸かるかもしれない。
だからといって、高い場所に道を通せば、今度は坂がきつくなる。
もし将来、蒸気機関車を走らせるなら、なるべく勾配を小さくしたい。
この谷をうまく使えたら、長いトンネルを掘らなくても済む場所があるかもしれない。
……素人の見立てだけど。
まずは測量をしてもらおう。
少し進んだところでケーラが用意したサンドイッチを食べた。
ケーラの作るサンドイッチは美味しい。
◇
さらに南へ進む。
川の音を聞きながら、岩の多い岸辺を歩いていた時だった。
「ピー!」
ピコが小さな岩の上に飛び乗った。
「ピコ、そこ滑るよ」
「ピー?」
岩の表面には、青緑色の苔が薄く付いていた。
ピコは別の石へ軽く移る。
「この辺、苔が多くなってきたね」
「湿った場所だからでしょうか」
「そうかもしれないね」
最初は岩の隅に少し見える程度だった。
それが南へ進むにつれて、水際の石だけでなく、倒木や木の根元にも広がっている。
苔に覆われた岩が、あちこちに見えるようになっていた。
特に気にすることもなく、俺たちは先へ進んだ。
しかし、山道はやっぱり大変だ。
大きな石を迂回する。
倒木を越える。
川岸が狭くなれば、少し高い場所へ回り込む。
地図ならまっすぐ進めそうな距離でも、実際はそうはいかない。
アストンは常に周囲を警戒しているから、なおさら急ぐわけにはいかなかった。
やがて、木々の間から南の山並みが見えてきた。
手前には低い尾根が続き、その向こうに大きな山影がある。
「あれがアノー山かな」
「方角からすれば、そうだと思われます」
遠目には、切り立った崖がずっと続いているようには見えない。
緩やかな尾根と谷が、いくつも重なっている。
ただ、山の麓はまだ遠かった。
「リオン様。日が傾いてまいりました」
アストンに言われて、空を見上げる。
森の中は、もう少し暗くなり始めていた。
「……今日はここまでにしようか」
「はい。これ以上進むのは危険かと」
「ピー!」
ピコも足元へ戻ってきた。
川から少し離れ、地面の安定した場所を探す。
近くに崩れそうな斜面や倒木がないことを確認して、転移用の魔力印を残した。
「これで次は、ここから始められるね」
「便利な魔法でございますな」
「俺たちにはね」
もう一度、来た道を見る。
俺たちは転移で帰れる。
でも、鉱山で働く人たちはそうはいかない。
食料や道具、木材を運ぶ必要もある。
鉱石が採れたら、今度はそれを運び出さなきゃいけない。
仮にアノー山で貴重な資源が見つかっても、運ぶ方法がなければ開発は進まないだろう。
「アストン。もしアノー山を開発するなら、アナハイムからの交通も考えないとね」
「道路の整備ですか?」
「それも必要だね。もっとたくさん荷物を運べる方法も、いずれ考えたいな」
川沿いの広い谷を思い出す。
線路を通すことだって、もしかしたらできるかもしれない。
もちろん、まずは地形を調べるのが先だ。
「じゃあ、帰ろうか」
「はい」
「ピー!」
ピコとアストンを連れて、転移魔法を使う。
一瞬で景色が変わった。
見慣れた屋敷の裏庭だ。
◇
「お帰りなさいませ、男爵様」
屋敷へ入ると、ケーラが出迎えてくれた。
「ただいま」
「お怪我はございませんか?」
「大丈夫。アノー山までは行けなかったけど、いろいろ分かったよ」
「それは何よりでございます」
ケーラの視線が、俺とアストンの足元へ向かう。
「……靴を、お願いいたします」
「あっ、そうだった」
泥の付いた靴を脱ぐ。
ピコも足元で止まった。
「ピー!」
「ピコも汚れてるね」
「お手入れの用意もございます」
ケーラは当然のように答えた。
そこへ、書類を抱えたミアがやってきた。
「リオン様。明日のご予定についてご確認をお願いします」
「ありがとう。そうだ、今日歩いてきた谷のこと、測量の人たちに相談したいんだ」
「では、ローレンさんに確認して、打ち合わせの時間を調整いたしますね」
「お願い。それから、クルストとの学校の打ち合わせも予定どおりで」
「はい。そちらも入れてあります」
さすがだな。
午前中は、領民の暮らしが少しずつよくなっていると聞いた。
午後は、まだ開発していない土地へ向かう大変さを知った。
人が増えれば、学べる場所が必要になる。
産業が広がれば、人や物を運ぶ道が必要になる。
どちらも、結果が出るまで時間がかかる。
「さて、明日も忙しくなりそうだね」
「ピー!」
ピコが元気に鳴いた。
まずは、泥を落とすか。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
リオンの領は税収はまだ少ないですが、事業収入は少しずつ増えてきました。
これから教育への投資もどんどん行っていきます。
すこしわかりにくいので、リオンの領の地図を簡単に説明します。
まず領都は北側にあります。そこから少し南に行くと穀倉地帯。さらに南へ進むとレイ湿原があります。
レイ湿原の西南の端にはアナハイムがあります。
アナハイムの西には森があります。
アナハイムの南にはビダン山、ビダン山の東にはアーシタ山があります。そしてビダン山の西にはリンクス山があります。
ビダン山とリンクス山の間を南に進むとアノー山があります。
アノー山からは湧き水が出ていて、それがビダン山、リンクス山の間を流れ、アナハイムの手前で別れています。東の支流はレイ湿原へ流れ、西の支流はアナハイム西の森の方へと流れていきます。
いずれ地図で説明できればと思いますが、今は文字でご理解いただけると幸いです。




