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45歳社長、転生先でハズレスキル「綻びの目」を武器に没落領地を再建する  作者: アカメノコバチ
第21章 リオン・ハル男爵

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第605話 変わりゆくアナハイム

 翌日の午後。


 ピコとアストンを連れて、アナハイムへ向かった。


「じゃあ、行こうか」


「はい」


「ピー!」


 屋敷の裏から転移する。


 到着したのは、アナハイムに用意してある小さな家の裏手だ。


「着いたね」


「はい」


 アストンは、もう転移に驚かなくなった。


 ピコも慣れたものだ。


「ピー!」


「分かった分かった」


 早く外へ出たいらしい。


 家の表へ回り、通りに出る。


「……おお」


 思わず声が出た。


 以前より、ずいぶん人が増えている。


 荷馬車が何台も行き交い、鉱山で働く人たちが道具を担いで歩いている。


 冒険者も多い。


 剣を腰に下げた男。


 大きな盾を背負った女性。


 弓を持った二人組。


 さらに、あちこちで建物の工事が進んでいた。


 木材を組み上げる大工。


 屋根を作る職人。


 石材を運ぶ作業員。


「ずいぶん賑やかになったね」


「はい。以前とは随分違いますな」


 アストンも周囲を見回している。


 以前は空き地だった場所にも、建物が増えている。


 長屋。


 倉庫。


 商店。


 まだ工事中のものも多いが、町全体が活気づいているのが分かった。


 少し離れた長屋の前に、冒険者たちが集まっていた。


 仮設の冒険者ギルドだ。


 壁には依頼書が並んでいる。


 正式な建物はまだ完成していない。


 それでも、もうたくさんの冒険者が出入りしている。


「じゃあ、まずはメラニーに会いに行こうか」


「承知しました」


 ◇


 アナハイムの仮出張所へ向かった。


 長屋の一室を、文官たちが仕事に使っている。


 中へ入ると、若い男性が書類を整理していた。


「あ、男爵様!」


 こちらに気づき、慌てて立ち上がる。


「こんにちは、メラニー」


「こんにちは! 本日はどうされたのですか?」


「アナハイムの様子を見に来たんだ。工房の建設も進んでるみたいだしね」


「そうでしたか!」


 メラニーは二十代前半。


 王都東地区から移住してきた青年だ。


 以前は商人に仕えていたらしい。


 読み書きができて、共鳴石通信機も扱える。


 何より、仕事への意欲が高い。


 それをローレンさんが評価し、アナハイムの駐在を任せた。


「仕事はどう?」


「はい! 毎日忙しくしております!」


「そっか。大変じゃない?」


「大変です。でも、面白いです!」


 メラニーが笑う。


 なんだか嬉しそうだ。


「今のアナハイムについて教えてもらえる?」


「もちろんです!」


 メラニーが書類を広げる。


「まず、鉱山で働く方々が増えております。ヴァレスト公爵領から来られた鉱山技師や作業員の方々ですね」


「うん」


「王都東地区から移住された方々も、少しずつ仕事を覚えております」


「よかった」


「それから、ハーウェイ侯爵領やトラウゼン侯爵領から来られた方々もおります。今は工房の建設や道路整備が忙しいようです」


「なるほど」


「冒険者も増えました。鉱山周辺の護衛や魔物討伐の依頼が多いので、こちらを拠点にする方が増えております」


「宿屋は足りてる?」


「今のところは何とか。ただ、満室になる日も増えております」


「そっか」


「それで、新しい宿屋を建てたいという商人も来ております」


「へえ」


「食堂も増えました。鉱山から戻ってきた方々が、夕方になるとたくさん利用されるそうです」


「いいね」


 働く人が増える。


 食事をする人が増える。


 宿屋や食堂が忙しくなる。


 そうすると、そこで働く人も必要になる。


 少しずつだけど、町の中で仕事が増えているみたいだ。


「そうだ。食料の方は大丈夫?」


「はい。ローデン商会が以前より多く運んでくださっております」


「値段は?」


「多少上がったものもございますが、今のところ大きな値上がりはありません」


「よかった」


 人が増えれば、食べる量も増える。


 そこは引き続き気をつけたい。


「それにしても、よく把握してるね」


「いえ。皆さんがいろいろ教えてくださるので」


「そうなの?」


「はい。以前、商人に仕えていた頃から、人と話すのは好きでしたので」


 メラニーが笑う。


「それに、いろいろな領から人が集まっておりますから、知らないことばかりで面白いんです」


「そっか」


「ヴァレスト領の方からは鉱山のことを、トラウゼン領の方からは道路工事のことを教えていただいております」


「へえ」


「もちろん、専門的なことはよく分かりませんけど」


「あはは。俺もだよ」


 俺だって、鉱山や土木工事の専門家じゃない。


 それぞれ得意な人に教えてもらえばいい。


「そうだ。今日は工房の建設現場も見に行きたいんだけど」


「でしたら、ご案内いたします!」


「お願いできる?」


「もちろんです!」


 メラニーが書類をまとめ、立ち上がった。


 ◇


 出張所を出る。


 アナハイムから北へ、領都方面に向かう街道を進むことにした。


 メラニーが馬車を用意してくれていた。


「工房までは少し距離がございますので」


「ありがとう」


 馬車に乗り込む。


 アストンも一緒だ。


 ピコは俺の膝の上でおとなしくしている。


「ピー!」


 馬車が動き始めた。


 しばらくは、以前からある街道を進む。


 やがて、道の様子が変わってきた。


「……あれ?」


 馬車の揺れが少なくなった。


 窓から外を見る。


 灰色の道が、先へ延びている。


「これ、硬化石だよね?」


「はい!」


 メラニーが嬉しそうに頷く。


「先行して整備した区間が完成したんです!」


「おお!」


 馬車の車輪が、固められた道の上を進んでいく。


 さっきまでより、明らかに揺れが少ない。


「ここまでできてたんだね」


「はい。トラウゼン侯爵領の道路職人の方々と、騎士団の皆さんが整備してくださいました」


 アストンを見る。


「アストンも報告は受けてた?」


「はい。騎士団からも人員を出しております」


「そうだったね」


「主に整地や砕石の運搬、排水路の整備などを担当しております」


「なるほど」


 もう一度、外を見る。


 道の両脇には、水を流すための溝が掘られていた。


 その向こうには、まだ湿った土地が広がっている。


「この辺りは、昔から通行が難しかった場所だよね?」


「はい」


 メラニーが頷く。


「グレイヴ領だった頃は、雨が降ると馬車が動けなくなることもあったそうです」


「ああ、そうだったね」


「ひどい時には、車輪が泥に沈んで、荷物を降ろさなければ動かせなかったとか」


 グレイヴ領時代に、この先の山の調査や開発が進まなかった理由の一つが、この湿地帯だった。


 人や資材を運ぶだけでも大変だったんだろう。


 道路を整備するにも金と人手が必要だ。


 それだけの費用をかけて、鉱山から何も見つからなかったら困る。


 簡単には手を出せなかったのかもしれない。


「今はどう?」


「ご覧のとおりです!」


 メラニーが前を指した。


 向こうから、大きな荷馬車がやってくる。


 荷台には木材が山積みになっていた。


 その後ろにも二台。


 どちらも、かなりの荷物を積んでいる。


 それでも、車輪が泥に沈む様子はない。


 馬車は俺たちの横を通り、そのまま南へ進んでいった。


「すごいね」


「はい。今では、毎日たくさんの馬車が通っております」


「雨が降っても?」


「はい。先日の雨でも問題なく通行できていました」


 それはありがたい。


 以前なら、雨が降るたびに荷物の運搬が止まっていたかもしれない。


 今は違う。


「ただ、まだ完成したのは一部の区間でございます」


「うん」


「今も工房に近いところから、少しずつ道路を延ばしております」


「そうだね。無理に全部を一度に作らなくていいから」


「承知しました」


 改めて道を見る。


 硬化石を使った舗装道路。


 前世で見た道路に、少し似ている。


 もちろん、まだ完成したばかりだ。


 何年も使ったらどうなるかは、これから確かめる必要がある。


 でも、少なくとも今は、何台もの荷馬車が問題なく行き来できている。


「硬化石って、本当に便利だね」


「はい。ただ、硬化石だけではないそうです」


「そうなの?」


「トラウゼン領の職人の方々が、下の地面をしっかり整える必要があるとおっしゃっていました」


「ああ」


「柔らかい土を取り除いて、砕石を敷いて、その上を硬化石で固めているそうです」


「なるほど」


「それから、水がたまらないように両側に溝も作っております」


 確かに。


 表面だけ固くしても、その下の地面が沈んだら意味がない。


「排水の方も問題なさそう?」


「はい。湿原の方へ流れる水にも影響が出ないよう、確認しながら工事を進めております」


「ありがとう。そこは引き続きお願いね」


「承知しました」


 アストンが道路の方を見ている。


「騎士団の人たちも、ずいぶん頑張ってくれたんだね」


「はい。皆、よく働いております」


「ありがたいな」


「それに、よい訓練にもなっております」


「そうなの?」


「はい。土を運んだり、砕石を敷いたりする作業は、体力も使いますので」


「なるほど」


 アストンが少し笑った。


「ただ、最近は道路工事の方が楽しいと言う者もおりまして……」


「え?」


「自分たちが作った道路を、馬車が実際に走っているのを見るのが嬉しいそうです」


「あはは!」


 思わず笑ってしまった。


「それはいいね」


「まあ、剣の訓練も忘れられては困りますが」


「そうだね」


 アストンも笑った。


 騎士団の人たちが作った道路。


 それが、こうして役に立っている。


 ……いいな。


 馬車はそのまま北へ進んでいった。


 ◇


 しばらくすると、建設中の建物が見えてきた。


「着きました!」



 メラニーが指さす。


 広い土地に、大きな建物が二つ並んでいた。


 以前は、耕作が放棄されていた場所だ。


 今は地面が整えられ、あちこちに建設資材が積まれている。


 木材。


 石材。


 鉄材。


 作業員たちが忙しそうに動いていた。


「おお……」


 想像していたより、ずいぶん進んでいる。


「手前が共鳴石通信機の工房です」


「うん」


「奥が硬化石の工房になります」


「大きいね」


「はい。今後の増産を見込んで、広めに作っているそうです」


 馬車を降りる。


 建物の中では、職人たちが床や壁を作っていた。


 まだ完成していないが、工房らしい形になっている。


「設備はいつ頃入るの?」


「共鳴石通信機の方は、すでに一部が届いております」


「そうなんだ」


「はい。今は設置する場所の確認を進めております」


「なるほど」


 近くにいた職人がこちらに気づいた。


「おお、男爵様!」


「こんにちは。お疲れさまです」


「わざわざお越しいただいたのですか?」


「うん。ずいぶん進んでるね」


「はい! まだまだやることは多いですが」


「完成が楽しみだね」


「我々もです!」


 職人が笑う。


 その時だった。


「おーい、メラニー!」


 別の作業員が声をかけてきた。


「はい!」


「昨日頼んだ鉄材、どうなった?」


「ああ、あれですね。今朝、商会に確認しました。今日の夕方には届く予定です!」


「そうか! 助かる!」


「いえいえ!」


 メラニーが笑顔で答える。


 少し歩くと、今度は別の人から声をかけられた。


「メラニーさん!」


「はい!」


「明日の作業員はどうなってる?」


「トラウゼン領から来た方々にお願いしております。明日の朝から二人、こちらへ来ていただく予定です」


「分かった。ありがとう!」


「こちらこそ!」


 ……すごいな。


 次から次へと声をかけられている。


「メラニー、忙しいね」


「あはは。最近はこんな感じです」


「みんなから頼りにされてるんだね」


「いえいえ。皆さんが教えてくださることを、必要な方にお伝えしているだけです」


 メラニーが首を振る。


 確かに、本人が鉄材を作ったり、建物を建てたりしているわけじゃない。


 でも、必要なものが必要な時に届くように調整している。


 それができなければ、工事が止まってしまう。


「大切な仕事だと思うよ」


「ありがとうございます!」


 メラニーが少し照れくさそうに笑った。


 ◇


 次は硬化石の工房だ。


 二つの工房の間には、きれいに整備された道が延びている。


「あ、ここも硬化石なんだね」


「はい!」


 メラニーが頷く。


「工房の建設資材を運ぶ馬車が多いので、こちらも先に整備したそうです」


「なるほど」


 ちょうど、大きな石材を積んだ馬車が通りかかった。


 車輪が灰色の道路を進んでいく。


 その先では、作業員たちが荷物を降ろしていた。


「これだけ馬車が通っても大丈夫なんだね」


「はい。今のところ、目立った問題は出ていないそうです」


「よかった」


 硬化石は、ビダン山で採れる。


 それを使って道路を作る。


 その道路を通って、工房を建てるための資材が運ばれてくる。


 そして、完成した工房では、もっと多くの硬化石を加工できるようになる。


 ……面白いな。


 自分たちで作ったものが、次の仕事を支えている。


「こちらです」


 メラニーに案内され、硬化石工房へ入る。


 建物の中には、大きな作業台や材料を置く場所が用意されていた。


 職人たちが壁や床を仕上げている。


「ここで硬化石を加工するんだね」


「はい。原石を砕く場所と、砂や砕石などを混ぜる場所を分ける予定です」


「なるほど」


「今は小さな工房で作っておりますが、こちらが完成すれば、もっとたくさん作れるそうです」


「楽しみだね」


「はい!」


 その時だった。


「男爵様!」


 奥から作業員が歩いてきた。


「こんにちは。工事は順調?」


「はい! 道路ができてから、ずいぶん楽になりました」


「そうなの?」


「ええ。以前は雨が降ると、資材を運ぶだけでも大変でしたから」


「ああ、そうか」


「今は馬車が建設現場の近くまで入ってこられます。途中で荷物を積み替えることも減りました」


「それはよかった」


「本当に助かっております!」


 作業員が嬉しそうに笑った。


 工房の建設を進めるために道路を作った。


 その道路が、工房の建設を助けている。


 こういう成果が見えるのは嬉しいな。


 ◇


 一通り見終えたところで、建設現場の外へ出た。


 少し離れた場所から、二つの工房を眺める。


 まだ建設途中だ。


 屋根が完成していない場所もある。


 設備だって、これから入れるものが多い。


 それでも、以前は使われていなかった土地に、こんな大きな建物ができ始めている。


「メラニー」


「はい?」


「アナハイムでの仕事は楽しい?」


「はい!」


 即答だった。


「あはは。迷わないね」


「もちろんです!」


 メラニーが笑う。


「王都にいた頃は、商人の方のお手伝いをしておりました」


「うん」


「荷物を確認したり、簡単な書類を整理したり。そういう仕事が中心でした」


「そっか」


「こちらへ来てからは、覚えることがたくさんあります」


「大変でしょ?」


「はい。正直、まだ分からないことばかりです」


 メラニーが少し照れくさそうに笑った。


「でも、皆さんが教えてくださるんです」


「うん」


「ヴァレスト領の方も、トラウゼン領の方も、ハーウェイ領の方も。最初は話についていけないことも多かったんですが……」


「あはは。専門的なことは難しいよね」


「はい。でも、少しずつ分かるようになってきました」


 メラニーが工房を見る。


「それに、昨日まで柱しかなかったところに、今日は壁ができているんです」


「うん」


「少し前まで通れなかった道を、今日は馬車が走っているんです」


「そうだね」


「毎日、町が変わっていくのが分かるんです」


 メラニーが嬉しそうに笑った。


「だから、今の仕事がとても楽しいです!」


 ……そっか。


 なんだか、いいな。


 自分の仕事が役に立っている。


 その成果が、目の前で少しずつ形になっていく。


 それは働く人にとって、嬉しいことだと思う。


「メラニー」


「はい?」


「ローレンさんにも、今日のことを報告しておくね」


「えっ?」


「メラニーが頑張ってくれてるって」


「そ、そんな!」


「駄目?」


「いえ! ただ、まだまだ勉強中ですので……」


「あはは。これからもよろしくね」


「はい!」


 メラニーが深く頭を下げた。


 ◇


 帰り道。


 馬車の窓から、硬化石で整備された道路を見る。


 何台もの荷馬車が行き交っていた。


 木材を積んだ馬車。


 石材を積んだ馬車。


 食料を運ぶ馬車。


 道の先には、まだ整備されていない土地も広がっている。


 少し前までは、こちらも同じような道だったんだろう。


 グレイヴ領だった頃は、この先にある山を十分に調査することさえ難しかった。


 今は違う。


 道路ができた。


 人が集まった。


 工房が建ち始めた。


 そして、アナハイムも少しずつ大きくなっている。


「男爵様」


 隣にいたアストンが声をかけてきた。


「何?」


「ずいぶん変わりましたね」


「うん。本当に」


「以前は、この辺りを馬車で通るのも大変だったと聞いております」


「そうだね」


「それが、今ではこれほど多くの馬車が走っている」


 アストンが窓の外を見る。


「騎士団の者たちも、喜ぶと思います」


「うん。みんなのおかげだね」


 道路を作った人。


 鉱山で石を掘っている人。


 工房を建てている人。


 商売を始めた人。


 そして、メラニーのように、いろいろな人をつないでくれている人。


 たくさんの人が、それぞれの仕事をしている。


 その積み重ねが、今のアナハイムを作っているんだ。


「ピー!」


 膝の上でピコが鳴いた。


「どうしたの?」


「ピー!」


 窓の外を見ている。


「ああ、馬車がいっぱいだね」


「ピー!」


 何が嬉しいのか分からないけど、ピコも楽しそうだ。


 俺はもう一度、窓の外を見た。


 まだ、やることはたくさんある。


 道路だって、完成したのは一部だけだ。


 工房もまだ建設途中だし、アナハイムにも足りないものは多い。


 でも少しずつ確実に変わっている。


 昨日より今日。


 今日より明日。


 こうして目に見える成果が増えていくのは、やっぱり嬉しい。


 ……また、見に来よう。



最後まで読んでいただきありがとうございます。

新キャラのメラニー登場です。本当はハル領にいた時に出そうと思ったけど、ようやく出せました。

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― 新着の感想 ―
ずいぶんと若い会長www
AEの会長(ティターンズとエゥーゴ相手の死の商人)が、陽キャ!!
2026/10/12 13:02 アラ還のガンオタ
リオン君、山は収納しないのかな? 山を収納もしくは収納スキルで削り取っちゃえばトンネル掘らずともミラパパの領地まで街道一直線で引けますよね。 あと自分だったら有事に備えて国内外への転移先を拡充しておき…
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