↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
45歳社長、転生先でハズレスキル「綻びの目」を武器に没落領地を再建する  作者: アカメノコバチ
第21章 リオン・ハル男爵

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
627/673

第604話 少しずつ、前へ

 翌朝。


 ルッツさんたちと、政務所の近くにある空き地へ向かった。


「ここはどうでしょう?」


「うん。広いし、屋敷からも近い。いいと思う」


 目の前には、草の生えた大きな土地が広がっている。


 これまでは屋敷の庭で蒸気機関車の実験をしていた。


 でも、これ以上大きくするなら、さすがに庭では狭い。


「ここに工房を作って、線路も敷きたいんだ」


「なるほど。どのくらいの広さを使うおつもりですか?」


「まずは真っすぐ走らせられるくらいかな。いずれは曲がったり、坂を上ったりする試験

もしたいね」


「それなら、かなりの広さが必要になりますな」


「うん。でも、ここなら大丈夫そうでしょ?」


「そうですね」


 ルッツさんが頷く。


「ところで、リオン様」


「何?」


「将来的には、どのくらい大きな機関車を作るおつもりなのですか?」


「ああ、それなんだけどね」


 俺は地面にしゃがみ、拾った枝で絵を描いた。


 先頭に蒸気機関車。


 その後ろに客車を何台かつなぐ。


「こんな感じかな」


「ほう。客車を何台も引くのですね」


「うん。将来は人も荷物も、たくさん運べるようにしたいんだ」


「それは楽しみですな」


「それで、大きさなんだけど……」


 立ち上がって歩き始める。


「機関車は、この辺から……」


 しばらく歩いて振り返る。


「このくらいかな?」


「……え?」


 ルッツさんが目を丸くした。


「そんなに大きいのですか!?」


「うん。最終的には、そのくらいを目指したいんだ」


「庭にあるものとは、まるで違いますな」


「そうだね。高さも、普通の家の屋根くらいはあると思う」


「それは大変なものになりますぞ」


「あはは。そうだよね」


 前世で見た蒸気機関車は、もっと大きかった気もする。


 ただ、正確な寸法なんて覚えていない。


 何度も電車に乗っていたくせに、そんなことは気にしたこともなかった。


「後ろにつなぐ客車も、人が何人も座れるくらいにしたいんだ」


「なるほど。では、線路も考えなければなりませんね」


「うん。今より大きな機関車が安全に走れるものにしたい」


「幅はどのくらいをお考えですか?」


「それは、まだ決めてないんだ」


 前世で見た線路は、確かこれくらいだったかな。


 両手を広げてみる。


「大体これくらいをイメージしてるんだけど、実際に必要な幅は試しながら決めたいんだ」


「分かりました。車輪との関係もありますから、いくつか試してみましょう」


「お願いします」


 ルッツさんが地面の絵を見つめる。


「ただ、リオン様。一つ提案がございます」


「うん?」


「最初からそこまで大きな機関車を作るのは、やめておきませんか?」


「やっぱり難しい?」


「はい。大きくすれば、それだけ重くなります。今の蒸気機関で動かせるかどうかも分かりません」


「ああ、そうか」


「車輪や車軸も丈夫にする必要がありますし、止める仕組みも改良しなければなりません」


 確かに。


 庭の機関車は、人が一人乗れる程度の大きさだ。


 それを何倍にもしたら、同じ仕組みで動くとは限らない。


「じゃあ、どうするのがよいと思う?」


「まずは今のものより少し大きな機関車を作ります。荷物を載せて走らせ、問題がなければ、さらに大きくするのです」


「なるほど」


「少しずつ大きくしていけば、どこを改良すればよいかも分かると思います」


「いいね。それでいこう!」


「よろしいのですか?」


「もちろん。作るのはルッツさんたちなんだから」


 最初から完成形を目指す必要はない。


 小さく作って、試して、改良する。


 前世で新商品を開発した時も、そんなふうに進めたことがあった。


「俺は作りたいものを言うばかりで申し訳ないけど」


「いえいえ。それが一番難しいことだと思うので」


「そうなの?」


「はい。何を作ればよいか分からなければ、私たちも困りますから」


 ルッツさんが笑った。


「それに、こんな大きなものを作れる機会など、そうそうありません」


「……もしかして、楽しみ?」


「もちろんです!」


 即答だった。


 思わず笑ってしまう。


「じゃあ、まずは測量からだね」


「はい!」


 職人たちが縄と杭を持って動き始めた。


 ルッツさんも、楽しそうに指示を出している。


 今はまだ、草の生えた空き地だ。


 でも、ここに工房ができて、大きな蒸気機関車が走る。


 ……楽しみだな。


 ◇


 政務所に戻ると、ヴィクトルが来ていた。


「おう、リオン」


「あ、ヴィクトル。おはよう」


「朝からどこへ行ってた?」


「蒸気機関車の実験場を見に行ってたんだ」


「もう場所を決めたのか?」


「うん。政務所の近くの空き地」


「ああ、あそこか」


「広いし、ちょうどよさそうなんだ」


 ヴィクトルが頷く。


「だったら、その土地をローデン商会に貸してくれ」


「うん。そのつもり」


「話が早いな」


「土地はこの領のものとして残しておきたいからね」


「ああ。こっちは土地を借りて、工房を建てる。それでいいだろ?」


「うん。地代は払ってもらうけど」


「当たり前だろ!」


 ヴィクトルが笑った。


「商売に使う土地なんだ。タダで借りようなんて思ってねえよ」


「あはは。ありがとう」


 土地を売らずに貸す。


 それだけでも、領地に新しい収入源ができる。


 工房の建設や設備の調達は、ローデン商会が担当してくれる予定だ。


「職人も集めてくれるんだよね?」


「ああ。ただ、鉄を加工できる職人は簡単には集まらねえ。ヴァレスト公爵にも協力してもらいたいところだな」


「うん。公爵様には相談してみるよ」


 昨日、公爵は蒸気機関車の開発に、金貨五千枚まで出資する意向を示してくれた。


 もちろん、最初から全額ではない。


 開発の進み具合を見ながら、段階的に出資してくれるという話だ。


「公爵様の出資と、ローデン商会の出資はきちんと整理しておこう」


「ああ。誰が何に金を出したのか、後から分からなくなったら困るからな」


「それと、蒸気機関車の開発は鉱山事業とは別にしたいんだ」


「当然だ。そっちは新しい事業として契約を作ろう」


「ありがとう」


 ヴィクトルが書類を取り出す。


「それより、今日はほかにも報告がある」


「何?」


「共鳴石通信機と硬化石の工房だ」


「ああ! どうなってる?」


「どっちも順調だ。まず共鳴石通信機の工房だが、建物はかなりできてきた」


「よかった」


「設備が揃って職人の訓練も進めば、最終的には一日百台くらい作れるようにしたい」


「百台か。すごいね」


「まあ、最初からその数を出せるわけじゃねえがな」


「うん。まずは確実に作れるようにしよう」


「ああ。それで、注文の方なんだが……」


 ヴィクトルが書類を見せる。


「王家と出資者の連中、それからベイルン家の分を優先して、まず二百四十台だ」


 ベイルン家への優先販売は俺が決めた。


「うん」


「それ以外の領からも、問い合わせがどんどん来てるぞ」


「商会からも?」


「もちろんだ。王都にいる商人が、離れた町の店と直接連絡できるんだ。欲しがらねえわけがない」


「確かに」


 商品の注文。


 荷物の到着。


 値段の確認。


 これまで何日もかかっていた連絡が、ずっと早くなる。


 商人にとっては、相当便利なはずだ。


「ただし、優先購入権のある人たちが先だよ」


「分かってる。契約は守るさ」


「うん。よろしくね」


「次は硬化石だ」


 ヴィクトルが別の書類を取り出す。


「こっちの方が、もっと面白いことになってる」


「え?」


「道路用の問い合わせがすごいんだよ」


「そんなに?」


「ああ。王家も各領も、主要街道を整備したがってる」


 なるほど。


 共鳴石通信機は、一台ずつ売る商品だ。


 でも、道路は長い。


 一つの町から隣の町まで整備すれば、次は別の町まで延ばしたくなる。


「硬化石は、できるだけ広く使ってもらいたいんだ」


「ああ。値段も抑えるんだろ?」


「うん。道路が良くなれば、馬車も走りやすくなるし、荷物も運びやすくなるからね」


「分かってるって」


 ヴィクトルが笑う。


「ただ、お前。一つ言っておくぞ」


「何?」


「安く売っても、ちゃんと利益は残す。工房で働く連中にも給料を払わなきゃならねえんだからな」


「ああ、そうだね」


「それに、儲からなきゃ次の工房も作れねえ」


「うん。そのとおりだ」


 安くして普及させたい。


 でも、赤字で売り続けるわけにはいかない。


 商品が売れて、職人たちも暮らしていけて、次の設備も作れる。


 それが大切だ。


「あと、優先購入権のあるところから販売してくれるんだよね?」


「ああ。そっちの分を確保してから、ほかの領に売る」


「ありがとう」


「ただ、硬化石はもっと大量に売れるぞ。今のうちに採掘の方も増やしておいた方がいい」


「うん。鉱山にも相談しておくよ」


「頼んだぞ。せっかく工房を作っても、材料が足りなきゃ意味がねえからな」


「そうだね」


 ヴィクトルが書類をまとめる。


「じゃあ、俺は工房の方へ行く」


「うん。ありがとう」


「まったく、お前の領は次から次へと仕事が増えるな」


「あはは。ごめんね」


「謝るな。儲かる仕事なら大歓迎だ」


 そう言って、ヴィクトルが笑う。


「あ、そうだ」


「何だ?」


「今度、何かご馳走するよ。いつも頑張ってくれてるから」


「おっ、いいのか?」


「うん。何が食べたい?」


「そうだな。ケーラさんのサンドイッチを食べさせてくれ」


「分かった。用意しておくよ」


「よし、約束だからな!」


 ヴィクトルは満足そうに出ていった。


 ……相変わらず元気だな。


 でも、ヴィクトルが楽しそうに仕事をしてくれているのは、嬉しい。


 ◇


 午後。


 ローレンさんと、今年の財政状況を確認することにした。


「こちらが現在の収支でございます」


「ありがとう」


 机の上に書類が並ぶ。


 税収。


 政務所の運営費。


 騎士団の維持費。


 道路整備。


 南部開発。


 それから、鉱山事業。


「まず税収ですが、依然として厳しい状況ですな」


「そうだよね」


「商業活動は少しずつ活発になっておりますが、税収の増加には時間が掛かります」


「うん」


 領地の経済が良くなったからといって、翌日から税金が増えるわけじゃない。


 それに、領民の暮らしがまだ厳しいのに、無理に税金を増やすつもりもない。


「一方、支出は増えております」


「道路と南部開発かな?」


「はい。鉱山の整備や騎士団の費用もございます」


「そっか」


 以前は、どうやって支出を減らすかばかり考えていた。


 政務所の仕事を見直し、領主家の使用人も減らした。


 無駄をなくすことは大切だ。


 でも、削減だけでは領地は豊かにならない。


「それで、鉱山事業はどう?」


「そちらは、ありがたいことに順調です」


 ローレンさんの表情が少し和らいだ。


「共鳴石と硬化石の販売が始まり、少しずつ収入が入ってきております」


「よかった」


「まだ大きな金額ではありません。しかし、これまでになかった収入ですからな」


「うん。本当にありがたいね」


 鉱山で共鳴石を採掘する。


 それを原石として販売し、ローデン商会が通信機へ加工する。


 硬化石も同じだ。


 採掘したものを販売し、商会が砂や砕石などと混ぜて道路用の材料にする。


 鉱山と工房。


 それぞれ別の事業だ。


「出資者への還元も、鉱山の売上を基準に計算してるんだよね?」


「はい。契約どおり、その五パーセントでございます」


「加工後の商品の売上とは、引き続き分けて管理しよう」


「もちろんでございます」


 ローレンさんが頷いた。


「それで、今年の売上見込みなんですが……」


「うん」


「当初は、金貨一万五千枚を予定しておりました」


「そうだったね」


「ですが、硬化石の需要が想定以上に大きくなっております」


 ローレンさんが書類を示す。


「現時点では、金貨一万九千五百枚ほどになると見込んでおります」


「三割増しか」


「はい」


 これは嬉しい。


 もちろん、まだ新しい工房は完成していない。


 それでも、既存の設備で販売は始まっている。


 硬化石については、今後の道路整備に向けた引き合いも強い。


「受注済みと商談中の案件は分けて見積もってる?」


「はい。こちらが確定している注文で、こちらが成約を見込んでいる案件です」


「ありがとう」


 書類を見る。


 商談中の案件がすべて契約になるとは考えていない。


 工房の完成時期や、採掘できる量も踏まえた数字だ。


「これなら、当初の予測を上回れそうだね」


「はい。もっとも、納品が予定どおり進むことが前提ですが」


「うん。そこはヴィクトルと確認しながら進めよう」


「承知いたしました」


 ローレンさんが次の書類を差し出す。


「出資者への還元見込みも計算してございます」


「ありがとう。いくらになりそう?」


「金貨九百七十五枚です」


「当初より二百二十五枚増えるんだね」


「はい」


 王家から金貨二万枚。


 ヴァレスト公爵家から一万枚。


 ハーウェイ侯爵家から八千枚。


 トラウゼン侯爵家から七千枚。


 それから、父上から五千枚。


 合計で金貨五万枚の出資を受けている。


 ハル領は土地や採掘権などを提供し、事業の持分を五十一パーセント保有する。


 現金は一枚も出していない。


 だからこそ、出資者にはきちんと利益を得てもらいたい。


「王家には、金貨三百九十枚か」


「はい。ヴァレスト公爵家には百九十五枚、ハーウェイ侯爵家には百五十六枚でございます」


 残りも出資割合に応じて分配する。


 契約期間は二十年。


 まだ初年度だ。


 それでも、当初予測を上回る還元ができそうなのはありがたい。


「これなら、少しは喜んでもらえるかな」


「当初の予定を上回るのですから、よいご報告になると思いますぞ」


「そうだといいな」


「ただし、男爵様」


「うん?」


「これはあくまで年間の見込みでございます。今、金貨九百七十五枚を支払えるという話ではございません」


「うん。分かってる。まずは予定どおり納品して、売上を確保しないとね」


「はい」


 ローレンさんが頷く。


「それから、鉱山にはもっと頑張ってもらいたいね」


「特に硬化石ですな」


「うん。道路用なら、まだまだ需要はあると思うんだ」


「各領の道路が整えば、商人たちも喜びますでしょうな」


「そうだね」


 道路が良くなれば、荷物を早く運べる。


 馬車が通りにくかった場所にも、商品を届けやすくなる。


 商人が増えれば、町も賑わう。


 そうなれば、長い目で見て税収にもつながるはずだ。


「それから、もう一つございます」


「何?」


「蒸気機関車の実験場について、ヴィクトル殿から連絡がありました」


「ああ、土地の貸付だね」


「はい。地代などの条件をまとめたいとのことです」


「うん。商会にも無理のない条件にしたいね」


「承知いたしました」


 土地を貸せば、ハル領には地代収入が入る。


 金額としては鉱山事業ほど大きくないかもしれない。


 でも、こうして収入源が一つ増えるのは嬉しい。


「……男爵様」


「はい?」


 ローレンさんが、机の上の書類を見つめていた。


「以前は、支出を減らす話ばかりしておりましたな」


「ああ、そうだったね」


「政務所の人員を減らし、屋敷の経費を見直し……」


「うん」


「あの頃は、正直、どうなることかと思っておりました」


 ローレンさんが少し笑った。


「ですが、今は違いますな」


「そう?」


「はい。税収は相変わらず少ない。支出も増えております」


「うん」


「それでも、新しい収入が生まれ始めている」


 ローレンさんが顔を上げた。


「これほどありがたいことはございません」


 ……そうだよな。


 ローレンさんは、ずっと領地の財政を支えてきた。


 俺が来る前から、厳しい数字と向き合っていたはずだ。


「ローレンさん」


「はい?」


「いつもありがとう」


「……何でございますか、急に」


「いや。ずっと大変だったでしょ?」


「それは、まあ……」


「でも、ローレンさんがいてくれたから、ここまで来られたんだと思う」


 ローレンさんが少し困ったように笑った。


「男爵様。それは買いかぶりというものですぞ」


「そうかな?」


「ええ。私は帳簿を見ていただけです」


「その帳簿が大切なんだよ」


 どれだけ商品が売れても、収支を把握できなければ困る。


 支払うべきお金を支払えなければ、信用を失う。


 次の投資だってできなくなる。


「これからも頼りにしてるからね」


「……まったく」


 ローレンさんが小さく息をついた。


「男爵様は、時々そういうことをおっしゃいますな」


「え?」


「いえ。何でもございません」


 そう言って、笑った。


「こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします」


「うん!」


 少し間が空く。


「ただし、一つお願いがございます」


「何?」


「これ以上仕事を増やされるのであれば、政務所の人員も見直させていただきたいですな」


「あはは。そうだね」


「笑い事ではございませんぞ」


「ごめんごめん」


 せっかく人を減らしたばかりなのに。


 でも、仕事が増えて必要になったのなら、それは悪いことじゃない。


「必要なところには、ちゃんと人を増やそう」


「そのお言葉、お忘れなきよう」


「うん。約束する」


 ローレンさんが満足そうに頷いた。


 ◇


 午後の仕事が一段落し、窓の外を見た。


 今朝の空き地では、ルッツさんたちがまだ測量を続けている。


 遠くからでも、楽しそうに話しているのが分かった。


 あそこに工房ができる。


 線路が敷かれ、いつか大きな蒸気機関車が走る。


 今はまだ、縄と杭があるだけだ。


 領地の税収も少ない。


 支出だって多い。


 それでも、少しずつ変わってきた。


 ローレンさんも、以前より少し楽しそうに仕事をしている。


 俺だって、そうだ。


 やることは山ほどある。


 でも、不思議と嫌じゃない。


 誰かに無理をさせて、一人で頑張る必要もない。


 得意な人が、それぞれの仕事を進めてくれている。


 もちろん、問題がなくなったわけじゃない。


 それでも、明日は今日より少し前に進めそうな気がする。


 ……こういう毎日も、悪くないな。


 俺はもう一度窓の外を見てから、机に戻った。


 さて。


 もうひと仕事、頑張ろうか。



最後まで読んでいただきありがとうございます。

サラダは死亡フラグですが、サンドイッチなら大丈夫なはず。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
パインサラダか。
サラダ?サンドイッチ?死亡フラグ? 何のことでしょう??
正直、ミラ成分が足りなすぎなんよ。 デートしろし!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。