第569話 山の価値
お手すきの際に是非!
《剣聖》になった弟に家を追い出された俺のスキルは《会員》でした
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翌朝。
屋敷の裏庭に俺、ヴィクトル、アストン、テオが集まった。
「ピー!」
もちろんピコもいる。
「馬はいないのか?」
ヴィクトルが聞いた。
「今日は必要ないよ」
「どういうことだ?」
「すぐ分かる」
「?」
俺はヴィクトルの肩に触れる。
「じゃあ行くよ」
「どこに――」
転移する。
◇
「――っ!」
景色が変わった。
目の前にはビダン山。
少し離れた先にはレイ湿原が広がっている。
ヴィクトルが固まっていた。
「着いたよ」
「……」
「ヴィクトル?」
「……リオン」
「何?」
「とんでもないな」
「そう?」
「今の何だ?」
「転移魔法」
「魔法?これ、道具にできないのか?」
「今のところは無理だと思う。俺が魔力印を作らないといけないし、誰でも使えるわけじゃないから」
「……そうか」
ヴィクトルが周囲を見る。
「惜しいな」
「何が?」
「これが誰でも使えたら、物流そのものが変わる」
「俺もそう思う」
「でも無理なんだな?」
「今のところはね」
「なら仕方ない」
切り替えが早い。
「それより」
俺は山と湿原の間に広がる平地を指した。
「あそこ」
「何だ?」
「町を作りたい」
「町?」
「うん」
ヴィクトルが平地を見る。
「山で働く人。湿原で米を作る人。それに冒険者も増えると思う」
「ああ」
「宿とか店とか、鍛冶屋とか倉庫も必要になる」
「当然、住宅もいるな」
「それはイレーナさんに頼んだ」
「イレーナ?」
「うん。まぁ、いずれ紹介できる様にするよ。とりあえず彼女たちに長屋を二棟――」
「もう頼んだのか?」
「うん」
「早いな」
「でも、もっと急ぎたいんだよね」
山を開発するにも、人が住む場所がないと始まらない。
ヴィクトルが少し考える。
「ならガイルに頼めばいいだろ」
「ガイル?」
「ああ」
「なんで?」
「ベイルン騎士団は、災害の後なんかに道を直したり、簡単な拠点を作ったりする訓練もしてるぞ」
「そうなの?」
「大工みたいにできるわけじゃないだろうけど。でも整地、木の伐採、資材運び、柵、簡単な建物くらいなら訓練になる」
「それは助かるな」
「ガイルに共鳴石と硬化石の話をしてみろよ」
「うん」
「訓練場所もあるって言えば、あいつなら十人くらい騎士を連れてくるぞ」
「本当に?」
「たぶんな」
それならかなり助かる。
◇
アーシタ山へ入る。
数日前に調べた場所まで進んだ。
「この辺り」
亜空間収納から道具を出す。
ヴィクトルが一瞬止まった。
「……相変わらず凄いな、それ」
「うん」
ツルハシを渡す。
「ヴィクトルも掘るだろ?」
「当たり前だろ?自分の目で見ないで値段なんか付けられるか」
「そっか」
ヴィクトルらしい。
俺とヴィクトル、テオで掘る。
アストンは周囲を警戒する。
しばらくすると交代した。
今度はアストンが掘り、テオが警戒する。
さらに場所を移す。
また掘る。
少しずつ岩盤を削っていく。
「出ました」
テオが言った。
黒っぽい岩の中に、見覚えのある色が混ざっている。
ヴィクトルが手に取った。
少し眺める。
「銅だ」
「やっぱり?」
「ああ」
さらに掘る。
また出た。
少し離れた場所へ移動する。
そこでも掘る。
「こっちもですね」
アストンが岩を持ち上げる。
ヴィクトルが確認する。
「これも銅だ」
もう一か所。
そこでも同じだった。
ヴィクトルが山を見上げる。
「……本物だな」
「何が?」
「この山だよ」
ヴィクトルが岩を足元へ置いた。
「たまたま一か所だけ銅が出たわけじゃない」
「うん」
「もちろん、どれくらい埋まってるかは専門家に調べてもらわないと分からない」
「そうだね」
「でも、金を掛けて調査する価値は十分ある」
「よかった」
まだ正式な銅山と決まったわけじゃない。
でも、一歩進んだ。
◇
途中、何度か魔物も出た。
アストンとテオが倒す。
倒した魔物は、素材として売れるかもしれないので亜空間収納へ入れていく。
ただ。
「ピー!」
「あ」
一匹だけ、ピコが丸呑みにした。
「ピコ」
「ピー?」
「それ、売れたかもしれないんだけど」
「ピー!」
「美味しかった?」
「ピー!」
「そっか……」
まあいいか。
掘った銅鉱石も集める。
「結構な量になったな」
ヴィクトルが言う。
「持って帰れるのか?」
「うん」
鉱石へ触れる。
まとめて亜空間収納へ入れた。
「……」
ヴィクトルが固まる。
「どうしたの?」
「前も気になったんだけど、それ、どこに消えるんだ?」
「わかんない」
「え?」
「どこにいくかわからないけど、自分の意思で取り出しできるんだ」
「……」
「ヴィクトル?」
「それ、いいな」
「うん。すごく便利だよ
「お前、本当に何でもありだな」
「何でもはできないよ」
◇
帰る前にビダン山にも立ち寄った。
共鳴石が採れた場所。
硬化石がまとまっている場所。
すでに掘ったところをヴィクトルに見せる。
「こっちもかなりあるな」
「うん」
ヴィクトルが共鳴石を手に取る。
「銅より値段を付けるのが難しい」
「価値が低い?」
「逆だ」
「逆?」
「銅なら、今の市場でどれくらい売れるか分かる」
「ああ」
「でもこれは違う」
共鳴石を見る。
「今まで存在しなかった商売になる」
「通信?」
「そう」
次に硬化石を見る。
「こっちも同じだ。道路や建物に本当に使えるなら、どこまで需要が増えるか読めない」
「だから難しい?」
「ああ」
ヴィクトルが笑う。
「面白くなってきたな」
「でしょ?」
◇
昼前に屋敷へ戻った。
食卓には、今日も白いご飯が並んでいる。
「お、米か」
ヴィクトルが椅子へ座る。
「嫌?」
「誰が嫌だって言った?」
普通に食べ始めた。
「……やっぱりうまいな」
「でしょ?」
「パンとは全然違うな」
ミラが笑う。
「ヴィクトルも気に入ってるじゃん」
「あぁ、この国でも流行らせたいな」
俺も食べる。
うまい。
「でも、箸が欲しいな……」
「何?」
ミラが聞く。
「いや」
もう一口。
「おにぎりも食べたいな」
小さく呟く。
ミラがこっちを見た。
「……」
「何?」
「なんでもない」
「?」
なんだろう。
◇
「そうだ」
ヴィクトルが思い出したように言う。
「朝のガイルの話」
「うん」
「俺から手紙を出してもいいぞ」
「あ」
ナディアが声を上げた。
「どうしたの?」
「ガイルさんには、先日お手紙を送りました」
「もう?」
「はい」
「何て?」
「私がこちらへ来ることと、レイ湿原でお米作りを始めることを」
「うん」
「それから、リオンさんが少し困っているようだということも書きました」
「え?」
「人手が足りないようでしたので」
「……ありがとう」
「いえ」
ヴィクトルが頷く。
「それなら、もう動いてるかもしれないな」
「そんなにすぐ?」
「ガイルだぞ?」
「ああ」
「そろそろ王都を出てたりして?」
ナディアも頷く。
「私も、ガイルさんのことですから来ると思いますよ」
「じゃあ来たらお願いしてみる」
「共鳴石と硬化石の話をしたら喜ぶぞ」
「訓練にもなるって?」
「ああ」
また人が増えるかもしれない。
◇
午後。
政務所へ戻った。
執務室の机いっぱいに紙を広げる。
俺とヴィクトル。
ミラ。
ナディア。
ミアとローレンにもいる。
「じゃあ」
ヴィクトルが椅子へ座る。
「山も見た。次は数字だな」
「うん」
『南部鉱山共同出資契約』
昨日作った案を机へ置く。
「契約期間とかは考えてるのか?」
「二十年で考えてる」
「二十年か」
「長い?」
「いや」
ヴィクトルが首を振る。
「鉱山を開いて、道を造って、工房まで動かすなら、それくらいは必要だ」
「じゃあ二十年」
紙へ書く。
「まず売上を考えよう」
「銅はある程度読める」
ヴィクトルが言う。
「市場がもうあるからな」
「年間どれくらい?」
「採掘量次第だけど、順調に増やせれば金貨三万枚くらいまでは狙える」
「硬化石は?」
「分からない」
「だよね」
「でも、道路と建築に本当に使えるなら銅より大きい」
「金貨十万枚くらい?」
「十分あり得る」
「共鳴石は?」
ヴィクトルが少し黙る。
「一番分からない」
「通信機器が王都や大きな領に広がった場合で考えよう」
「なら、金貨十二万枚くらいは見てもいいかもしれない」
「合計、年間二十五万枚」
思わず数字を見直す。
金貨二十五万枚。
俺の感覚なら、二百五十億円くらいだ。
しかも、一年間で。
今のこの領の年間予算は、金貨六千五百枚ほど。
単純に比べれば、三十八年分以上になる。
「……」
自分で計算したのに、さすがにおかしいと思った。
ヴィクトルが俺の顔を見る。
「事業が育った後ならな」
「最初からは無理だよね」
「当然だ」
最初の一年は小さく始める。
二年目。
三年目。
道路や工房が整うにつれて増やしていく。
紙に数字を並べる。
「一年目が金貨一万五千枚くらい」
「二年目は四万」
「三年目で八万」
「六年目くらいで二十二万」
「七年目以降、二十五万を基準にする?」
「そのくらいなら無茶じゃない」
計算する。
「二十年間の売上は……」
ミアが数字を追っている。
「金貨四百十六万五千枚くらい」
ローレンの手が止まった。
「……四百万枚?」
「売上全部だよ」
「それでも……」
「もちろん、そのまま残るわけじゃない」
人件費。
採掘費。
輸送費。
工房。
警備。
修繕。
いろいろ掛かる。
「全部引いて、四十五%くらい残ると仮定すると」
「金貨百八十七万枚くらいか」
ヴィクトルが計算する。
「そう」
「だったら、この事業の価値は金貨百八十七万枚だろ?」
「いや、違うよ」
ヴィクトルが俺を見る。
「違う?」
「二十年後にもらえる金と、今日持ってる金は同じ価値じゃないから」
「同じ金貨でしょ?」
ミラが聞いた。
「うん」
「どう違うの?」
「例えばミラ」
「私?」
「今すぐ金貨百枚もらえるのと、十年後に百枚もらえるの。どっちがいい?」
「今」
「早いね」
「だって今あれば使えるでしょ?」
「その通り」
ヴィクトルも頷く。
「今なら、その百枚を商売に使って増やせる」
「そう」
ナディアが口を開いた。
「それだけではありませんよね?」
「うん」
「十年後も、今と同じ金額で同じものを買えるとは限りません」
「そういうこと」
ミラがナディアを見る。
「物の値段が変わるってこと?」
「はい。食料や宿代が高くなれば、同じ金貨百枚でも買える量は減ります」
「なるほど」
「それに」
俺は続ける。
「十年間、この事業が予定通り進む保証もない」
ヴィクトルが頷く。
「銅が思ったほど採れないかもしれない」
「うん」
「魔物で採掘が止まるかもしれない」
「うん」
「共鳴石の通信が思ったほど売れないこともある」
「ある」
ミラが少し考える。
「だから、未来にもらえる金は少し安く考える?」
「そう」
「どうやって?」
ヴィクトルが聞く。
「割引率を使う」
「割引率?」
「未来のお金を、今ならいくらの価値なのかに直すための数字だよ」
「例えば?」
「今回は分かりやすく十%で考えてみよう」
紙に書く。
「一年後にもらう金貨百枚なら、今の価値では約九十一枚」
「なんで?」
「今の百枚を一年置いて十%増やすと、百十枚になるでしょ?」
「ああ」
「その逆を考える。来年の百枚は、今なら百枚より少なくていい」
「なるほど」
「五年後なら?」
ミラが聞く。
「金貨六十二枚くらい」
「そんなに減るの?」
「うん」
「では、十年後は?」
ナディアが聞いた。
「三十九枚くらい」
「半分以下ですか」
「そう」
ヴィクトルが紙を見る。
「十年後の金貨百枚の価値は、今なら四十枚にもならない……」
「十年待つって、それくらい大きいんだよ」
「でも」
ナディアが言う。
「その十%は、誰が決めるのですか?」
「そこが難しい」
「決める数字によって、事業の価値が変わってしまいますよね?」
「さすがナディア。そうなんだよ」
「低くすれば事業価値は高くなり、高くすれば低くなる」
「その通り」
やっぱり理解が速い。
「では、自分に都合の良い数字を使うこともできます」
「できるよ」
「それでは困りませんか?」
「だから理由が必要なんだ」
「理由?」
「今その金を持っていたら、別の商売に使える。将来、物の値段が変わるかもしれない。
それに、この事業が失敗する危険もある」
「それをまとめて考える?」
ミラが聞く。
「本当はもっと細かく分ける。でも今回は、まず十%で計算する」
「危ない事業なら?」
ヴィクトルが聞く。
「もっと高くする」
「逆に、ほぼ確実に金が入るなら?」
「低くてもいい」
ヴィクトルが少し考える。
「なるほど」
「何?」
「危ない商売ほど、未来の儲けを安く見るわけか」
「そういうこと」
ミラが頷く。
「それなら分かりやすい」
「私も分かりました」
ナディアが言う。
「ただ、一つの数字だけで考えるのは危険ではありませんか?」
「どういうこと?」
「共鳴石が予想以上に広がるかもしれません」
「うん」
「反対に、思ったほど売れない可能性もあります」
「そうだね」
「でしたら、何通りか計算した方がよいのでは?」
「……確かに」
ミラが言う。
「悪かった場合、普通の場合、すごく上手くいった場合?」
「うん。それがいいね」
ヴィクトルも頷いた。
「三つ出そう」
計算を続ける。
◇
かなり時間が掛かった。
「普通に進んだ場合」
俺は紙を見る。
「金貨五十七万枚くらい」
「それが今の事業価値?」
ミラが聞く。
「暫定だけどね」
「悪い場合は?」
「金貨三十万枚前後」
「それでもかなりあるな」
ヴィクトルが言う。
「上手くいった場合は?」
ナディアが聞いた。
「共鳴石が王国中に広がるなら、金貨百万枚を超える可能性もある」
「百万……」
ミアが呟いた。
ローレンは何も言わない。
数字が大きすぎるんだと思う。
「ただし」
ヴィクトルが言う。
「まだ鉱山の正式調査も終わってない」
「うん」
「硬化石も実用化の途中」
「うん」
「共鳴石も試作品だ」
「だから今は、普通の場合を基準にする」
「金貨五十七万枚」
「そう」
ヴィクトルが契約案を見る。
「で、いくら集める?」
「外から必要なのは金貨四万四千百枚くらい」
「……少なくないか?」
「全部売るわけじゃないから」
「どういうこと?」
「この事業自体の価値を全部外に渡したくない」
「だから四十九%?」
「うん」
最初に必要な土地。
採掘する権利。
見つけた資源。
ここまでの調査。
それらはリオン領が出す。
「金じゃなくて、持ってるものも出資として数えるんだ」
ヴィクトルが目を細くする。
「つまり、リオン領は現金をほとんど出せなくても」
「土地とか採掘権とか、価値のあるものは持ってる」
「それを金額に直す?」
「うん」
「……面白いな」
ヴィクトルが笑う。
「外から入れてもらう金と、人と技術を合わせて金貨四万四千百枚相当」
「そう」
「その代わり、二十年間、売上の五%を出資者で分ける」
「うん」
「五%だと……」
ヴィクトルが計算する。
「二十年で金貨二十万枚以上か」
「将来の金だから、そのまま比べたら駄目だけどね」
「ああ」
ヴィクトルが笑った。
「今なら分かる」
現在の価値に直せば、それでも金貨七万枚以上。
金だけで見ても、出資する意味はある。
それに、
共鳴石。
硬化石。
銅。
加工した商品。
それらを優先して買える。
「……出す側にも悪くないな」
「悪くないどころか、魅力がないと人なんて出してくれないでしょ」
「確かに」
ミラが契約案を見る。
「じゃあ、あとはこの話を持っていく?」
「うん」
「誰に?」
指を折る。
「王家」
一つ。
「ハル領」
二つ。
「ヴァレスト公爵領」
三つ。
「ハーウェイ侯爵領」
四つ。
「トラウゼン侯爵領」
五つ。
「それとベイルン領」
六つ。
ヴィクトルが頷く。
「十分だ」
「全部に同じものを頼む?」
「いや」
「だよね」
ヴィクトルが言う。
「金を出せるところ。人を出せるところ。技術を出せるところ。それぞれ違う」
「そこも考えよう」
「面白くなってきたな」
「うん」
やっと。
金がないところから始まった領地に、資金を入れる道が見えてきた。
「男爵様!」
「ん?」
扉が開いた。
文官が慌てて入ってくる。
「大変です!」
「……」
最近、この言葉をよく聞く。
「もしかして、また?」
「はい!」
「今度は誰?」
「エドガー第二王子殿下と、婚約者のセレナ・ヴァレスト様がお越しです!」
「……」
また増えた。
◇
屋敷の前へ向かう。
ヴィクトルも。
ミラも。
ナディアもついてきた。
馬車が停まっている。
扉が開いた。
「やあ、リオン。久しぶりだね」
エドガーが笑顔で降りてくる。
「エドガー」
「元気そうでよかった」
その後ろから、セレナも姿を見せた。
「久しぶりね、リオン」
「セレナも?」
「『も』って何よ」
「いや、最近みんな来るから」
「そうなの?」
セレナが周囲を見る。
ミラ。
ナディア。
ヴィクトル。
「……本当ね」
「でしょ?」
「それと」
セレナが一通の手紙を取り出した。
「父から、あなたに預かってきたものがあるわ」
「ヴァレスト公爵から?」
「ええ」
「何て?」
「私は読んでないわよ」
「そっか」
「ただ」
「何?」
「『リオンに直接渡せ』って念を押されたわ」
手紙を見る。
今度は何だろう。
卒業してから、まだそれほど経っていない。
にもかかわらず学院で一緒だった仲間たちが、次々とこの領へやって来ていた。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回は面白いけど難しいファイナンスの話でした。
エクセルも電卓もない世界で事業価値を計算するのは非現実的な気がしますが、ファンタジーなのでご容赦ください。




