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去来の魔眼使い  作者: ゆっきー
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学園清掃

 学園に着くと、1人で学園を整備しているナハトがいた。


「あ、スノーとウェンじゃないですか」

「久しぶり」

「お久しぶりです。何年ぶりでしょう?」

「うーん、ダーリンと離れ離れになったのが4年前だから、4年ぶりかなぁ」

「何故その覚え方なんだよ…」


何故俺基準なのかわからんが、確かに4年前に俺たちのチームは解散した。


「4年も経ったのにウェンは何も変わらないですね」

「私のダーリンへの愛も変わらないよ」

「それは変わってくれ…」

「えー、ダーリンったら!もっと愛して欲しいってことぉ?」

「ちげぇよ!」

「ツンツンなダーリンもすきでもそろそろデレの方も出して欲しいなぁ」

「デレたことなんてねぇよ!」

「夫婦漫才もそこまでにしてくれないですか?」

「夫婦漫才じゃねぇよ!」


めちゃくちゃ疲れる…これからほぼ毎日これが続くと思うと、嫌になってくる。


「で、本日はどういった要件で?」

「お前の手伝いだよ。いろいろ大変そうだからな。あと作戦実行は明後日らしい」

「なるほど…わかりました。じゃあ、校舎の手入れをお願いします。」

「わかった…魔眼展開」

「は?」

「へ?」


俺が魔眼展開したことに驚きを隠せていない2人、でもこれが一番楽だししょうがないだろう。俺の魔眼展開はどんどん広くなっていき、ついには校舎を丸々覆い尽くした。そして俺が能力を使った瞬間、校舎はまるで新品かのような状態になった。


「ふぅ、終わりだな」

「いやいやいや!やりすぎ!」

「綺麗に越したことないだろ」

「そうだけども!」

「じゃあ、私も手伝う!ダーリンとの共同作業!絶対に成功させる!魔眼展開!」

「ちょっと!」


ウェンが魔眼展開を発動させる。それは俺の倍近くのスピードで広がっていく。そして俺と同じように校舎を覆い尽くす。ウェンが能力を発動した。見た目上は何も変わっていないように見える。


「中の用具とか全て綺麗にしたからね」

「マジでお前の魔眼なんなんだよ」

「ふふふ…秘密だよー女は秘密が多い方が魅力的になるって聞いたからね」

「お前は男なんだがな」

「…ダーリン?見た目で判断したらダメなんだよ?」

「それは…そうなんだがな」

「あのぉ…助かったんだが、そういうのは他所でやってもらえると助かるなぁ」

「何いってんだお前、どうせアルが来たらお前とアルがラブラブしてるところ見せつけられるんだから、喧嘩ぐらいいいだろ」

「あ!その言い方はダーリンもこれが愛ある喧嘩だって認めたんだね!」

「ガチ喧嘩じゃねぇってだけでラブラブはしてねぇよ!」


アルはナハトの彼女だ。過去、俺たちのチームを解散した後はどうなったのかは知らないが、あの2人が別れるイメージが湧かない。


「てか、お前らはなんで一緒じゃないんだ?」

「あー、それは、アルがとある組織について調べに行ったからなんですよ」

「ある組織?」

「そうなんです。そもそもアルは…ルーラーの組員なんですよ」

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