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【平均評価4.3】異世界のガンガールは引き金を引かない  作者: ひめくり
魔法銃と転移者
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再会


 騎士団長との面会を終えた一行は、ファムファテルと一緒に城下町に入っていた。

「それじゃユウ君は、いきなり将官として採用ってこと?」

「いやぁ、ほとんど食客って感じっぽいですけど。城壁の改修と新型銃の開発の指示を任されました」

 それを聞いたファムファテルが言う。

「転移者の知恵は、どんな些末なことでも吸収して社会の発展に繋げろ。それがサルカンドの知識層のしきたりじゃ。わしが作って、広めてきた」

「エーちゃんはここに残るのね?」

「はい!ユウキの秘書官兼護衛役で。階級は一番下っ端ですけど、騎士団に正式採用となりまして・・・」

「よかったじゃない。しっかりね、エーちゃん」

「はい!」


「それじゃ、二人とはここでお別れかな?」

「わたしたちはエイサムに帰ります。帰還までが任務なので」

「今までありがとうございました。道中お気をつけて」

「じゃあエーちゃんユウくん。またきっとどこかで」

 スカーレットとアンは手を降って離れていった。


「さて」

 ファムファテルはユウキとエイムに改めて向き直る。

「着いたばかりですまんが、おぬしらにはもう一件面会をこなしてもらう。付いてまいれ」


 ファムファテルは2人を中央通りから外れた小道の先にある一軒家に案内した。

「ここじゃ」

 ドアを開けると、見知った顔があった。


「雪花・・・!」

 部屋には対面型の四角いテーブルがあり、片側の椅子には変わらず黒衣を身に着けたセッカとサイファーが並んで座っていた。エイムはザグレーブでの記憶がフラッシュバックして両手で口元を押さえてしまう。

 『一緒に来ない?』『帰る方法探そうよ』(いや!やめて!)

 動揺するエイムの手を、ユウキはやさしく握って

「大丈夫。俺はエイムのそばにいるから」

「・・・・うん」


 部屋に入り、対面して椅子に座る。ファムファテルは上座に立った。

「しばらくぶりね、悠希くん」

「ああ・・・また会えると言ってたのはこの事か」

「そうね・・・悠希くん、異世界に来て「なんか足りない」って思ったことは無い?」

「言ってる意味が分からん」

「見た方が早いか・・・ね、サイファーさん」


 サイファーは、深くかぶっていたマントのフードを取った。

「あ・・・」

 その耳は長く尖っていた。エルフだ。

「言われるまで気が付かなかった。そうだ、こっちに来て亜人種を見たことがなかった」

「エイムさんだっけ?あなたはどう?」

「そうですね・・・二足歩行タイプの魔物ならともかく、亜人種?というのは知らないです」

「なぜだか知ってますか?宮廷魔導士さま」

「うむ」


「亜人種の存在は秘匿しておる」

秘匿された存在であることに疑問を感じつつも、隠密行動を徹底してマルボークへやってきた雪花。

その目的は何でしょうか。


なろう初投稿です。興味を頂ければ、ブックマークしていただけると幸いです。

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