第六話 『狂刃は門を裂き、鉄槌は聖炎に沈む』
『狂刃は門を裂き、鉄槌は聖炎に沈む』投稿します。
これで五日連続投稿になりました。
ここまで毎日物語を進められていることが、自分の中でもかなり大きな励みになっています。
今回は、雪原の戦いがさらに激しく動く回です。
狂石に侵されながらも刃を振るうヤマト、聖炎で戦場を支えるエース、そして新たに姿を見せるメテオ側の将。
戦場の熱量と、それぞれの役割が交差していく一話になっています。
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。
雪原の中央で、黒い大太刀と巨大な大斧が激突した。刃と刃が噛み合っただけではない。まるで大地そのものが殴りつけられたような衝撃が、足元の雪を跳ね上げ、周囲で狂乱していた兵たちの動きすら一瞬だけ止めた。
ヤマトは笑っていた。
だが、その笑みはいつもの軽薄なものではない。狂石鉱石の赤黒い光がこめかみにちらつき、血の奥から湧き上がる殺意が、彼の思考を何度も塗り潰そうとしている。
斬れ。殺せ。敵も味方も関係ない。
耳の奥で、誰かがそう囁いている。
「うるせえ」
ヤマトは低く吐き捨てた。
大太刀を押し込み、エスミックの大斧を力任せに弾く。
エスミックは、雪を削りながら一歩退いた。だが、その顔には余裕が残っている。
「さっさと狂い死ねば楽になれるものを……!」
「生憎負けるのは性に合わねえんでな」
ヤマトの踏み込みは速かった。
雪原を蹴ったはずの足音が、一つしか聞こえなかった。次の瞬間には、黒い大太刀がエスミックの首元へ迫っている。
エスミックは大斧の柄で受けた。
だが、受けた瞬間、柄が軋む。
「ぐっ……!」
「五極連斬」
ヤマトの声が落ちた。
一撃。
大斧の柄を打ち据える。
二撃。
エスミックの体勢が崩れる。
三撃。
大斧の刃が雪を削る。
四撃。
エスミックの鎧の肩当てが砕けた。
五撃目。
黒い刃が、エスミックの胸元へ沈み込む。
「うおおおお……!」
斬撃は浅い。
だが、浅いだけだった。
鎧ごと骨を叩き割るような衝撃に、エスミックの巨体が後方へ吹き飛んだ。雪原を転がり、赤黒く脈打つ石のそばで膝をつく。
普通なら、それで終わっていた。
武器で受ければ武器が砕ける。鎧で受ければ鎧ごと体が潰れる。それがヤマトの剣だった。
だが、エスミックは笑った。
「なるほどな……狂神五人衆。名前だけじゃねえってわけか」
エスミックは大斧を地面へ突き立てる。
その瞬間、彼の足元の石が赤黒く盛り上がった。
狂石鉱石。
狂気を宿した鉱石が、泥と雪を押し退けながらエスミックの腕、肩、胸元へ絡みついていく。鎧のように。骨のように。肉の代わりに、狂った石が彼の体を覆っていく。
エスミックが大斧を持ち上げる。
先ほどよりも、重い。
大斧の刃に、狂石の突起がいくつも生えていた。石の血管のような赤黒い光が走り、その周囲の空気が歪んで見える。
「だせえ鎧を着やがって、その程度で実力差が覆るとでも思っているのか」
ヤマトは鼻で笑った。
「ほざけ。こいつは守るための鎧じゃねえ」
エスミックが大斧を振り下ろした。
雪原が裂けた。
割れ目から、赤黒い石柱が何本も突き上がる。槍のように尖った狂石が、ヤマトの足元を狙って連続で生えた。
「ちっ」
ヤマトは身を翻す。
一歩遅れれば足を貫かれていた。石柱の先端が、空を切る。さらに横から別の石柱が迫る。ヤマトは大太刀でそれを斬り払った。
砕けた石片が、周囲に飛び散る。
その石片を浴びた兵が、目を剥いて叫び始めた。
「は、はは……殺す、殺す殺す殺す!」
狂石は砕かれてもなお、狂気を撒き散らしていた。
エスミックの戦い方は、単純な斧術ではない。
大地そのものを武器に変える。
狂石を増やし、砕き、周囲へ撒き、敵味方の理性を奪いながら、自分だけはその中心で暴力を振るう。
戦場を汚染する武人。
それがエスミック・イェッケルンだった。
「面倒くせえな」
ヤマトは頭を掻いた。
赤黒い光が、さらに濃く視界に滲む。
“殺せ”
目の前の敵だけではない。後ろの味方も、横の狂兵も、そこに立っている全員を斬れ。
頭の奥が熱い。呼吸が荒くなる。
ヤマトは大太刀を肩に担いだ。
「並外れた精神力だな」
「いや、そろそろ限界だ」
「そりゃ何より」
エスミックが防御の構えを取った。一切の隙が見えない。
ヤマトが動いた。
「!?」
エスミックは何が起こったのかわからなかった。ヤマトの大太刀は、自分に向けられてはいなかった。
ヤマトは、狂乱した兵たちの中へ踏み込んでいた。
「驚威雑鬼斬」
黒い大太刀が、無造作に振るわれた。
右へ。左へ。後方へ。
まるで面倒な草を刈り払うように、ヤマトは周囲の兵たちをまとめて吹き飛ばした。刃で命を奪うのではなく、柄と峰と衝撃で叩き伏せる。敵も味方も関係なく、狂乱の渦そのものを力ずくで押し広げた。
空間が空く。
ヤマトとエスミックの間に、一直線の道ができる。
「邪魔なんだよ、全部」
その言葉と同時に、ヤマトの姿が消えた。
雪が爆ぜる。
エスミックは反射的に大斧を構えた。だが、遅かった。
「無双一閃」
黒い閃光が、雪原を貫いた。ただの突きではなかった。ヤマトの体そのものが一本の刃となり、空気も雪も狂石の光も、すべてを置き去りにしてエスミックへ突き刺さる。
大斧の刃が砕けた。
狂石鎧の胸元に亀裂が走る。
エスミックの口から血が飛んだ。
「が、は……!」
それでも、エスミックは倒れなかった。
砕けた大斧の柄を手放し、ヤマトの腕を掴む。
「捕まえたぞ、狂犬」
「あ?」
「お前みたいな脳筋はここで殺しておくに限るんだよ」
エスミックの背後で、狂石が盛り上がる。地面から伸びた赤黒い石の鎖が、ヤマトの足に絡みついた。
さらに腕へ。胴へ。大太刀へ。
狂石の鎖は、力で引きちぎろうとすればするほど食い込んでいく。しかも鎖から流れ込む狂気が、ヤマトの頭の中をさらに焼いた。
「殺せ」
今度は、声がはっきり聞こえた。
ヤマトの目が赤く揺れる。
エスミックは笑う。
「落ちろ!」
その瞬間、ヤマトの笑みが消えた。
「誰が」
ヤマトは大太刀を逆手に握る。
「負けるか!」
峰が跳ねた。エスミックの顎を打ち上げる。巨体が浮いた。
ありえない角度だった。
狂石鎧を纏い、常人の何倍もの重さになっているはずのエスミックの体が、ヤマトの一撃で空へ突き上げられた。
「画竜点睛」
ヤマト自身も跳んだ。雪原から、黒い影が空へ昇る。赤黒い狂石の光。
白い雪。
その中を、ヤマトの大太刀だけが夜を裂くように走る。空中で、エスミックが目を見開いた。逃げ場はない。
ヤマトは大太刀を振りかぶる。
「落ちろ」
黒い刃が叩き込まれた。
エスミックの体が、雪原へ墜ちる。
地面が爆ぜた。
狂石鎧が砕け散り、赤黒い破片が雪の上に飛び散る。衝撃で周囲の狂石の光が一瞬弱まり、狂乱していた兵たちの動きが鈍った。
ヤマトは少し遅れて着地した。
肩で息をしている。
こめかみに浮かんでいた赤黒い光は、まだ完全には消えていない。
「……しぶてえな」
雪煙の中で、エスミックが立ち上がろうとしていた。
膝は震えている。
胸元の鎧は砕け、肩から血が流れている。
それでも、彼は笑っていた。
「化け物か、お前」
「テメエに言われたくねえよ」
「だが、ここまでだ」
エスミックは指を鳴らした。
「全軍撤退! 大門を放棄せよ! 領内で迎え撃つぞ!」
大門の奥から、煙幕のような黒い霧が流れ出す。
門前に残っていたメテオ兵たちが一斉に引き始めた。狂乱していた者たちも、後方から投げ込まれた何かの粉を浴びると、膝から崩れ落ちていく。
ヤマトは煙の奥へと消え去っていくエスミックを睨んだ。
「逃げんのか」
「俺の役目は果たした」
「俺はまだ終わってねえぞ」
ヤマトが踏み出す。
エスミックは笑った。
「だろうな」
黒い霧が濃くなる。
エスミックの姿が、その中へ消えていく。
ヤマトは舌打ちした。だが、追わないという選択肢は最初からなかった。
「門、開いてんじゃねえか」
大門の一部は、撤退のために開かれたままだった。
軍全体が突入できるほどではない。
だが、一人なら通れる。
ヤマトは大太刀を肩に担ぎ直し、笑った。
「なら、行くか」
背後から兵が叫ぶ。
「ヤマト様! お待ちください! タチャンカ様の命令が――」
「うるせえ。俺が先に行って、邪魔なやつを斬る。それで終わりだ」
ヤマトは振り返らなかった。
狂石の影響で乱れた門前を抜け、黒い霧の奥へ進む。
単独で。メテオの大門の内側へ。
◇
同じ頃、東側の針葉樹林では、エースの部隊が魔物の群れを押し留めていた。
白金の光が、何度も雪原に降り注ぐ。
そのたびに魔獣は焼き払われ、闇の魔力は浄化されていく。だが、森の奥から湧く影は途切れない。
エースは翼を広げたまま、静かに息を吐いた。
「補助陣は?」
「七割ほどです!」
「急ぎなさい。これ以上、兵を消耗させられません」
彼女の声に焦りはない。だが、状況が良くないことは分かっていた。
大門前の黒い煙によって、ヤマトの様子がわからない。操られた魔物たちの処理をすぐさま終わらせて、大門へと向かわなければ、軍が分断されてしまう。
エースにも、さすがに疲労の色はにじんでいた。絶え間なく襲いかかる魔物を祓い続けてきたのだ。傷こそ負っていない。だが、白い息はわずかに乱れ、手にしたロッドの先端に宿る光も、ほんの一瞬だけ揺らいでいた。
それでも、彼女は退かなかった。
「……来ますね」
静かに告げたその声に、弱さはなかった。
森の奥で、雪を踏む音がした。魔物の群れとは違う。獣のように駆けるのではなく、一歩ずつ、確かめるように近づいてくる。
重い。
ただ歩いているだけで、周囲の空気が沈み込むような存在感だった。エースはその気配だけで、ただ者ではないとわかっていた。
魔物たちが左右へ割れた。まるで道を譲るように。
そこから、一人の男が現れた。
長身。整った姿勢。肩には、巨大な鉄槌を担いでいる。
装備は華美ではないが、手入れが行き届いていた。戦場に立つ者としての礼節を保ちつつ、その内側に隠しきれない暴力の気配がある。
男はエースの前方で足を止めた。
そして、深く頭を下げる。
「お初にお目にかかる。熾天使エース・バジリスタ殿」
エースは目を細めた。
「あなたは?」
男は顔を上げた。表情は冷静だった。
だが、その瞳は相手を対等には見ていない。礼を尽くしながら、どこかで踏み潰す対象として測っている。
「イーブル三傑が一人、レイファ・フェリックス」
鉄槌が、ゆっくりと肩から下ろされる。
雪の上に置かれただけで、地面が低く鳴った。
「貴殿を自由に動かすなと、我が主イーブル・クロックからの命でございますので、お手合わせ願えますかな?」
「たった一人で何ができるというのです? あなたでは私に勝てませんよ」
「それはやってみなければわかりませんな」
実力の差が明白なのにも関わらず、レイファの気は一切乱れてはいなかった。
「貴殿がここで倒れてくださるなら、それに越したことはない」
「倒れるのはあなたの方です。どうですか? 大人しく引けば、命だけは見逃しましょう」
「確かに、貴殿……いや、ドミニオン王国は強い。我らには万に一つも勝ち目はないでしょう。ですが、我が主と“陛下”はどうやら、その万に一つの勝ちを探っていらっしゃる。なれば、我ら将は与えられた役割を果たすまで!」
レイファが踏み込んだ、瞬間、鉄槌が振り下ろされる。
速い。重い武器とは思えない速度だった。
エースは翼を一枚前へ出し、光の障壁を作る。
鉄槌が障壁に衝突した。白金の光が揺らぐ。衝撃が周囲へ散り、近くの兵たちが膝をついた。
「下がりなさい!」
エースの声が飛ぶ。
レイファはすでに二撃目に入っていた。
横薙ぎ。鉄槌が空気を潰しながら迫る。
エースは上へ跳んだ。六枚の翼が雪を巻き上げる。鉄槌は空を切り、そのまま地面を砕いた。
ただの力任せではない。レイファの鉄槌は、振るうたびに周囲の魔物を巻き込まない角度を選んでいる。魔物の行く道を残し、敵の退路を潰す。礼節を重んじる武人でありながら、その視野の広さは卓越していた。
エースはレイファの相手で手いっぱいだった。周りの兵の様子はわからない。魔物の動きをも把握しようとすれば、その隙をレイファに付かれてしまう。
「実に惜しい……あなたは仕える先を間違えた」
「誉め言葉として受け取っておこうか」
レイファが鉄槌を構える。
「止められると思いますか」
「ああ」
次の瞬間、レイファの足元に魔法陣が浮かんだ。鉄槌の表面に、淡い灰色の光が宿る。
重力。
鉄槌そのものの重さが増している。
レイファは魔法使いではない。だが、武器に術式を刻み、打撃の瞬間だけ重さを跳ね上げる魔導武装を使っている。
「潰れろ」
鉄槌が落ちる。
エースは避けなかった。片手を前へ出す。白金の炎が、掌に灯る。
「神聖光」
光が一点に集まった。無数の光刃ではない。
一本の槍のように凝縮された神聖光が、振り下ろされた鉄槌を正面から貫いた。
灰色の術式が砕ける。
鉄槌の表面が焼け落ち、レイファの腕に衝撃が走った。
「ぐっ……!」
レイファの体が後ろへ押し返される。
エースはさらに踏み込んだ。彼女の翼が広がる。
白金の炎が、レイファの周囲を囲むように立ち上がった。
「あなたの礼節は嫌いではありません」
エースの声は静かだった。
「ですが、私の兵を傷つけ、無関係な魔物まで操り、戦場を乱す策に加担するというのなら、見逃す理由はありません」
「それは困るな」
レイファは焼けた鉄槌を構え直した。
腕が震えている。それでも、姿勢は崩さない。
「私はまだ、役目を終えていない」
「あなたの役目はここで終わりです」
エースの翼が光を放った。
白金の炎が、一斉に収束する。
「聖炎結界、展開」
補助陣が完成した。
魔導兵たちの足元に魔法陣が輝き、エースの聖炎を支える支点となる。東の森一帯に白金の線が走り、闇属性の魔力を絡め取っていく。
魔物たちが悲鳴を上げた。
黒い糸のような魔力が焼き切られ、操られていた獣たちが次々と倒れていく。
レイファは目を見開いた。
「ここにいるのが私でなければ、あなたたちの作戦は成功していたでしょう。運が悪かったですね」
エースは静かに告げる。
レイファの口元が歪んだ。
だが、それと同時に、どこか納得したような笑みをたたえた。
「なるほど。熾天使の名は伊達ではない」
「降伏しなさい」
「それはできない」
レイファは鉄槌を地面へ叩きつけた。
台地が割れるかのような衝撃とともに、土煙で視界が遮られる。
エースは一瞬、体勢を崩したが、すぐに立て直して、翼で風を起こす。
粉塵が晴れる。だが、そこにレイファの姿はなかった。
森の奥へ引く気配だけが残っている。
「逃がしましたね……追いますか?」
兵が悔しそうに言う。
エースは首を横に振った。
「深追いは不要です。彼を仕留めることが我々の任務ではありません」
大門の黒い霧はまだ晴れていなかった。
「殿下……どうなされますか?」
「タチャンカに指示を仰ぎなさい」
「はっ」
あわただしく陣を動かしつつも、持ち場を離れないエースの部隊を遠目で見て、レイファは笑っていた。
◇
本陣では、タチャンカが戦況を見ていた。
ヤマトの部隊は乱れた。エースの部隊は東側の魔物に足を止められた。
門前の狂石は弱まっているが、完全には消えていない。
そして、最も厄介な報告が届く。
「タチャンカ様! ヤマト様が単独で大門内部へ侵入しました!」
タチャンカは目を閉じた。
怒鳴りはしなかった。驚きもしなかった。
ただ、深く息を吐く。
「やはり行ったか、あの馬鹿は」
隣にいたナイトメアが、仮面の奥で赤い眼を細めた。
「だから言っただろう。俺を出せばよかった」
「今から出す」
タチャンカは即答した。
ナイトメアがわずかに顔を向ける。
「任務を言え」
「ヤマトを追え。大門内部へ入り、ヤマトの位置を確認しろ。可能なら引きずって連れて帰ってこい。無理なら、奴が暴れた後の穴を利用して制圧経路を作れ。我ら本隊が後に続けるようにな」
ナイトメアは低く笑った。
「注文が多いな」
「黙ってやれ」
タチャンカはナイトメアを見据えた。
「正面からの突破はヤマトの仕事だ。だが、闇の中を潜り、敵の首元に刃を置くのは貴様の領分だろう、ナイトメア」
その言葉に、ナイトメアの赤い眼光が揺れた。
愉悦。苛立ち。そして、ようやく自分の役目が来たという冷たい昂り。
「最初からそう言えばいい」
ナイトメアの足元に、黒い影が広がる。
それは雪の上に落ちた影ではない。
暗黒物質。
仮面の下から滲むように広がった黒が、彼の体を包み、輪郭を曖昧にしていく。
「ヤマトが邪魔なら?」
「殺すな。殴ってでも止めろ」
「面倒だな」
「命令だ」
ナイトメアは肩をすくめた。
「従ってやる。今はな」
ナイトメアの姿が、雪原の影へ沈む。
音もなく。気配もなく。
ドミニオンの兵たちが気づいた時には、そこに黒衣の思念体はいなかった。
タチャンカは大門を睨む。
雪原の戦は、いったんは終結したかに思えた。
しかし、その奥へ消えた二つの刃――ヤマトという狂刃、ナイトメアという影の刃。
戦場は、さらに深く裂けようとしていた。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
『狂刃は門を裂き、鉄槌は聖炎に沈む』では、前回から続く戦闘をさらに押し進める形で、ヤマト、エース、そしてメテオ側の新たな動きを描きました。
単純な一騎打ちだけではなく、狂石によって乱れる戦場、聖炎による浄化、そして敵側の足止めや撤退の判断など、戦争らしい流れも意識しています。
そして、これで五日連続投稿です。
かなり大変ではありますが、ここまで来たらまだまだ走っていきたいと思います。
ブックマーク、評価、感想などいただけると本当に励みになります。
次回もよろしくお願いします。




