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訪れた転移から始まる物語 じーじとルナと僕 4  トーヤ、魔法適性を知る3

さて、異世界での狩りはどうでしょうか?


楽しみです。

さて、じーじとルナと俺で狩りに行く。


舗装された小道を、ファズの森の方に進んでいく。


小道の舗装が無くなった所で、じーじが俺に言った。



トーヤ、これから幾度となくこの道をたどる事になるんじゃが、この木を覚えておくんじゃ。


指さされた木は枝がそれほど多くなく、他の木とは全然違い、スラーっと上に伸びている。


その周りが少し、開けていて、人の手が入っているのが分かる。


「トーヤにもここの草むしりや、枝打ちを頼む事があるかもしれん。 覚えて置いてくれ。」


「ここまでが家の周りに有る結界で、魔物が入ってこん場所になるでの。 よーく覚えてくれよ。」


「そうだよ。 トーヤ、魔物に襲われて逃げるなら、ここまでくれば安心だからね。 まあ、めったに無いことだけど。」


「うん、分かりました。 すぐに覚えるようにします。 ここからが本番の場所になりますね。」


「ああ、そうじゃ。 だが、狩り場はもう少し先じゃ。 獲物が多く集まる場所で鳥を多めに穫るからの。」


「そう。もう少ししたら、音を立てずに進むのよ。 手で合図するからね。  この手の動きが合図だから、覚えてね。」


「うん、分かった。 ルナの合図を待ってるよ。」


そろそろと獣道を歩いていくと、その先に小川があり、さらに先に泉が見えてきた。


そこから、ルナが手で合図をくれて、皆黙って、音を立てずに歩いていく。


泉の脇まで忍び足で歩いていくと、渡り鳥?の群れが泉の(ほとり)で休んでいる。


じーじとルナが、弓を構えて、矢をつがえて射る。


じーじは1射2本、ルナは1射3本、合計で5本の矢が放たれる。


鳥に命中してから、鳥が飛び立つ。 それをじーじとルナが一羽ずつ射って、撃ち落としていく。


20羽ちかく落とした所で、鳥を回収しに行く。


「トーヤ、鳥を回収しよ。 それで籠に入れるんだよ。」


じーじが鞄から出した籠に、【レビテーション】掛けて浮かした籠に、止めをさした鳥を入れていき、小川まで引いて戻ってから、血抜きをした。


首を切り、足を上にして、出てくる血が止まるまで木の枝にぶら下げておく。


全部鳥を出した籠に、今度は魔法で熱湯を入れてから、鳥をいれて羽を毟って(むしって)、その羽根を大きな袋に入れていく。


大体羽を毟られた(むしられた)鳥をじーじが土魔法で作った作業台で捌いて(さばいて)、内臓を取って、壺に入れて、鳥を洗ってから籠に入れていく。


大体の作業が終わると、土の作業台をじーじが元に戻して、じーじとルナが二人でクリーンと唱えて、3人と、作業した周りをきれいにして終わる。


「おう、大体終えたな。 どうじゃ今日の収穫は?」


「うん、これくらい有れば大丈夫よ。 後、他に獲物いないかな?」


「ああ、多分泉で待ち伏せすれば、何か来るじゃろ 泉に戻るか?」


「うん、そうしようよ。 鹿とかイノシシとか、いくら有ってもいいからね。」


じーじは鳥を入れた籠と、内蔵を入れた壺を鞄にしまうと自分たちは泉の縁に戻る。


「獲物いるかな?  あ、いたよ。」


 じーじにルナが目配せをしてから、弓に矢を番えてギリギリと絞ってから射る。


鹿の首に矢が刺さって、鹿がもんどり打って倒れた。 角が立派な雄鹿だ。


倒れた鹿にじーじが近づいて、鞄に鹿を入れて、小川まで皆で戻り、出したロープで後ろ足を縛った鹿を、木に吊るして首に切れ目を入れて血抜きをする。


大体、血抜きが出来ると、また、土魔法で作業台を作って、鹿を乗せて、まず、ナイフで頭の角をえぐり取り、それから内臓を取り出していく。


取り出した内臓は、小川できれいに洗ってから、クリーンを掛けて壺に入れて、今度は、皮を剥いでいく。


皮を剥いだあとは、部位別に切り取って、大きな骨とか、捨てるしか無い所はじーじが土魔法で作った穴に入れて処分した。


土魔法の作業台を元に戻した後、先ほどと同じように3人と周りにクリーンを掛けてきれいにしてから、帰路についた。


「じーじ、あの鹿立派でしたね。 所であの場所には魔物は来るんですか?」


「ああ、来るぞ。 今日は昼くらいじゃから、ほとんど来ないが、朝の時間ならまず、間違いなく来るじゃろ。  マッドボアや、ブラックウルフ、ゴブリンやオークなんかが来るんじゃ。」


「動物も色々来るぞ。 普通のイノシシや、野犬なんかもな。」


「トーヤ、今度早起きしたら、こようか?」


「うん、ルナが誘ってくれたら嬉しいよ。」


「まあ、起きてこんじゃろ。 ねぼすけじゃからの」


「じーじ、ひどいわ。 私、ねぼすけなんかじゃないわよ。」


「まあ、そういう事にしておこうかの。」


「まあ、今日は大量だしね、鹿で腸詰作ろうかしら。 美味しいのよ。」


「とても興味があります。 手伝いますよ。」


「ええ、お願いするわ。 肉を刻むのと、野菜を刻むのを手伝ってね。」


「はい、分かりました。」


帰路の途中で苔桃とベリーも採取出来た俺達は、気分上々で家に帰り着いた。


肉の保存の物置に入る。最初の扉うちは腸詰やら、イノシシや、鹿のもも肉の燻製や魚の干物が干してあって、 その奥の魔法の封印が付いている扉を、魔法を唱えて開ける。 3方が棚になっていて、肉のブロックや、鳥などが棚に置かれている。


野菜と同じように、今日取ってきた獲物を一番奥に置いて、今まであった肉とかを一番手前で出せるように置いて終わる。


皆で食堂に戻り、キッチンで手を洗ってから食卓の上の包みをルナが開ける。


「お疲れ様、朝作ったものだけど、サンドイッチだよ。 手で取って食べてね。」


ピッチャーで作って、木のカップに果実水が注がれる。 爽やかな香りと味で美味しい。  それと、サンドイッチは、肉の焼いたものがスライスされて、野菜と一緒に挟んである。


一口齧ると美味しい。 塩味とパンの優しい風味がマッチしていて美味しく食べる。  皆十分に食べて、じーじがお茶を入れてくれる。 お茶を味わいながら、

「じーじ、あの鞄はマジックバックですか? あの自分でも作れるようになりたいんですけど。」


「ああ、鞄はマジックバックじゃ。 自分は収納の魔法も持っておるが小さくての。 ある程度の物はマジックバックじゃな。 そのうちトーヤの分も作って置こう。」


「良いんですか? まだ、自分はそこまで何もしていませんよ。」


「それは良いんじゃ。 3人で今日みたいに、狩りをする以外に何かする事も有るじゃろ。 そういう時に必要じゃからの。」


「はい、ではよろしくお願いします。」


少ししたら、魔法の適性を調べるぞ。 楽しみにするんじゃ。」


「はい、お願いします。」



















十分な収穫も有ったようですな。

自分も鳥を捌いた事が有ります。美味しく食べようとして、ちょっと失敗した経験があります。


色々大変です。

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