じーじとルナと僕 3 トーヤ魔法の適性を知る 2
さて、トーヤはどんな魔力の適性があるのだろうか?
【火・水・風・土・木・光・闇・空間・時間・無属性】 いっぱいあるが・・・
その前に畑仕事と、狩りがありました。 (すみません)
読んで確かめて頂けたら幸いです。 よろしくお願いします。
じーじとルナと僕 3 トーヤ魔法の適性を知る 2
「もう、二人とも朝から何してるのよ!! じーじ起こしに行ったらいないし、トーヤもいないし、とりあえず朝ごはん作ってから裏庭みたら、二人でもりあがってるし、私除け者じゃない。 ずるいーー!!」
「おう、すまなんだ。 除け者にしようと思ってした訳じゃないぞ。 トーヤが魔法使えそうだから、危ないかもと思って裏庭で試していたんじゃ。」
「だから、トーヤは初めて魔法使ったんでしょ。 見てみたかったの!!」
「うむ、分かった。 まだ、適性を調べるのは火と水だけじゃから、後いっぱいあるから、楽しみにしておくんじゃ。」
「ただし、皆で畑仕事が終わってからじゃぞ。」
「はい、分かりました。 じゃあ、作ったんだから食べようよ。」
「うむ、頂こう。」 祈りのポーズの後に食べ始めた。
昨日の肉や野菜が入ったスープに香草が入って、別の味で味わう。
サラダも基本のドレッシングらしいけど、野菜のうまみがあって十分美味しいし、温められて柔らかなパンもジャム?を塗って食べて、おかわりをしたほどだった。
ごちそうさまと食事を終えると、じーじがお茶を入れて3人で飲む。
「のう、ルナ。 今日は麦畑の水やりは儂がやるから、トーヤと野菜と果物の収穫、それとパン生地の仕込みも頼むぞ。」
3人でお茶を飲みながら、仕事の割り振りをしていく。
「分かった。 じーじ。 後は?」
「まあ、そんなもんじゃろ。 肉もあるじゃろ?」
「うーん、イノシシの肉はかなり有るけど鳥の肉が少ししかないわ。 今日、少し狩りをする?」
「うむ、トーヤの事を後回しにするか、うむ、そうしよう。 後は有れば蜂蜜とジャムに使う、苔桃かベリーを取るようにするか。」
「うん、苔桃もベリーもジャムにすればすぐ食べちゃうからね。 取ろうよ。」
「じゃあ、決まりじゃな。」
2人に付いて、畑に行く。 じーじは奥の麦畑に行き、魔法を唱えて、両手を上に上げる。
【ワイドスコール】 麦畑の上が薄雲に覆われて、優しい雨が降っている。
整地された畦道で立っているじーじをよそに、ルナは言った。
トーヤはこの籠を持って、付いてきて。 野菜を切り取るから籠に入れていくんだよ。」
「分かった。 やってみる。」
ルナも魔法を唱えると、キャベツや、白菜などがごろんと切れて、畝から落ちてくる。
それを拾って、籠に入れてルナの後ろを引いて付いてくと。
「ああ、重いよね。 【レビテーション】 これで引いていくと重くないよ。 気が付かなくてごめんね」
重くなくなった籠に野菜を入れて付いていき、そろそろ野菜が満杯の所で家の物置まで戻る。
扉を開けると、奥にも扉が有って、手前は、玉ねぎやじゃがいもとかさつまいも、奥は魔法の物置で、新鮮さを保つようになってると説明を受けた。
二人で収穫した物を、奥の物置に順番で古いものを手前にして、積み上げていく。
それを繰り返してから、果樹の方に行く。
「ルナ、この果実は何?」
「それは、ザボンフルーツよ。 身はみかんのスッパイので、皮と身の間のふわふわの所が石鹸の材料で、皮は干して薬の材料になるわ。 貴重な木よ。」
「うん、 分かった。 それで熟してるのを見るにはどうするの?」
「まず、木に付いている所が白くなっていて、触ると柔くなってるの。 皮が固いのは、まだ熟れていないのよ。 だから取らないでね。 それと取るときは、枝を持って捩じると取れるよ。」
「ほら、簡単でしょ。 トーヤもやってみて。」
「うん、 あ、 簡単に取れるんだね。」
こうして二人で籠に入れて、また新鮮さを保つ物置に入れていく。
じーじが来て、「おーい、二人とも、作業はどうじゃ? 出来ておるなら狩りに行くぞ。」
「はーい。 もう終わりにするわ。 トーヤが手伝ってくれるから、捗ったわ。」
家に戻った自分たちは、ルナは持って行く食料と飲み物を準備して、じーじは鞄を持ってから、手にした武器を鞄に仕舞っていく。
弓矢が二張と短剣が二振り仕舞ってから、俺に向って言う。
「トーヤは弓は使った事が有るのかな? なければ短剣じゃ。」
と、短剣を渡してくる。 柄を持って握りを確かめる。 それとちょっと振ってからバランスを確かめる。
両刃で長さが50センチぐらいの刃渡りの直刀だ。
「大丈夫です。 剣は使えますが、弓は、動いてる的は射った事が無いのでわかりません。」
「そうか、じゃあ、短剣を持つがよいぞ。 剣帯はルナのお古じゃがの。」
そういって、俺の腰に剣帯を留めてくれた。
これで、準備が出来たのか、じーじがルナに声を掛けた。
「ルナ、準備出来たか? 儂たちはもう出来てるぞ。」
「はーい、後包むだけだからすぐよ。」
「ない、お待たせね。 じーじ、これ仕舞って。」
と、まあまあな大きさの包みをじーじの鞄の中に仕舞ってもらい俺達は家をあとにした。
畑仕事と、狩りをすることになった、トーヤ 次回は狩りです。




