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 訪れた転移から始まる物語 じーじとルナと僕 10 パン作りと朝のごはん

  久々の更新です。  トーヤがパンを作るのは何時かな?

 訪れた転移から始まる物語 じーじとルナと僕 10 パン作りと朝のごはん



ゴチン ベッドから頭を先にして落ちた俺は、床に頭をぶつけて目が覚めた。


ルナに幅寄せされて、ベッドから落ちたらしく、ルナは俺の所いっぱいに身を寄せて寝ている、



可愛いお尻がちょっと出ていて、押し出されたのが明白だ。



でも、早く起きれた事に感謝して、トイレとかの用事を済ませてから、キッチンに行く。



じーじがキッチンで、パンの生地を捏ねている。  そして、食パンを焼く、鉄の容器に入れて、トントンと空気を抜いている。



それから生地の上に油を塗り、オーブンに入れて蓋を閉めた。



「じーじ、おはようございます。  パンの生地を捏ねる所から見せて貰いました。  こうするんですね。  パンを焼く時にする事は。」



「そうじゃ。 こうすると美味しいパンが焼けるんじゃ。  まあ、見ているだけでは作れんからな。  今度早く起きた時は一緒にパンを捏ねるか?」


「ぜひ、お願いします。  パン作りたいです。」



「そうか、ならもう少し早く起きると良いぞ。」


「で、今日はどうしたんじゃ?  ルナに何かされたか?」


「はい、ベッドから身体を寄せられて、落ちました。  頭からです。」


「ふぉぉ ふぉぉ 頭から落ちたか。  痛かったろ。」


「ええ、痛かったです。  一発で起きました。」


「そうか、そりゃ災難だったの。  で、ルナは?」


「はい、寝てます。」


「そうか、まあ寝相が悪いからの。  勘弁してやってくれ。」



「所でトーヤ、今日の農作業は軽くて良いので、食事を早めにして、儂の刀を作る所を見ていてほしいんじゃ。  どうかの?」


「はい、大丈夫です。  じーじの作る刀、楽しみです。」


「そうか、分かった。  それでじゃ。 儂の刀を作るとして、重くすれば良いとは限らん。  そこら辺を教えてくれ。」


「はい、出来るだけ分かりやすいようにしますが、自分の意見が通るかどうかは不安です。」


「まあ、聞くだけになるかもしれんし、難しく考えなくても良いぞ。」


「はい、では聞かれたら答えます。」


「それで良い。  困った時だけ聞くと思うから、答えてくれ。」




「じゃあ、お茶を入れよう。」



じーじとのお茶を飲みながら、農作業の事やルナの事を話している内に、パンが焼けてくる甘い匂いが食道にも届いてくる。



「うん、そろそろじゃな。  パンを取り出すタイミングを逃がすと美味しいパンでは無くなる。  キッチンに行くぞ。」


じーじと俺はキッチンに行き、オーブンの扉を少しだけ開けて、パンの様子を伺うじーじ。  もう少しだなという感じで、オーブンの扉を閉めて、椅子に座りパンの焼けるのを待つ。


体感で3分位たった所で、オーブンから食パンが入った金型を出し、ゴンという音と共にキッチンの作業台に金型をぶつけてから金型をひっくり返す。



良い匂いをする、焼き立てのパンが作業台に乗っかる。


そのパンを冷ましてから、専用のパンケースに入れて、食品を保存する棚に入れてパン焼きが終わった。



「さて、まだルナはこんだろう。  トーヤは昨日打った刀を使ってみてどうだった? 軽かったか?」



「そうですね。 自分が前に使っていた刀より軽いと思います。 ですが、身体が小さくなっているから、これ以上重くて、長いと身体が振り回されてしまうので丁度良いと思います。」



「そうか、儂が打とうと思う刀は魔鋼鉄にして、ミスリル合金を挟もうと思うんじゃ。  それに厚さと長さを調整して、儂が思う重さと長さにしてみるつもりじゃ。」


「ルナの場合はどうじゃろ?  軽さがメインになると思うが?」



「そうですね。 ルナの場合は身体強化をしない場合は、自分の刀でも振り回されてしまうと思います。  ですので、自分より軽く短くするのが良いでしょう。」


「うむ、分かった。  では儂のとルナの刀の事は分かった。  実際は鍛冶場で調整じゃな。」



「おはよう。早いね。  今ご飯作るからね。  待っていて。  トーヤ手伝って。」


ルナが元気よく食堂に入って俺に声を掛ける。


「玉ねぎとにんじん。じゃがいもを3個持ってきて。」


俺は籠を持って、ルナの後ろを付いていく。


ルナは肉類の倉庫へ、俺は野菜類の倉庫へ入り、ルナに言われた野菜を籠に入れてキッチンに行く。


野菜類を水洗いして、ザルに入れておき、ルナから指示が有ったじゃがいもを茹で始める。



ふんふん と鼻歌を歌いながら、野菜と肉を切り、フライパンで焼き始めるルナ。


刻んだ野菜と肉でスープも作っている。


調味料を入れて、味を整えてからお皿に盛る。  合わせて煮えたじゃがいもの皮を剥き、潰して乾煎りしながら塩で味付けをする。


全部の調理が終わり、配膳を始めるルナを手伝い食卓につく。



「頂きます。」  一声掛けてから食べ始める。


肉野菜炒め、粉吹き芋、スープ パンのどれもが美味しい。  自分が作ってもこの美味しさは出来ないだろうな。


「ルナ、今日やっとじーじがパンを作っている所を見せて貰えたんだ。  次はパン作り手伝っても良いって。」


「そう、良かったじゃない。  早く起きて作るのって大変だけど、作れたら良いもんね。  頑張りなさいよ。」


「うん、分かった。  早起きするよ。」


朝食を美味しく食べて、スープのお替りをして、食器の片付けを手伝ってから、じーじの淹れてくれたお茶で休憩をする。



「ルナ、じーじが今日、じーじの刀を作るんだって。  農作業は軽くて良いらしいよ。」


「そう、ならチャチャとやって、昼食を早めに食べて、一緒に見学しなきゃね。  その次は私の刀だから。」



「うん、さっき話して、ルナの刀をどう作るかは相談したよ。  後はじーじが自分で作って、これは・・・と思う所が無ければ、そのままルナの刀を作るんじゃない。」


「そう、嬉しいわ。  トーヤが ザシュ チンって刀を鞘から抜いて、納刀するの格好良かったもん。  私もしたいわ。」


「ねえ、じーじ。 私の刀は赤でお願いね。  柄と鞘は赤よ。」


「うむ、分かった。  作った時に色合わせをするからな。  一緒に色を合わせよう。」


「うん、嬉しい。  お願いね。」



「さて、もう少ししたら、農作業だ。  軽くでよいからな。」



「「 はーい 」」



こうして、農作業に向かう俺達だった。

  




















































  トーヤの朝はルナの寝相によって決まるのか?  でも美味しいごはんを作ってくれるルナには文句は言えないよね。


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