エピローグ: 精霊界の激突
精霊界という、元素の力が剥き出しの世界で、二人の錬金術師が対峙する。
一人は、68個の元素を『調和』させ、賢者の石の魔法陣を完成させようとする、メンデレ・秀城。 一人は、自らの肉体を『崩壊』の賢者の石へと変貌させ、未知の超重元素の力を操る、アルケミス・ダーク。
「アルケミス…!お前は、人であることを捨てたのか!」
「人?元素の真理の前では、人の形など無意味だ。私は、元素そのものとなる!」
アルケミスの崩壊のオーラが、カリホルニウムの聖地を侵食し始める。秀城は、仲間たちを守るため、そして世界の法則を守るため、賢者の剣を構えた。
精霊界の運命、そして元素界の未来を賭けた、『調和』と『崩壊』の、真の最終決戦が、今、始まろうとしていた。
第15巻「異界探訪と賢者の石」をお読みいただき、ありがとうございます。本巻では、賢者の石の謎を追い、秀城たちが「始まりの地」レムリア、そして「ワールド・ゲート」を経て、ついに『精霊界』へと足を踏み入れました。賢者の石の正体が、超重元素を安定化させる『魔法陣』であることが確定し、秀城はその完成に必要なバークリウム(Bk)を習得しました。しかし、アルケミスは秀城の行動を利用し、自らの肉体を『崩壊の賢者の石』へと変貌させ、未知の超重元素の力を手に入れるという、恐るべき進化を遂げました。
【第15巻終了時点での習得済み元素(全68種)】
周期元素名 (元素記号)
第1~6周期第14巻あとがき記載の64元素 (ガリウム含む)
第7周期 (アクチノイド)プロトアクチニウム (Pa), アメリシウム (Am), キュリウム (Cm), バークリウム (Bk)(合計68元素。バークリウムを習得し、賢者の石の魔法陣の完成にまた一歩近づきました。)
【重要登場人物】
メンデレ・秀城: 主人公。元素錬金術師。Lv.19、習得元素68個。バークリウムを習得し、異界「精霊界」へ到達。
アメリ・カレント: アメリシウム使いの巫女。秀城の重要なパートナーとして、時空安定化フィールドの維持などで活躍。
ガリオ・マーレ: ガリウム使いの船乗り。試練を経て秀城を認め、異界への航海士として同行する。
ゲートキーパー: ワールド・ゲートを守る古代のゴーレム。秀城にバークリウムを託す。
アルケミス・ダーク: 元素狩りのリーダー。自らの肉体を「崩壊の賢者の石」へと変え、超重元素の力を操る、人ならざる存在へと変貌。
【重要語句】
賢者の石: 超重元素を安定化させるための古代の融合魔法陣。
ワールド・ゲート: 異界(精霊界・魔界)へと繋がる古代の転移装置。
バークリウム (Bk): 秀城が新たに習得したアクチノイド元素。「時空を渡る」特性を持ち、異界への扉を開く鍵となった。
精霊界: 元素の力が純粋な形で存在する異次元。
カリホルニウム (Cf): 賢者の石の魔法陣に必要な次なる元素。精霊界の聖地に存在する。崩壊の賢者の石: アルケミスが、自らの肉体とプルトニウム、超重元素を融合させて生み出した、究極の力。
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