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元素の旅人 「理系社畜、異世界で元素魔法の賢者になる」周期表はチートじゃない。俺の「化学知識」が世界を救う法則だ  作者: 花咲かおる
第15巻「異界探訪と賢者の石」

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第3章: ゲートの試練とバークリウムの主

ゲートキーパーとの戦いは、秀城にとってこれまでで最も過酷な試練となった。ゲートキーパーの「オリハルコン・プライム」装甲は、ナトリの炎も、オクシアの氷も、ジンクの雷も、ガリオのガリウムも、全て吸収または無効化してしまった。

「どうする、メンデレ!こいつ、無敵だぞ!」ガリオが叫ぶ。

「いいえ、弱点はあるはずです!」 秀城は、イッテルビウムの超感覚で、ゲートキーパーの動きと装甲のエネルギーの流れを分析していた。 「奴の装甲は、調和によって成り立っている。つまり、その調和を上回る『不協和音』を叩き込めば、装甲を破壊できるはずだ!」

「不協和音…?」

「アルケミスの『崩壊』の力だ!」 秀城は、アルケミスとの戦いを思い出し、その戦術を応用した。 「アメリ様!俺に、あなたのアメリシウムの力を!」 「オクシア!酸素を!」 「ジンク!亜鉛を!」 「ナトリ!ナトリウムを!」

秀城は、仲間たちの力を自身に集め、ホルミウムの力でそれを強引に収束させた。そして、そのエネルギーを、自身の持つ最も不安定な元素、プロトアクチニウム(Pa)とキュリウム(Cm)の核エネルギーと強制的に衝突させた。

「【調和崩壊(ハーモニー・ブレイク)】!」

それは、秀城の理念とは真逆の、元素同士を意図的に暴走させる禁じ手だった。安定と不安定、光と闇を無理やり混ぜ合わせた、灰色の混沌のエネルギーが、賢者の剣に宿った。

「これならどうだ!」 秀城は、超光速発動でゲートキーパーの懐に飛び込み、その剣を叩き込んだ。

オリハルコン・プライム装甲が、灰色のエネルギーに触れた瞬間、その完璧な調和が乱れ、亀裂が入った。 「…ナゼダ…調和ガ…崩レル…」

「お前の調和は、閉じた調和だ!俺の調和は、崩壊すら受け入れる『開かれた調和』だ!」

秀城は、亀裂に賢者の剣を突き刺し、全魔力を解放した。ゲートキーパーは、内部から崩壊し、その場に崩れ落ちた。

「…試練ヲ…クリアシタ…」 ゲートキーパーは、機能を停止する直前、秀城に向かって右腕を差し出した。その手のひらには、一つの魔力結晶が握られていた。 「…コレハ、我ガ主ガ、異界ヨリ持チ帰リシモノ…『時空ヲ渡ル元素』…バークリウム(Bk)…」

秀城は、その結晶を受け取った。原子番号97、バークリウム。賢者の石の魔法陣に必要な、次なるアクチノイド元素だった。

「ゲートキーパーは、アルケミスと同じく、この元素が危険だと判断し、封印していたんだ…」 秀城は、ゲートキーパーの永い使命に敬意を表し、その結晶を吸収した。


╔═══════════════════════════════════╗

║ 元素習得 ║

╠═══════════════════════════════════╣

║ 【バークリウム(Bk)習得】 ║

║ 原子番号: 97 / 習得数: 68 ║

╠═══════════════════════════════════╣

║ ステータス上昇! ║

║ 素早さ:711→761(+50) ║

║ 賢さ:946→996(+50) ║

║ MP:2404→2504(+100) ║

╠═══════════════════════════════════╣

║ 重要!融合魔法解放! ║

╠═══════════════════════════════════╣

║ 【次元跳躍(ディメンション・リープ)】 ║

║ Bk + Yb + He (バークリウム+イッテルビウム+ヘリウム)║

║ コスト:600MP ║

║ 効果:短時間、異界(精霊界・魔界)への扉を開き、跳躍する。║

╠═══════════════════════════════════╣

║ 【カリホルニウム変換(Bk→Cf)】 ║

║ Bk + (特殊触媒) ║

║ コスト:1000MP ║

║ 効果:バークリウムを、より強力なカリホルニウムに元素変換する。賢者の石の魔法陣の鍵。║

╠═══════════════════════════════════╣

║ 経験値+1500! ║

║ 経験値:400→1900/4000 ║

╚═══════════════════════════════════╝

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