3.テライト講座
冬ですねー。
布団から出たくない。学校の課外なくなれば良いのに~
精霊の民として名を受けた三日後、やっとテライトから精霊術を教えてもらえるようになった。
なぜ、三日も空けたかというと、力がうまく体に馴染み一体化するのが三日後なんだそうだ。ここで無理矢理に力を使うと寿命が縮んだり、力を失う可能性があるらしい。
ちなみに、まだテライトの狩猟小屋にいる。たまにテライトが食べ物を買いに町に降りていくが私はまだ精霊術がうまく使えないからダメらしい。
「さて、始めようか。先ずは、基本の知識を教えていくね」
そういって始まったテライト講座。
「精霊術は簡単にいうと、自分の力と精霊の力を融合させて使うんだ。精霊は僕らが御言を唱えると力を貸してくれる。」
御言=呪文のこと。
精霊達に向けて、願う言葉らしい。
精霊は上下関係を嫌うので、対等な立場として呼び掛ける。
「精霊の力は殆ど自然界の力だ。癒しは、あくまで怪我をしてる人の自己回復力を高めるだけだということを覚えておいて。」
つまり、あまりにもひどい怪我は治らない可能性が高い。
軽傷だったら、すぐに治る。
「そして、一番大切なことは、精霊術を使って人を殺すのは禁忌だ。獣や魔物は禁忌には入らないよ。」
魔物は普通の獣が何らかの力によって、凶暴化、また巨大化したものや、人以外に魔力を宿す狂暴な生物を指す。また、魔獣の目は禍々しいので、すぐに分かる。
「基本的なことはこれくらいか。じゃ、早速簡単なのから。」
先ずは治癒
テライトが自分で小さな傷口を作り、手本を見せてくれる。
「世界に満ちる精霊達よ、かの者の傷を癒せ。」
始めて精霊術を見たときと同じ光が傷を治していく。
1~2秒ほどで完治した。
「これが癒しの精霊術だよ。やってみて。」
私はテライトのように自分の手に小さな傷をつけようとすると、
テライトはあわてて私を止め、代わりにテライトが傷を作った。
どうせ治るのになぁ。私は傷とかあまり気にしないので、少し申し訳なく感じた。
「....世界に満ちる精霊達よ、かの者の傷を癒せ。」
テライトと同じような光が発生し、傷を癒した。
「やった。一発で出来た。」
まさか、こんな簡単に出来るなんて思ってなかった。
それはテライトも同じで驚いていた。
「....こんな簡単に....僕は、三日かかったのに....」
テライトは物凄く落ち込んだ。
最後の方は聞かないでおこう。
「何か....ゴメン。」
よろこびづらい。
二人でしばらく無言だった。
余談。精霊術は簡単なものでも一発で出来るものではない。
純血ならば出来る人もいるらしいが、殆ど出来ない。
つまり、超人的なことをさらっとやってしまった(汗)。
つまり、これチートじゃね?
「ははは、ゴメン。呆然としちゃって。まだ治癒しか教えてないし。」
まだ、すこし目が虚ろだが正気に戻ったようだ。
本当に、何かゴメン....
「次いこうか。」
「お願いします。」
結果....すべて一発で成功しちゃった☆
テライトが部屋の隅で落ち込んでる。
本当に、何かゴメン。
色々な精霊術を習得した!
お正月もクリスマスも近づいてきてますねー。
クリスマスはリア充祭りです~。皆さんはどうやって過ごすのでしょうかー?ちなみに作者はリア充ではないですー。




