2.精霊術を
作者は猫派です←関係ない
取り敢えずためてた分が無くなりました。←早い
テライトからこの世界のことを色々教えてもらった。
簡単にまとめると、
・この世界には精霊術を使う精霊の民と魔術を使う魔法の民がいる。
・精霊の民にはライネスとヒーブリッドがいる
・魔法の民は見た目とは関係なく、魔力の個人差がある
・二つの民は、別々に暮らしているが、仲はいい。
・仮に、二つの民の間に子供が出来ても、精霊の民か魔法の民が産まれハーフにはならない。
・私の見た目はライネスそのものらしい。
・ヒーブリッドはライネスの人でも力が弱い人から産まれ、ヒーブリッドとライネスの間に子供が出来たら殆どの場合、ヒーブリッドになる
他にも色々教えてもらったが、よく分からなかったので保留する。あと"世界を航る者"=転移者という認識で良いみたいだ。
「アイはこれからどうする?」
テライトが聞く。
「どうしようかな。正直向こうの世界に帰ろうとはあまり思わないんだよね。」
どうせ親はいないし、特に仲が良いという友達もいない。
また、向こうの世界よりこちらの世界の方が面白そうだし。
「ふーん。だったらさ、精霊術教えてあげるよ。君だったら使えそうだ。」
テライトが目をキラキラさせながら、こちらを覗き込んでいる。
何だろう、テライトが犬に見えるのは自分だけ?
いつの間にかテライトと仲良くなってる。
「精霊術か。興味はあるけど、ほんとに使えるの?」
使いたい。とにかく使いたい。
でも、不発は嫌だ。
「ものは試しさ。」
ということで、外にでた。
夕日の光が、木々のあいだから出ててとても幻想的な風景を描いている。
「僕のあとに続けていってみて。」
そういってテライトは手のひらを上に向け、目を閉じた。
「世界に満ちる精霊達よ。」
続けていう。
「....世界に満ちる精霊達よ。」
敬語とか使わないんだな。
「ここに新たな精霊の民が誕生したことを報告する。」
精霊術使うのではないの?
不思議に思ったけど、後で聞くことにして、いう。
「........ここに新たな精霊の民が誕生したことを報告する。」
そのあと、テライトは目を開けて、小声でいった。
「自分の名前をいって。そしたら、精霊の民として精霊達に認められる。」
分かったとうなずき、精霊達に向けていう。
「私の名前はアイ。新たな精霊の民」
すると、私の周りに光が幾重も発生する。
「えっ?」
テライトを見ると、微笑んでいた。
たぶん、成功したんだろう。
光の繭のなかで、声が聞こえる。子供の声にも大人の声にも聞こえる不思議な声。
「アイ。新たな我らの同胞。これを祝い、ルミナスの名を授けよう。」
少しずつ光が私の体に吸い込まれて行く。
フワッとした感覚があって、すべての光が吸い込まれた。
「おめでとう。これでアイも精霊の民だよ。授けられた名は町でけっこう使うから忘れないでね。ちなみに僕の精霊の民としての名はアーティスだよ」
アーティスの意味は森の民と言うらしい。
「ありがとう。これからよろしくね。私の精霊の民としての名前はルミナスだった。」
「ルミナスか。月の民という意味だね。とても綺麗な名だね。」
テライトはよろしくといって、手を差し出してきた。
私はそれを握り返す。私の始めての親友は異世界で出来た。
余談。私がしたのは精霊の民になるための儀式。基本的に、精霊の民は儀式をしない。しなくても、名前を精霊から教えてもらえるからだ。私のようなよその人が精霊の民になるためには、儀式をしなければならない。成功率はその人次第らしい。
感想、レビュー、作者についての質問など待ってます。まだ続けると思うのでよろしくお願いします。




