33.学園祭と学級長
受験の季節。この前TVで、入試の解説やってたなぁ(´・ω・`)
「学級長はアイさんとコルザさんで異議無いわよね。じゃあ拍手ー。」
はい、アイです。何故か学級長になりました。
……一度、振り返ります。
学園祭があるという事で、クラスの出し物を帰る前に決める事になった。
取り敢えず、アルト先生が黒板にみんなの意見を書いていく。
・お化け屋敷
・喫茶店
・射撃
・劇
・お菓子屋
これから絞っていく。
「お化け屋敷は、人がたくさん必要だから、大変だと思う。」
「うーん。劇は苦手だ。」
「射撃は弾とか道具が沢山要るよね。」
色々な意見が出る。
「まあ、そうなるよね。」
どの世界でも同じだ。
で、絞った結果お菓子屋をする事になった。
「学園祭は3日間。お菓子は学園祭前に沢山作る。多分1日で無くなるけど。その時は、手の空いている人が作って。」
お菓子屋の商品を決める。
・クッキー
・ホットケーキ
・クレープ
・綿飴
・チョコレート
チョコレートはつくれないので、無くなったらその日は終わり。後で、買い足す事になった。
「で、学園祭の時にリーダーとなる人、学級長を男女一人ずつ必要だから、決めようか。」
アルト先生が、最初なりたい人と手を挙げさせようとしたけど、誰も挙げなかった。
うん、誰もしたくないよね。
「まあ、しょうがない。コルザ、起立。男子の学級長をお願い。」
無理やり決められたー。
「次は、女子ね。誰か推薦ある?」
「アイで。」
誰だ?即答で私の名前を言ったの。
「コルザ……。」
コルザがニヤニヤしていた。
そして、周りの女子が凄い勢いで首を縦に振っている。
「じゃあ、女子はアイさんのようね。」
最初に戻る。
「学級長にまず先にやってもらいたい事は、材料費の計算ね。その後に幾らで売るか決めるわよ。ほかの皆は、教室の飾り付けを決めてね。」
電卓と、材料のリストを渡される。
「えっと、チョコレートが1箱で、1500リルね。1箱いくつ入ってる?」
「18枚だな。ちなみに1枚90リルだぞ。」
「ちょっと安いね。箱で買おう。」
チョコレートはすぐに決まる。チョコレート1枚の大きさは、
5cm×15cmだ。これを、一度溶かして型にいれる。
「取り敢えず、予定15箱で三日間。切れたら、その時だ。」
「クッキーにもチョコレートは使うからもう少し必要じゃない?」
クッキーは普通のプレーンと、チョコがある。それにもチョコが必要だ。
「クッキーもか。クレープにも少し使うな。」
「クッキーの材料費も考えなきゃね。」
かなり時間がいる作業だ。
コルザと2人で悩みながらなんとか決める。
結果。
クッキー1袋……380リル
クッキー1袋……320リル
ホットケーキ1つ……200リル
クレープ1つ(どれでも)……460リル
綿飴1つ……160リル
チョコレート1袋(5個入り)……200リル
ちょっと高い気がするけれど、先生の許可を貰い、こうなった。
「頭痛てぇ。」
コルザが椅子にもたれて、額に手を当てている。私は机につっ伏している。とても疲れた。
買出しはほかの子に任せてある。
「大丈夫ですか?」
カナがお茶を持ってきた。カナの尻尾が心配そうに揺れている。
気になる。
「ありがとう。」
「いえ、お礼言われる程では無いですよ」
カナがニコッと笑う。コルザは黙って、お茶を飲んでいる。私も、お茶を飲む。
しばらく3人で過ごした後、カナが用事で居なくなる。
「そういえば、学園祭っていつから?」
「5日後。」
準備は早めにだね。集団宿泊より早めだから、大事な行事なんだなぁ。
ふと時間を見るとだいぶ遅い時間だった。皆はもう帰っている。
「帰らないと。」
鞄を持って、コルザと別れようとした。
「送ってく。」
は?コルザが珍しいことを言ったきがする。気のせいか、空耳?少し止まっていると、コルザも鞄を持ってこちらに来た。
「え、いや。悪いし。」
「構わない」
断ろうとしたけれど、無理だった。コルザが頑固すぎる。
どんな気まぐれだろう?
そのまま、2人で帰った。私は何も思っていなかったんだけれど、後で噂になっていると知り、後悔した。
曰く、私とコルザが付き合ってるとか、何故かメイト様に繋がって、メイト様と私が付き合ってるとか。
何故メイト様が出てくるの?とか思ったけど、噂はすぐに消せないほど広がってたので、しばらく1人で悶々とした。
コルザは特に気にしてないらしい。
「まあ、放っておけよ。」
「でも、コルザのせいでもあるからね。」
コルザに文句を言っておく。
更新遅れてすいません。
まだ、しばらく忙しいので更新遅れますm(_ _)m




