29.瘴気と堕ちた精霊①
ブックマーク50件越えました。ありがとうございます。
(三c⌒っ.ω.)っ シューッ)...ちょっと、友達に制裁加えてきますね。
精霊を見る力を持ってから、数日。長期休暇の後半に入った。この世界でも、課題というものは有る。私は、魔法の国に行く前にほぼやっていたので、特に溜め込むことは無く、終わらせた。
「これをここにくっつけて...駄目か。なら、これはどうだ。」
今何をやっているかというと、魔法の国で買ったパズルをしている。この世界でもパズルはある。だけど無駄に精度が高く難しいのが多かったので、簡単なのを買った。
「んー?」
ピースを色々と試しながら、やっていく。全部で500ピースのパズルだ。
「あ、アイまだやってるの?」
テライトが来た。でも気にしない。パズルに集中だ。
「アイ、今、夕方だけど夕食を食べようか」
「うーん。もうちょっとなんだけど。夕食行くよ。」
今日は断念し、夕食を食べに行く。
「今日も美味しかったです。ラガンさん」
「おう。」
夕食は今日は、フューラという伝統的な料理だった。シチューに近い料理でまろやかだ。
「ラガン、もうそろそろ狩りに行った方がいいか?」
「肉系が足りねぇな。だが、行くなら、山菜も採って来て欲しいな。きのこもな。」
「わかった。」
テライトが久々に狩りに行くようだ。テライトはかなりの節約家だって言うことほとんど忘れてた。
「テライト、何処に狩りに行くの?」
「アイと初めてあった森だよ。あの森は資源が豊かなんだ。」
さすが森の民。詳しく知っている。
「私も行く。」
「うーん。ま、心配ないか。」
テライトから許可をもらい、ついて行くことにした。久しぶりだからワクワクする。
1番うごきやすい服をテライトに借りて、森に来た。長い髪は月の髪飾りで、留めている。
「こっち来て。」
「え?」
声が聞こえた気がする。気のせいかな?テライトは何も喋ってはいないし、精霊たちは遊んでいる。
「アイ、何か聞こえた?」
「うん。」
テライトも、聞こえたようだ。だが、首を捻っている。
「うーん。弱ってるのかな。何かを伝えたいという気持ちだけ分かったけど、はっきり聴こえない。」
はっきり聞こえない?私は不思議に思った。こんなにはっきり聞こえたのに。
「こっちに」
「まただ。」
私は声が聞こえた方向に走る。さっきより、声が弱くなっていたからだ。
「あ、待ってアイ!」
テライトが呼び止めるけど、気にしない。後で、怒られるかな?
「ここかな?」
何か広場のような場所に出た。広場の中心に、黒いもやが発生していた。
「良かった。聞き取れる人がいて。」
半透明になっている精霊が、いた。その精霊は何か弱々しい。
「半透明?」
「ちょっと存在が薄れているのです。」
軽く話す精霊。だが、存在が薄れているってそんなに軽い内容ではないよね。
「あの黒いもやのせい?」
「そうです。」
あの、黒いもやは何なんだろう。あまり良くなさそう。
「どうやって消すの?」
「聖獣様が来れば、消せると思いますが一時的なものです。元凶を断ち切らねばいけません。」
少し、苦々しそうに精霊はもやを見ながら話した。取り敢えず、私はもやを消そうと思って聖獣を呼ぶことにした。うーん何呼ぼうかな。ま、いいや、龍で。
(聖獣の龍よ。このもやを消すために来て。)
光が弾ける。
「久しぶりだねー。この瘴気を浄化するんだねー。分かったよ。」
いつぞやの龍が来た。ただし、今度はちゃんと人型で来ている。龍は瘴気のそばまで行くと、手を二回叩いた。
強い風が一瞬吹き、もやを散らす。薄れていた精霊は、だんだんと元に戻った。
龍はもやが出ていたあたりを掘り出す。何してるんだろうと思っていると、正方形の黒い塊を掘り出したようだ。その塊を持ち、龍が何かをいうと、塊は粉々に砕けた。
「これで、大丈夫だよ!」
ニコッと笑う。性格は変わってないな。龍は辺りを見回し、薄れていた精霊を見た。
「精霊の気配がした。堕ちた精霊がいる。どこか知らない?」
「堕ちた精霊?」
「さっきの瘴気に長時間触れてしまって魔物化した精霊の事なんだ。そっちの精霊もあと少しで、堕ちるところだったね。」
あの黒いもやは瘴気というらしい。やはり悪い物だったらしい。堕ちた精霊。だから、薄れていた精霊が苦々しそうに言ったんだ。
「あの子は、多分向こうにある風の洞窟に行ったと思います。」
精霊が目を伏せながら言う。悲しそうだ。
「元に戻せないの?」
「残念だけど戻せないんだ。消すしかない...」
龍も悲しそう。消すしかない...か。今まで精霊と一緒にいたから、ショックだ。
「行こう。案内して。」
「危ないよ?」
「それでも、行きたい。」
龍たちと一緒に行くことにした。出来るなら元に戻したいと願って。きっと出来るよね。
(0(:3 )〜 _(‘、3」 ∠ )_キュー) うん。これで良しと。
これからも応援よろしくお願いします。
(ヽ(・ω・)ノ バッ) (っ・д・)≡⊃)3゜)∵
(O(:3 )~)




