スタンピード Ⅲ
拘束趣味にハマる今日この頃。僕きもっ!夢狐です。
この作品調子いいね。十話以上投稿されてるのこれが初めてだよ。しかもブクマ増えてるし。この調子でこれからも頑張ります!
僕は自室でソワソワしながら、両親の帰りを待っていたのだが、途中で『もういっそ見てみるか』ということとなった。
方法としては、直接…ではなく【遠隔視】を使う。極級魔法で、かなり遠くの地域まで見る事が出来る。なおこの魔法の劣化版として上級魔法【遠視】がある。森までなら【ロングサイト】でも充分だが、何があるか分からないので、【リモートビューイング】を使う。
唱えると頭の中に映像が流れ込んでくる。現在の戦場の様子だ。…父さん、いた!母上も。母上は…魔力切れかな?あっあれは確か【マジックサプライ】だったな。十分に魔力が戻ったのか前線へ戻っていく。
ゾクッ!
な、なんだ。【リモートビューイング】越しでも感じるこの感覚…前にも…あっ!初めて森に行った時、帰り際に感じた気配だ!一体何が…は?!
森の中から羽のない龍の様な魔物が出てくる。あれは知ってる。SSSランクのベヒモス!しかも三体とか…いくら騎士達や冒険者がいても父さんと母上では相手にならない。撤退しか…え?
あれは…なんだ、龍…か?けど前に森で見たSSランクの成龍なりたてとは魔力も体のでかさも桁違いすぎる!なんだあの黒光りな鱗…眼は真っ赤だし、あれは確実にヤバい奴だ。
僕はすかさず龍に【情報操作・神】を使う。
――――――――――――――――――――――――
邪老龍 ESランク
老龍が魔力を暴走させた姿。戦闘能力が古龍や魔王に匹敵する。
年齢/種族 : 726/龍種
Lv : 158
称号 : 邪龍種、破壊する者、ニクの森の主、魔王級
HP : 6820/6820
MP : 8025/8025
STR : 537
INT :14
AGI : 762
DEX : 10
LUK : 24
スキル : 統率・上 威圧・上 属性魔法・超(火、風、闇) 龍術・上(牙術、爪術、飛行術、咆哮)
――――――――――――――――――――――――
魔王に匹敵する化け物、か…こんなの勝てる奴いる訳、いたな僕が。
『あら?ハルスの視線を感じるわ』
『ふぅ…ん?そうか?』
僕は慌てて【リモートビューイング】を切ってしまった。
鋭過ぎるぜ、MY MOTHER…どんな知覚してれば魔法越しの視線感じられんの…ったく、とにかく何とかしないと父さん達が…
コンコンッ!
「ハルス様、バナシュでございます」
「入っていいよ」
扉を開かれバナシュが神妙な面立ちで入ってきた。
「…どした?」
「先程、一人騎士が戻り、ユテス様からの伝言を聞きました。ESランク魔物を確認、直ちに我々も避難するようにとの事です」
「っ!?」
ES、邪老龍の事だろう。…妥当な判断だ。だがーー
「父さん達も逃げるんだよね?」
「………」
バナシュは答えない。別に聞かなくても答えは分かってる。Noだろう。二人はどんな強敵だろうと途中で逃げ出したりしない。領民の、そして僕達の為に全力で戦う。
「ふう…分かった。準備するね」
「お待ちしております」
バナシュが部屋から出る。僕は大きめの鞄を用意し、中に服やら必需品やらを入れていく。途中手が止まる。
「父さん…母上…」
父さんと母上との今までの事が脳内に蘇る。初めて立った時や一緒に街を散歩した時、春には花見をしたり、夏は海に行った。冬は雪合戦したし、ステータスを得てからは訓練が始まり、母上がスパルタなのが判明したり、父さんの浮気疑惑が浮上し母上が一時荒れたりと色々な事があった。五年、たった五年だが、二人は僕にとってかけがえのない家族だ。それに今戦ってる騎士や冒険者にも家族がいるだろう。そんな彼等を見捨てて逃げるなんて…出来ない!
コンコン
「ハルス様、支度は整いましたでしょうか?」
返事はない。
「ハルス様?どうされました?…失礼します!」
バナシュが部屋に入る。しかしそこにはハルスはいなかった。
久々に【失格印会議】行くか。
【不定期開催 失格印会議!】 第三回
ハルス「さて、お久しぶりです。失格印会議 第三回!司会進行のハルスです!」
アクア「姉のアクアでーす!」
ハルス「……レギュラーにでもなろうとしてるの?させないよ?」
アクア「なんでよぉ(・ε・)プー」
ハルス「中身を知る者からしたら、全く可愛くない」
アクア「酷い!?いいじゃん!仲良く一緒にやろ!」
ハルス「やだ。はい、という訳で第三回という訳ですが…」
アクア「ちょっハルくん!」
ハルス「いやぁ次は僕が大活躍するわけですか。楽しみだなァ!」
アクア「私も楽しみ!ハルくんのかっこいい場面が…ぐふふ…ぐへへーー」
ハルス「【音声遮断】」
アクア「ーーーー?!ーー!!!」
ハルス「さて静かになった所で、……特にやることないんで今回出てきた魔法の説明でもしますか。
【遠隔視】は本編で書かれてる通り、遠くの場所を見る事が出来る魔法です。極級なので人類で僕の他に使えるものはいません。屋敷から国全体をこれで見る事も出来る程に遠い距離でも見れる。
次に【遠視】。これは【リモートビューイング】の劣化版。距離も死の森の中腹部程迄しか見れない。それでも【リモートビューイング】を知らない人からしたら、この魔法はとても重宝される魔法だ。
【魔力補給】。消費魔力の三倍を大気魔力から補える魔法。七節の詠唱と集中力が必要なので、戦闘中にパパっとという訳には行かなく、使い勝手が悪い。しかし少し時間に余裕があるが、早く戻したいという時は便利な魔法だ。
【音声遮断】。先程使った魔法だが、その名の通り周りの音声を全て遮断する魔法。似た魔法で【消音】があるが、あれは自分から発せられる音を周囲に聞こえないようにする魔法だ。本来隠密行動の時に使われる。
こんな感じで魔法の説明は終わり!」
アクア「ハッ!!よし魔法解除成功!」
ハルス「何!?僕の魔法が解除出来る訳ーー」
アクア「ふはは!これはギャグだから何でもありなのだ!」
ハルス「…ホント作者ちゃんとして欲しい…一回しばくか?私刑するか」
作者(ホントにはごめんなさい。今後はちゃんとします:(´◦ω◦`):ガクブル)
アクア「よし今から私のハルくんへの愛を歌に【サウンドアウト】ーー!?!!」
ハルス「…また次回お会いしましょー。*-ω-)ノ"ばいちゃ」
アクア「ーーーー!!」
なんかもっと書きたいんで、前話の『神転生』の二話でも書きますか。あっ飛ばしたい人は飛ばしてください。それから先に言っておきますか。
感想、ブックマークお待ちしてます。
よしでは行こう!
『神転生』 第二話
「僕が…創造神?!」
「ええ、貴方は創造神になったのです」
嘘だろ、オイオイマジかよ…僕が、神?ありえねぇ…
「なんで僕なんかが…絶対に僕以外に相応しい人いるでしょ。僕なんか神の器じゃないって…」
「いえいえ、貴方は素晴らしい人格の持ち主です。困ってる老人を助けたり、不良に絡まれた女性を助けたり、率先してボランティアに参加したり、あ、そうそういじめられっ子の自殺を思いとどまらせるとか、強盗犯逮捕補助とかもありましたね」
あったねそんなことも。懐かしいよ…
「貴方は創造神に相応しい器を持っておりますよ。ご安心下さい」
天使が天使の笑みでそう言う。
「はあ…まあそこまで言うなら…」
「では、これから貴方の手となり足となる部下達を紹介致します。入りなさい」
その言葉に反応するかのように、奥にある扉が開き、四人の男女が入ってきた。全員人間じゃないのが分かる。なんせ全員背中に翼があるし、若干一名角まで生やしてるからね…
彼等は僕の近くまで来ると、跪く。
「では紹介させていただきます。まずは彼女」
アリナが一番右の女性を指す。青い髪に翡翠色の瞳の美少女だ。
「彼女はリーナ。聖の大天使です。人族や亜人族、精霊族等を管理しております。」
「リーナです。よろしくお願いいたします、善弥様」
「うん、宜しくね」
可愛いなぁ…見た目10歳そこそこっぽいので保護欲がそそられるというーーあっロリコンじゃないよ?
「次がファルナです。彼女は美の大天使です。芸術面や美容面等を管理しております。」
「ファルナでございます。善弥様、宜しくお願い致します」
「は、はい」
緊張で敬語になってしまった。いや仕方ない。彼女は大人の色気プンプンなのだ。胸ヤバっ…特大メロン2つ詰めてんじゃないのって程デカい。
「そして彼がアルガノ。武の大天使です。戦闘面や武具等の管理をしております。」
「アルガノでございます。宜しくお願い致します」
「よ、宜しく」
凄く厳格そうな顔付きだ。髪と目が僕と同じで黒髪黒目だ。引き締まったいい身体だ。うん、実にいい肉体だ。あっそっちの趣味はないk(((
「そして最後がーー」
「我はディルナートスだ。魔の大天使…いや堕天使だな。魔界で魔王をしている。魔族と魔物、龍族等の管理担当だ。お見知りおきを、善弥殿」
「は、はあ…」
あっアリナの顔が真っ赤だ。
「ディルナートス…」
「まあそう怒るな。いつも言ってるが、我は別にお前らの様に神に忠誠を誓ってる訳じゃない。寧ろ逆。神に仇なす為に創られたのだ。別にこの様な態度をとっても良かろう…そういう風に創られたのだからな」
「むう…」
「まあしかし…二代目は随分と化け物のようだな。我が眼持ってをしても、底が見えんとはな」
「二代目?眼?」
「ああ、言ってませんでしたね。私達もこの世界も全て初代であり、先代の創造神によって創られたもので貴方は二代目創造神となります」
「へぇ。それで眼って?」
「ふむ、我が眼は〈魔眼〉でな、相手の強さが解るようになっているのだ。だが、善弥殿を見ると眼がエラーを起こすのだ。これは我の眼でも測りきれない程の力を持つ証拠だ。これは先代でも無かった。というか我は先代と同等の力を持つよう創られたから当たり前だが。とにかく善弥殿は確実に先代を超える程の力を持っているという事だ」
へ、へぇ…僕そんな凄いのか…どうしよ。そんな力貰っても、持て余すだけだわ…いらねぇ。
「ま、敵対しない事を祈るな」
「ちょ!待ちなさい!ディルナートス!」
ディルナートスが出ていく。アリナが止めるも、聞かずに出ていってしまった。
「全く相変わらず勝手なものです…」
「ま、いんじゃない?…とりあえず皆さんこれから宜しくお願いします」
「「「「はい!」」」」
こうして部下達の紹介を終えたのだった。
第二話終わり。もしかして本文より量多いんじゃね(笑)
(ԅ~o~)フヮァァ~~~眠い…もう夜中の二十八時じゃないか…寝る。(。-ω-)zzz. . . (。゜ω゜) ハッ!




