06_大樹の石板
ゲームでよくあるワープゲート。
1,2では使われることが無かったのでエリス以外は知りません・・・
出発当日の昼、2人は荷物を持って指定された王城の一室にやってきた。
学園を出る時にトレイシー、ポリー、クレスと合流している。
サーシャは王女に従って前日王城入りしていた。
案内人に待つように言われて周囲を見る。
建国神話の大樹をモチーフにした石碑が部屋の中心に置かれていた。
「随分がらんとした部屋ね。」
アリサの感想にポリーが頷いた。
「てっきりここで他の人と合流すると思ったんだけど誰も居ませんね。」
「ボアは追加で頼んだ荷があるのでそちらを一緒に商会の場所で向こうに向かっているわ。」
「そうですか。」
そう言って周りを見るとエリスがショックを受けた様子に皆が気が付いた。
「・・・大樹の石板・・・」
「エリス?どうした。」
トレイシーが傍で落ち着かせるように背を摩っている。
「これ?同じようなものを大樹の祠で見たな。」
と、クレス。ポリーも頷いている。
「そう言えば祠もこんな感じで伽藍堂だったわね。」
そこへイーダとサーシャを従えた王女がやってきた。
「皆揃っているわね。」
カーティシーや騎士式の挨拶をするエリス達に返礼をして王女に対し、背後のイーダの視線はエリスに注がれていた。
「またお芝居かしら。」
イーダの言葉に青い顔で頷くエリス。意味不明のアリサ達。
コホンと咳をして王女が言った。
「皆の者、我がもとに集え。」
イーダを除く者達が石碑の周りに集まった。
「これより王家の秘儀を行う。
ここで見聞きしたことは他言無用と心得よ。」
了承を受け、イーダは壁側に移動した。
「イーダ、こちらのことは頼むぞ。」
「承知しました。」
王女は石碑に手を置いて言う。
「◇◇◇へ道を開け。」
周囲の空気が歪んだ。
少し埃っぽい場所だった。
「ここは・・・大樹の祠?」
サーシャ及びクレス、ポリーが周囲を警戒している。
「ええ、国境に一番近い祠よ。」
そう言って王女が扉の方に歩き出すのサーシャが制した。
「外に人の気配します。確認するまでしばらくお待ちを。」
「先行した侍女達なのに。」
そう言う王女を背にクレスに視線を送る。
頷いたクレスはそっ扉に近付き、外の様子を窺う。
見覚えのある近衛騎士の姿を認めてゆっくり扉を開いた。
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◇◇◇の部分は古語で暗号化されているので王女とイーダ以外は分かりません。
イーダは準王族として祠巡りをしています。
いざという時の為に、単発で使えるキーアイテムを持っています。
王女や王子達は回数制限の無いキーアイテムを持っています。




