04_ 別れない二人・2作目の場合
2の登場人物紹介はもう少し先です。
「前も話したけど、2の王太子も婚約者と別れないのよね。」
エリスの言葉にサーシャは半分納得した。
「そりゃヒロインの一人が男ならね・・・
でも残り二人の場合も別れないの?」
「うん」
今度はアリサが頷いた。
「こっちの場合は、婚約者より能力・好感度が高ければヒロインが王妃になって、婚約者は側妃。
逆なら婚約者が王妃。」
「一応最後の最後で王太子を拒否して別の人!というのも選べるけどね。」
それらを頭に入れてサーシャはため息を吐いた。
「で、羽化の儀の後に、立太子と婚約が発表されるんだっけ?」
「ええ、今のところ予定の変更は無いと思うわ。」
事前に商会支部まで作って情報収集をしているアリサの言葉だ。
大番狂わせはそうそう無いだろう。
「えっと今回の羽化の儀の対象は、王族1人、ヒロイン3人、その他男5人、女4人の合計13人だっけ?」
「来年はアーサー殿下の婚約者候補の王女と傍系王族2人、その他が5人の合計8人」
「昨年は王族無し、その他7人。」
「例年を見ると羽化の儀を受けるのが二桁って近年殆どなくて100年振りかな?」
「ちなみ、女性4人は王太子の婚約者とライバルよ。」
「2だと王太子と婚約者ってどんな感じなの?」
「うーーん、こっちのピエール殿下と違って俺様で自信過剰、だけど能力が足りなくて力に振り回されて、それで神獣に怒られてて。」
「・・・あんまり良い感じしない・・・」
「それを婚約者がサポートしていて、結構ダメんず。」
「最後の方は格好良くなるんだけどそれまでがね・・・」
「一応最難関ヒーロー扱いなんだけど・・・こいつをヒーローにする方が最難関な気がする・・・」
「・・・まあ顔だけは良いから・・・」
「会いたくない・・・会いたくないよ。そんな奴。」
サーシャの言葉に、、エリスが苦笑い。
「マリア殿下と一緒だから間違いなく歓迎式典で顔を合わせると思うよ。」
「婚約者も?」
「多分。こっちはそういう王子だからサポートできるようにって凄い才女。
イーダ様と張る位。
なんで一番人気のエンディングは内気ヒロイン(男)と婚約者のカップルエンド。」
「そんなのあるんだ。」
「ええ、1と違って2の方は結構何でも有りだったから。」
「この場合の王太子は・・・」
「婚約者と結婚はするけど二人に放置され・・・ざまぁエンドとも言われたわ。」
エリスとアリサの二人に頷かれ、サーシャはドン引きしている。
「大丈夫なの?それ?」
「多分だけど、王家の血を残すために別の側妃を娶ることになるんだと思う。」
「まあ王子がそうなった原因って取り除かれている筈だし。」
「?もしかしてゲームだと風土病で亡くなっているの?」
「うん。乳兄弟の従者が居てね。彼の死でやる気を無くしてまあ色々。
アリサ、彼はちゃんと生きているんでしょ。」
「ええ、前回の報告でも王子の世話を焼いているって書いてあったわ。」
「良かった・・・」
「まあ、実際どんな感じなのかは会ってからのお楽しみかな。」
「そうね。私も楽しみにしておく。」
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3のサポートスキルイベントで王太子が吹っ飛ばされる訳です・・・




