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【本編・二ノ国編完結】前提条件が壊れた結果  作者:
二ノ国編

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01_二ノ国へ?何で

正確には2の舞台の国です。

こちらは7月頭の頃。

婚約騒動も一段落付いたのは夏のパーティーがある7月に入ってからだった。

理由は婚約者同士揃いの衣装を用意するのに1週間では足らず、最低2週間は必要。

夏のパーティが終わると高位貴族達の社交が始まる。

家でのお披露目や王城でのパーティ、その他諸々で用意する衣装は一着では足らず最低3セットは必要。

高位貴族が先に動いたのもまさにそれが理由。

一組、二組ならまだしもかなりの貴族達の婚約が決まったため、王都近辺の仕立屋は総動員で働いている。

身分が下がれば下がるほど用意する衣装の質は下がる。

後の方に婚約したカップルは揃いのアクセサリーやレース、ハンカチーフで合わせることになるのだろう。

中には裏で準備を続けて夏のパーティーでサプライズを狙っているカップルもあるかもしれないが。


卒業に必要な授業は取り終え、後は専門を如何に伸ばすかという3人はのんきなものである。

夏のパーティにはサーシャは王女の護衛として騎士服参加。

エリス、アリサは相手が前から決まっているので準備済み。

準備に追われる周りを横目にラウンジでのんびりお茶をしていた。

そこへ王女とイーダがやってきた。

「三人揃っているのね。丁度良かったわ。」

カーティシーをするため立ち上がった3人を押さえて王女は言った。

2人が席に着くとアリサがお茶を準備する。

エリスやサーシャは2人の分のカップを棚から持ってきて洗浄し、テーブルに並べた。

テーブルには王女が持ってきたクッキーが皿に盛られている。


全員が席につき新しく淹れられたお茶を一口飲んで王女の発言を待った。

「この度、ケルヌの国に行くことになりました。」

王女の言葉にアリサとエリスは顔を見合わせる。

「この時期と言うと羽化の儀ですか?」

「ええ、今年は王族が儀式を受けるので(わたくし)が向かうことになりました。」

「?、何故、マリア殿下が?確かアーサー殿下のお相手はケルヌの方と聞いていますが。」

「アーサーはまだ祠巡りを終えてません。

その為、そちらを優先するようにという陛下のお言葉です。

ついでにピエールの婚約他を各地に伝える様にということです。」

王女はここでクッキーを一つ摘まんで口にする。

皆もそれに倣ってクッキーを摘まみ、お茶を飲む。

「続いてピエールは婚約と立太子で王都を離れる訳には行かないので(わたくし)に話が来ました。」

「それは理解しました。それをわざわざ私達に話す理由は?

そもそも満月まで後10日程、直ぐに準備を始めないと間に合わないと思いますが。」

黙っていたイーダが口を開く。

「貴方達には王女に同行してもらう予定だからよ。」

「「「はい?」」」

3人がポカンとしたのは仕方のないことだろう・・・

「まず、サーシャさん、貴方は私の護衛として同行してもらいます。」

サーシャは学園在学中は特別の理由が無い限り王女の護衛を務めること。

そういう契約書を結び、給与も貰っているので頷いた。

「次にエリスさん、貴方は向こうの御指名です。」

「???はい???」

「魔力波による親子鑑定法、その件で、向こうから何か依頼を受けていませんでした?」

「えっと・・・入学前の件ですか!」

エリスには思い当たることがあるらしい。

「ええ、そのことで向こうから大変感謝されています。

今回の来訪に貴方と婚約者のバルベース令息を連れてきて欲しいと頼まれました。」

「はい・・・トレイシーが一緒なら・・・」

「アリサさんはここまで言えば分かりますよね?」

「はい・・・向こうに商会の支店がありますから。」


「明日、侍女たちが先遣隊で出発します。

(わたくし)は3日後です。

それまでに準備を進めておいてください。」

「「「承知しました。」」」

「同行者は明日、伝えます。」

「はい。」

イーダがここでまた言葉を挟む。

「私は同行しない。ついでに王子殿下方の側近も同行しない。」

「と言うことはバルバ令息も?」

「ああ、彼はアーサーの護衛として祠巡りに同行する。」

「では外交の責任者は?」

「マリア殿下だ。ついでにその補佐はマイルズ令嬢、貴方になる。」

「・・・あのー・・・私は子爵令嬢なんですけど・・・」

「マイルズ商会の支部長としての任命だ。」

ここでマリアがのんびりと口を挟む。

「まあ王城から侍女や執事も同行するけどピエールの件があるからね。

あまり人は出せないのよ。」

「ついでにこの夏、婚約予定者はお披露目があるから出せない。

今の特待クラスで自由に動けるのは君達位だ。」


今年のルート確定イベント、3人とも欠席が決定した・・・


~~~~~~~~~~~~~~~~~~


祠巡り

1の舞台で王族の必須行事

これを終えて居ないと正式な王族とは認められない。

※第三王女は同然やってない・・・

10歳から20歳までに終わらせる必要がある。

王都の大樹の祠に始まり国内各地の祠を巡る。

ピエールもマリアも全ての祠を回っている。

春の王女襲撃はこれの途中だった。

マリアはサーシャの支援で最後の祠巡りを終えている。

ゲームでは王太子ルートの時に謎の少年に付き合う形でイベントとして登場する。

2でも登場する。

何のためにこの儀式を行うのかが明らかになるのは3

閲覧、有難うございます。

面白いと思ったら評価をお願いします。


エリスのやらかし第2弾。

二人共ゲーム知識があるのでアリサも似た様にやらかしてます。

サーシャは特異体関連でやらかしあり。

3人とも意図せずフラグクラッシャー。


2の設定は次で

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