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12って英語で読むとカックイイー(トゥエルブ)
こうしん
優衣は運命というのを信じている
人は決まった道を歩くものだと子供の頃から信じていた
だからこそ、この世は酷く感じられた
両親が亡くなった
理由は車で、急カーブを曲がりきれずに別の家に突っ込んだからだ
ここまでなら不幸な事故だねと言える、そう自信があった
両親が死んだのに…それがどうしたの?
そんなことより、その車がその家の子供の両親を殺したのが問題なのに…
その子供たちの親戚は居ないし、頼れる人も居ない
相談所はイヤだ…ワガママな子供達だ…
結局、私の親戚が保護責任者になってはくれた
私は転校と引っ越しをしたが、その時に子供達もついてきた
なんで?そう思いたい
そこには実際、大人達の事情とやらがあったんだけれど…
男の子は太一
女の子は摩耶
出会った時は、いつ殺されるか分からなかった…
けど、そんなことにはならなかった
きちんと区切りを付けてくれていたのだとこの時は感心したんだ…
そう、この時は…
『ねぇ、君のお姉ちゃんて田村優衣?』
二人の兄弟は言った
『テレビで知ったの?』




