表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
風の契約と絆を紡ぐ物語  作者: 蒼燈
従属の鎖と新たな仲間
PR
57/62

7 頼もしい青年

「来るぞ!」


ゼフの声。


次の瞬間。


大気が、裂けた。


炎が噴き上がる。


雷が空を走る。


氷が地面を侵食する。


三方向からの襲撃。


「っ……!」


ステラが風を展開する。

ゼフが一歩前に出る。


しかし、精霊たちの攻撃の勢いに負けそうになる。


そのとき——


「おいおい、ずいぶん派手だな」


軽い声が割り込んだ。


横から、影が飛び込む。


槍が一閃。


炎を、弾き飛ばした。


「……誰だ」


ゼフが視線を向ける。


そこにいたのは、ステラよりも少し年上の青年。


ゼフの質問に、青年――リオネルは肩に槍を担いで笑う。


「どう見てもただ事じゃないだろ、これ」


ステラが少しだけ目を見開く。


「……助けてくれるの?」


「当たり前だろ」


即答。


「こういうの、放っておけない性分なんだ」


炎が再びうねる。


リオネルは、それを見据えて。


「こっちは任せろ」


炎の精霊へと槍を向ける。


「そっちは氷と雷、いけるか?」


ゼフが短く頷く。


「問題ない」


ステラも、風を纏いながら。


「うん。気を付けて」


三人の視線が交わる。


一瞬の連携。


そして——


炎の精霊が咆哮する。


氷が広がる。


雷が弾ける。


戦いが、始まる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ