7-2 ステータス
木花と咲那に促され、神眼でメンバーのステータスを確認してみた。
―――――――
■アオイ(半神)
アオイ
HP→600
MP→250
攻撃 →200
防御 →400
魔法→500
スピード→200
運→9,999
【肉体強化・小】
【魔法属性】 聖、火、水、闇
【予知・小】
【収納・小】
【転移】
【タイムリープ】
■リル(神獣/幼獣)
HP→1,200
MP→500
攻撃 →900
防御 →700
魔法→500
スピード→1,800
運→9,999
風の神獣
聖なる咆哮・小
■ラビたん(神獣/幼獣)
HP→400
MP→200
攻撃 →100
防御 →300
魔法→300
スピード→1,900
運→9,999
癒しの神獣
聖なる癒し
■リーダー(神僕/魔狼王)
HP→800
MP→300
攻撃 →500
防御 →120
魔法→10
スピード→300
運→9,999
神僕の咆哮・小
―――――――
なんかすごかった。
比較対象になる数字が私しかないのだが、世界最強人類はアオイで間違いないだろう。
それにしても運が揃って振り切ってるのはなんなんだ!
「一応教えてあげるね♪ これまでで一番強いモンスターはオーガだけど、数字はこんなもんだよ」
―――――――
オーガ
HP→70
攻撃→50
防御→12
スピード→10
――――――
「マジか。比較にならんなこれ」
「でしょ/だろ」
「オーガレベルに魔法やスキルはないわ♪ 参考までに人類最強格は過大評価してもこんなもんだよ♫」
―――――――
人間(格闘家)
HP→15
攻撃→5(拳銃10、戦車砲60)
防御→5
スピード→10
―――――――
「いつの間にこんな強くなったんだ」
「半神、神獣、神僕になった時点でね♪ これからもバンバン爆上げで伸びていくよ♪」
「わかったか?/なんの心配もないよ」
「強いのはわかったよ。でもファミリーを戦わせることが嫌なんだよ」
「あるじー、ほくもっとつよくならないといけないの。そのためにきたんだよ」
「アオイもだよ。シシさんを守れるようにとは言わないけど、心配かけないくらいには強くなりたいんだよ」
……逆の立場で考えるなら。
それもそうか。
ずっと守られるだけじゃ嫌だよな。
「わかった。なにかあれば必ず守るよ。十分注意して実戦練習を頑張ってくれ」
「「いやたぶん秒殺だぞ/だよ」」
―――――――
歪みエリアはだいたい半径1キロほどか。
迷い込むモンスターの群れは6つ。
アオイ&ラビ組と、リル&リーダー組の2チームを作って掃討することにする。
シシと女神は遊軍として残りの群れを排除しつつ、実習生たちのケアを怠らないようにする。
「本当は個々にやらせたいけどな/ショウくんは心配性だよね」
「ゾウ対アリだよー♪」
「今回の結果で考えるよ」
「そうだ。湘くんマップ使ってないでしょ♪」
「なにそれ」
「唱えてみて。考えるだけでもいいよ♪」
ナビィに言われてマップをイメージ。
すると目の前に立体的なマップが広がった。
「おー、地図が出た」
「敵は赤、中立は緑、味方は青だよ♪」
いまは青しか写ってない。
「味方がケガをいたら黄色、重いケガは色が濃くなって黒で死亡ね。歪みが発生したら使ってごらん♪」
「こんなスキルがあったのか」
「ごめんね、教えるの忘れてたー♪」
―――全員が配置についてその時を待つ。
やがて辺りの空間が歪み、モンスターが姿を現す。
「ナビィ、どうだ?」
「新種なし♪ 意思疎通のできないいつもの顔ぶれだよ♪」
「了解」
私の目の前に現れたモンスターを徒手で瞬殺。
すぐに空へ飛び上がり辺りを見回す。
マップを呼び出してみると次々とモンスターを示す赤い光点が次々と消えていく。
すぐにすべての反応がなくなった。
「マジで強いな。みんな無傷で秒殺だ」
簡易拠点にチームメンバーが戻ってくる。
「おつかれさま。全員ケガはないな」
「だいじょーぶだよあるじー」
「かんたんだったよ」
「もうちょっと躊躇するかと思ったけど大丈夫だったな」
「我が群れがいま亡骸を集めている」
「助かるぞリーダー/まとめて消しておくね」
頼もしいな。
確かにこれならよほどの奴らが迷いこまない限りは大丈夫そうだ。
神眼でチェックすると、みんな数字がさらに強化されていた。
「実戦はレベルアップにかなり影響があるみたいだな」
「そうだよ/そうだ」
亡骸の処理を終えて宮古島のホームへ帰還する。
みんなを労ってバーベキューを始めようとしたその時に神界に招聘された。
「うわ、今から焼くところ!」
「じゃから丸ごとご招待したぞ」
創造神さまと時空神さまがにこやかに出迎える。
確かに今回はメンバー全員が呼ばれていた。
バーベキューセットごとな。
「挨拶ができてないメンバーもいたからな。よく来たぞみんな」
「モンスター退治、ご苦労じゃったな」
「まあ話は後にするか。遠慮なく続きをするといい(ゴクリ)」
「そうじゃな(ゴクリ)」
絶対にバーベキューに参加したかったんだろうなあ。
「………一緒に召し上がりますか?」
「む? そうか?」
「そう言ってくれるならお断りするのもなんじゃな」
「アオーーーーーン」
遠くから飛んでくるフェンが見えた。
魔狼たちは全員が凍りついてひれ伏している。
こりゃ全然足りないな。
仕方ない。
どうせなら全力でやるか。
「創造神さま、肉が足りないよ。同じ種類ばかりコピーしてもつまらないし、追加で買ってきますよ。もう一度オレだけ戻してもらえますか?」
「リルもいくのー」
素早く胸に飛び込むリル。
「(モグモグモグモグ)」
カルビを頬張りながら神にまた戻された。
なんか適当だぞ。
ということで。
神界バーベキューを盛り上げるか!
ちょっと値は張るがモノに間違いがなく、珍しいものも取り扱ってる店へ行こう。
東京の実家に転移してからタンドラでお気に入りの店に行く。
高級肉も大量に買い付けて、狙っていた骨付きカルビはさらに大量にゲットする。
「これ なんでもっと広く売らないかなぁ」
昔はもっと手軽に手に入ったが最近はなぜか骨付きカルビは手に入れるのが困難になったのだ。
新大久保にいけば冷凍モノがたまにあるけどな。
普通のスーパーにも置くべきだ!!
さてあとはジビエだな!
移動してジビエを扱う店へ。
そこでシカとイノシシの肉を大量買いする。
「クマが好きなんだけどなあ。あれは手に入らないよなあ」
行きつけのジビエ料理店でもクマは年に一度か二度くらいしか手に入らないと言っていた。
あ、狩ればいいのか? いや確か狩猟免許いるよな。
なんとかならんかなあ。
さて、大方買ったかな。
と思ったら即天界に戻された。
「ねえ! スーパーから招くってどうなの?! あー、タンドラ置いてきちゃったじゃんか。クルマにも食材積んでたのに!」
「クルマなら先に転移してあるぞ、積んでいた分ももう焼いておる」
「あー! 骨付きカルビ! もうないじゃんか! どんなスピードだよ」
「これは旨いな」
「心配するでない。コピーしてあるぞ」
「神さまやりたい放題だな。なあ、スーパーはかなり混んでたぞ。大丈夫かこれ」
「大丈夫じゃろ」
「まあなんとかするよ」
「まったく神界ってなんでこんなに腹ペコばかりなんだ?」
「人間界には介入不可じゃからなあ。英雄神もおらんし困っておったのじゃよ。本当にシシが半神になってくれてよかったぞ」
「ああその通りだな。木花と咲那は本当によくやったぞ」
それを聞いたふたりは少し不満顔だ。
「あの時はめちゃくちゃ怒られたんだけどなあ/本当だぞ。あれはなんだったんだ」
「結果オーライってことなんだろうね」
まあともあれだ。
仲間たちが無事に討伐デビューしてくれて、それを神さまたちが祝ってくれているわけだ。
めちゃくちゃ特別なことで幸せだよな。
「シシー! 肉が無くなったぞ」
「買ってくるのじゃ」
「は? コピーしただろ」(いかんタメ口だ)
「もうない」
「食べる前に増やせばいいじゃないですか!」
「「忘れてた」」
なんで私が食べてないのに無くなるんだ!
やってられるかー!




