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堕天使の詩  作者: ピーコ
98/99

堕天使 其の九十八

夜空に輝く月が


俺を


ケダモノに変える


忌まわしき呪いが


今宵も発動し


俺は


愛に飢えた狼へと


変貌する


そして


今宵も獲物を探し


彷徨うが


そう簡単には


見つからない


この忌まわしき呪いを


解くすべも


俺の納得のいく獲物も


幾つもの長い時を経ても


見つからなかった


ただの獲物なら


ゴロゴロといたが


この忌まわしき呪いは


いまだに解けず


今もまだ


彷徨っている



ただ


唯一の救いは


月を見なければ


呪いは発動しないことだ



だけど


因果かな


どうしようもなく


月を探し求め


今宵も夜空を仰ぎ


見てしまう


ただ


愛を求めて
























































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