8-11 沙漠のロメリオと盾の那由多の激戦! 戻ってきたプレイヤーとNPC! 状況は激変する!!
(っち、時間をかけ過ぎたな。プレイヤーの本気が来やがったか)
やってきたプレイヤーとNPC海軍の、波!!
船の大半を埋め尽くす彼らの数に、ロメリオは顔をしかめる。
(これが、プレイヤーの本気だ! 数が多い! 単純にして、強力なパワー!)
(俺らPKにはない、人海戦術ができる!! 囲んで叩くのはいつだって正義だ。ミスったら、即やられる危険がある!!)
(だが、それはこのルールにおいては、殲滅のチャンスだ!!)
(プレイヤーの数が多ければ多いほど、負けた時のチケット損失はでかい!! PKは、ユーザーもNPCも数が少ないから、少数精鋭で戦うのが基本! 故に、負けてもチケット消費数は少ない!! そこが唯一の利点!!!)
「だから、勝たねばならんのだ! 勝つために、鍛え、挑むのだ!!」
「野郎ども!! ラッパ銃!!! 放てぇぇえ!!!」
『『『『『「「「「「ヒャッホーーー!!!」」」」」』』』』』
そう、指示するロメリオの声に合わせ!
NPC海賊たちは、ラッパ銃を! ぶっぱなし!!
「!? ラッパ銃だと!? そんなん耐え、ぐわあああ!?!?」
「!? なんだ!? 威力が高い! 吹っ飛ばされる!! わあああ!!!」
「きゃあああ!!!」
「いや~~~んんん♡♡♡♡!!!」
『『『『『「「「「「うォォお!?!?」」」」」』』』』』
それに耐えようとする、プレイヤーとNPCたちを! ものの見事にぶっ飛ばし!!!
ああ、そうだ! 普通のラッパ銃と違い、その銃は! かなり鍛えてるのか、課金してるのか、かなり高威力!
普通よりもダメージが大きく! 巨人種でも、後ろにぶっ飛ばされたのである!!!
そして!
「よっしゃァ! 吹っ飛ばしたぞ!! このまま攻めろ!!」
『『『『『「「「「「OOOOOHHHHH!!!」」」」」』』』』』
「っく! っ立て直せ! 来るぞ!!」
「「「「「『『『『『おりゃあああ!!!』』』』』」」」」」
そのぶっ飛ばしに合わせて、斬り込んでくる!!
NPC海賊たち!!!
それに、プレイヤーやNPC海軍も、なんとか立ち向かい!!
「おりゃァ!! 大外刈りィィい!!!」
「ぐえ!?」
柔道!
「せい! 脇固め!!」
「!? ぎげぇ!!」
合気!
「「「「「流れ! きえええ!!!」」」」」
『『『『『!?!? ぐわあああ!!!』』』』』
流れからの、分身アタック!
「黒天殺! そいや」
「!? ぎゃあああ!!!」
黒天殺!
「ウエルカム! 巻き込むぜぇ! っはあああ!!!」
「「「「「!?!? うわあああ!!!」」」」」
大渦ハリケーン!
「水魔法! ぶっ飛ばし! 船から落ちろ! それ!!」
「!? ブクブク!!! もがァ!!」
人魚の水魔法!
「そこだ! せい!」
「ぎゃい!!」
エルフのカウンター・弓矢ショット!!
「カチ割り! ハンマー! どっせぇぇえ!!!」
「「「「「!? ほっげえええ!!!」」」」」
女ドワーフのハンマー! カチ割り!!
「ええい、吹っ飛べぇぇえ!!!」
「「「「「!!! ぐわあああ!!!」」」」」
女巨人の、ジャイアント・キック!!!
っと、大暴れ!!!
NPC海賊たちを、返り討ちにしたのである!!!
っが!
「それを待っていた!! 俺の部下たちを倒して、技を出し切り! 硬直する! その瞬間を! 待っていたぞぉ!!! うおおお!!!」
「砂嵐! 黒天殺!! 混ざれぇぇえ!!!」
「 ダ ー ク ・ サ ン ド ス ト ー ム !!! っはァァあ!!!」
「「「「「『『『『『!?!? ぐわあああ!!!』』』』』」」」」」
そこに、チャージした黒い暴風を纏った! PK海賊の砂嵐・黒天殺が直撃!!!
うむ! 技の出し切り硬直時間を、狙われたことで!
プレイヤー海軍とNPC海軍が、飲み込まれ!!!
ズガガガ!!! っと、物凄い量のダメージで、HPを削られて!
倒されてしまったのだ!!!
「!!! うわあああ!!! し、シーラ! 合体装備! 完全防御!? ――パリィィィンンン!!! うわあああ!!!」
那由多も、自分のスピードでは逃げ切れないので、武器娘と合体したシールドで受ける!
が、黒い暴風効果で、ガードが破壊され! 体勢が崩れッ!
黒い砂嵐に、飲み込まれかけたのだ!!!
故に!
「! ガードマン! 私を殴り飛ばせ!」
『了解! アイム・パーフェクト・ガードマン! っはァ!』
「!! ぐえ!!」
自分のエクターに、自分を殴らせ!
ダメージを受けながらも、砂嵐から逃げたのである!!!
これは、高等プレイ!!!
ダメージを受けながらも、死を逃れる!
高等テクニックだ!!
っが!
「!? うわ! 堕ちる!! わあああ!!!」
彼女の、飛んだ方向が、悪かった!!!
今までの戦いの影響でか、船の縁が壊れ! 船から落ちそうになったのである!!!
しかも!!
「エクスプロージョン!! っはァ!!」
そこに放たれる! PK海賊・ロメリオの、エクスプロージョン!!
ドッガァァァンンン!!! っという、爆破ダメージと、爆風が! 那由多を襲い!
船の外へと、ふっとばされた!!!
(決まった! この勝負、勝ったァァあ!!!)
その光景に、ロメリオは勝利を確信した!
完全に船の外へと体が出た、彼女では、撃てる手はない!!
ここで上位プレイヤーの那由多を落せば、復活までの10秒で、もっと大暴れできる!!
海賊の勝利が、一気に近づく!!!
そう、手ごたえを感じたのだ。
故に!
「リベンジ・カウンター!!!」
彼の野望は、木っ端みじんにされたのである!!!
そう! 『攻撃を受けて、吹っ飛ばされた!』その事実で発動する! 那由多の技! リベンジ・カウンター!!!
自身が受けたダメージを、倍にする技であり! エクスプロージョンはおろか! 『自分のエクターから受けたダメージをも、倍にして発動』し、合わせることができる! その技で!!
「リベンジ・タックル!!! どりゃあああ!!!」
「!?!? ぐわあああ!!!」
光速のカウンター・タックルが、発動!!!
うむ! エクターの倍ダメージと、エクスプロージョンの倍ダメージの合わさった! 驚異のカウンター・タックルが!
ロメリオに突き刺さり!!!
彼は、ダイナマイトに、ぶっ飛びィィい!!!
ああ、HPが吹っ飛んで、残り1で踏ん張りながら!
「!! 待って! しっかりして! ロメリオ! 死んじゃダメ!! それ!!」
ジャッカルの悪魔娘・カルラが、耐久アイテム! 回復アイテムを、使い!
なんとか、HPを回復!!!
血反吐をはく程度に、抑えたのであった!!!
優秀すぎィィィ!!!
『おめでとう! 那由多! 船に戻れたよ!!』
『一撃ブチかまし! 大成功! アイム・パーフェクト・ガードマン!!!』
「っは! っはァ! はァ! あ、ありがとう。二人とも。何とか、成功!! 生き残れた!! はァァあ!!!」
っで、一方のリベンジ・カウンターで、シールド・タックルを成功させた、那由多は!
着地を修正し! 船に戻る!!!
そんな、彼女を見て、ロメリオは! 口をゆがめ!
「ナイス・リベンジ。だが、それもここまでだ! っはァ!!」
「やるぞ! カルラ! 『OK!』 融合召喚!!! OOOOOHHHHH!!!」
「『沈めるぜぇ!! イエーーー!!!』」
ジャッカル娘・カルラと融合!
2足歩行で、ジャッカルの爪と、牙を持つ!!
ジャッカルの悪魔海賊に、なったのである!!!




