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8-10 とある船で行われる戦闘! プレイヤー・大橋那由多 VS PK・砂漠のロメリオ!!


「砂の刃!!! オラ!!!」


「守りの盾! うおおお!!!」


 ――ガキィィィンンン!!!


 それは、とある軍船で行われている、激闘だった!!!


「ちィ、硬ぇな。お仲間は全員、柔らかかったが」


 葉巻を加えた、PK海賊……ロメリオによる! 砂の斬撃! 


 自分の体を砂にする、カルマ武術による砂の刃を!


「まァね! 盾だけは鍛えて、シールド・マスターだからね! ふん!」


「おっと! お前、盾だけでレベ100かよ。マジか……」


 盾を持った、少女プレイヤー! 


 那由多がガードしきり! 盾で殴り!!!


 避けても、その振りだけで! 軍船の一部が、吹っ飛ぶ!!!


 そんな、レべ100の達人! 二人による!!


 激戦が行われていたのだ!!!


「混乱魔法!」


 PK海賊・ロメリオによる、周囲に混乱魔法! 


 それを。


「光魔法! 退魔フラッシュ! はァ!!」


 光の魔法で、撃ち消す! 那由多!!


(……混乱魔法にも対処してるってことは、魔法職か? この女。

いや、シールドで100って言ってたから、戦士のハズ。ってことは、他の武器や転職でも遊んでるか? それとも、クエストで魔法を得られるのがあるから、相当遊んでるのか。……後者っぽいな)


(ってことは、ガード一転特化に見えて、幅広い戦術があるはず。魔法、銃、武器、技も注意。

何が出てくるかわからん。やりずらい……)


 *相手を分析する、沙漠のロメリオ!


(うわ、こいつマジで強い! 他のプレイヤーやNPCを、一撃でぶっ飛ばした砂の技とか、いきなり混乱魔法とか! レベル高すぎ!! そうとう鍛えてるよ!)


(もしくは、重課金PKの可能性もあるけど、何よりヤバいのは、これでまだ、悪魔娘や必殺技あるって事!!

どうやって勝とう!! うおおお!!!)


 *防ぎながら悩む! 盾の那由多!!


 互いに、相手の強さを感じ取るが、何が飛び出すか分からない!!!


 その状況員、様子見していると!!


「待て那由多ァ!! 助けに来たぞぉ!!」


「助太刀する!!」


「二度と砂は食らわねぇ! 二度とだ!!!」


 那由多の中まで、先にやられたプレイヤーたち!!


「「「「「うおおおお!!!」」」」」 


『『『『『ボス! 助けるぅぅう!!! フーーー!!!』』』』』


 ロメリオの、配下NPC海賊たちが、来たのである!


 っで!


「うおおお!!! 大渦ハリケーン!!!」


「相手、NPC多いな!! 俺もハリケーンで倒す! オラ!!」


「じゃあ、僕は黒天殺! NPC抜けて、砂野郎にプレッシャー掛けるぞ!! イエーーー!!!」


 プレイヤーが大渦ハリケーンや、黒天殺で来たので! 


「うおおお!!! ゴブリン・ダンス! ボスのパワーをUP! UP! っほおおお~~~♪♪♪」


「人魚の歌! 全てのクールタイム! 縮小!!」


「オーガの叫び!! 我がボスは最強となった!!! 攻撃上げ! 破壊付与!!」


 NPC海賊はバフを掛け! 


「よくやったお前ら! いくぜぇ!!」


「「「「「『『『『『斬空・分身斬り!!! っはァァあ!!!』』』』』」」」」」


 ロメリオが、暗殺者の技! 


 魔力と分身アタック使っての、斬空・分身斬りを!!


 ズバババッッッ!!! っと、放ちまくりィィい!!! 


 ヒューーー!!!


「「「!?!? ぐわあああ!!!」」」


「!! きゃ!!」


 これは、全員にHITし! クリティカル!!!


 大ダメージで、大爆発!!!


 那由多も、大きくHPを! 削られたのであった!!!


「よっしゃあああ!!! さすがボス!!」


「やっぱボスは頼りになるぜ! ええ!!」


「よし、今がチャンス! ぶっ叩けぇぇえ!!!」


「「「「「『『『『『うおおおお!!!』』』』』」」」」」


 そこに繰り出すNPC海賊たち! 


 一気に決めようと、襲い掛かる!!!


 っが! 


「なんのォォお!!! 火炎斬り!!!」


「まだまだァァあ!!! 意地バスター!!! どらァ!!」


「やらせるかァァあ!!! リベンジ・ショット!!!」


『『『『『「「「「「ぐえ!?」」」」」』』』』』


 プレイヤーも意地で倒し! 


 ボスであるロメリオへと、向かう!!!


 なので!


「カルマ武術! 砂津波!!!」


 ロメリオは、巨大な砂を体から出し! 津波を起こして!


 プレイヤーたちを、ザッパァァァンンン!!! っと、一飲みにし!


「砂漠・吸収!!!」


「「「!?!? ぐわあああ!!!」」」 


 そのまま、パワーを吸収!!


 ミイラにして、殺したのさ!!!


「!! 皆! って砂が! っく! 『絶対防御』!!」


 ――ドッシャァァァ!!! グワァァァンンン!!!


 一瞬で仲間がやられた事態に、驚いた那由多であったが!!


 その砂津波が、身近に迫ているので、防御へと切り替え!!!


 盾を構えて、重い砂の波をガードし! 


 なんとか、防ぎきったのである!!!


 っが!


「隙あり!! 騙し討ち!!!」


 その隙だらけの背後を、ジャッカルの悪魔!!


 正確言えば、ロメリオの悪魔娘である! ジャッカルの悪魔娘・カルラが、切り裂こうとし!!


「ガードマン!! アイム・パーフェクト・ガード!!! んっほおおお~~~!!!」

 

 ――ガッキィィィンンン!!!


「!? え!?」


 それを、那由多のエクター! 背後の盾(鉄壁のガードマン)が、盾カウンター!!! 


 うむ! ジャッカルの爪撃を弾き飛ばされ、驚くカルラに!


 その攻撃力が乗った、パリィ・ビームを! 


 ガードマンが、放ったのである!!! ドビュゥゥゥンンン!!! 


「!!! くそぉぉお!!!」


 それに気づいたジャッカル娘・カルラは、自分から宙を蹴って、弾かれるように空を飛び!


 ガードマンを背に浮かべる、那由多から! 距離をとった!


 その時!!!


「逃がしません!! っはあああ!!!」


「!? え!? うわあああ!!!」


 逃げようとした彼女に、追手が放たれる!!!


 そう! それは、盾の武器娘!!


 那由多の武器娘である、シーラが! 巨大な盾を構え!!


 逃げようと態勢の崩れた、ジャッカルの悪魔・カルラに、襲い掛かり!!!


 シールド・タックルを、ぶちかまそうとしたのだ!!!


 それが当たれば、痛いでは済まない!!!

 

 最悪、カルラのKO! クールタイム完了まで、戦線離脱もあり得る!


 つまり、一気に戦況を覆すことになる可能性が高い!!! 


 そんな、今後の腰背を左右する! シーラの一撃は!!!


「砂金の盾」


 ――ガキン!!! 


「!? な!?」


 何重にも分厚い! 砂金の盾で、完璧に防がれ!!!


「戻れ、カルラ」


「~~~♡♡♡!!! は~い♡! ありがとう♡! ダーリン大好き♡! っチュ♡!」


「っふ、よしよし」


 ジャッカル娘・カルラを、自分の下に再召喚することで、安全にする!!!


 PK海賊・ロメリオの! 名采配により! 


 不発に終わったのである!!!


 これは、素晴らしい判断!!


 カルラを見捨てずに、きちんと防ぎ、守って見せたロメリオに、彼女も大感激!!!


 自分から彼に抱き着いて、キスをしまくり!!!


 惚れてますねぇぇえ!!! へへへ!!!


 って、あ!


 ――カルマ・ポイント、回復!


 惚れてるだけじゃなかったァァあ!!!


 キスを見せつける『挑発』で、ちゃっかり、ロメリオのカルマ・ポイントも回復!!! 


 流石は、ジャッカル娘! 強かァァあ!!! 


 これは、PK側! 若干有利か!?


(うわァ。今のを、こう防ぐかァ……マジで強くない? この人? めっちゃ攻めずらい!!

でも、彼氏いない=年齢の女子高生の目の前でいちゃいちゃするな。殺すぞ(殺意))


 *憤怒の那由多。(八つ当たり)


(ははは、ありがとうな。カルラ。俺も愛してるぞ。チュ(勝者の余裕)さて、これでまたお互いに、攻めずらくなったが。実は、俺が有利になったな)


(うん。カルラを安全に戻し、ポイントも回復。その上で、『相手はエクター使い』であり、『エクターはガード系』。

武器娘も、『盾を持ったシーラとかいう盾系の武器娘』だ。これが分かったのは大きい)


(ガードにかなり偏ってるように見えるから、おそらくカウンターで戦うのが主流のハズ。

故に、プレッシャーをかけていこう。ここは、待ちだ!! 俺は待って、彼女を先に動かせる!!)


 *冷静に分析するロメリオ。


 そう、殺気と余裕を感じさせながら! しかし!


 お互いに攻めない状況が、再び発生した!!!


 最初と似た状況であるが、実はこの状況! PK海賊・ロメリオの、圧倒的に有利なのである!!! 


 なぜなら、彼は情報を得た。


 那由多のエクターや、武器娘の情報。


 そして、これらの情報から、彼女は『カウンター狙いの待ち戦法』と読んだ。


(さらに言えば、今までの勝負的に、俺の方がチケット的に勝っている! あっちは味方プレイヤーを数人倒して、マイナス数人分失い! こっちはNPCで、消費チケット0!! 

故に、待ちでプレッシャーをかける!!! カウンター得意そうな少女を、動かして隙を作る! そこを攻めるぜ!! ええ!!!)


 加えて、先ほどまでの戦いでのチケット損失を見るに、相手は焦りだすだろう。


 そう読んだからこそ、彼は動かない!!


 動かないことで、那由多を先に動かし! カウンター・ビルドを発動させにくくして!


 一気に攻める!!!


 そう考えての、待ち!!!


 攻めるための待ちを、彼は行ったのだ!!!


 そして!!


(……ヤバイ! 待たれてる! カウンター・ビルドってバレてる! っち!)


(どうする? 動く? 射撃で牽制して、動いてきたらカウンター? でも、動かなかったら、攻める? ガードマンと、シーラでかなり防御高いし。行けるとは思うけど……!!! でも、必殺技が怖い!!!)


(というか、私の情報をかなり吐き出してしまったのが、かなりきつい! 相手の情報って、カルマ武術が砂、悪魔娘がジャッカル。あと、混乱魔法も撃ってくることでしょ? 肝心な必殺技! PKの持つ驚異の内容が、分からないのは痛すぎる!! うかつに飛び込めない!!)


(……でも、ここで待っててもジリ貧よね。 こいつをここに押しとどめられるけど、私もチケットを稼げないし。 それもそれでまずい! なら……)


(玉砕覚悟で、いってもいいかも? うん。悪くても、必殺技の情報をゲット! うまくいけば、相打ちでダメージ! 相手の有利を崩せるか……? よし!)


「いいね! やってやろうじゃん!」


 そう、覚悟を決めた那由多!


 いいよ! 攻めてやるよ! ただし、タダでは死なないからね!!


 っと、合体装備をしようとした。


 その刹那!!!


「うおおお!!! 次は負けんぞぉぉお!!!」


「勝負だ! こらァァあ!!!」


「別の船でやられて、リスポーンしたNPC仲間もつれてきたぞ! 今度は勝つ!!!」


「さァ、いくわよ!!! 人魚の力を知りなさい!!!」


「ああ、行くとしよう!! エルフの姫騎士団! 参る!!!」


「いくのじゃァァあ!!! 女ドワーフ・ハンマー団! つっこめぇぇえ!!!」


「いくわよ! 女巨人たちの力! 魅せてやる!!」


「「「「『『『『『『!!! うおおおお!!!』』』』』」」」」」


 リスポーンしたプレイヤーと! NPCたち!!


「っへ! また来やがったぜ! 今度も勝つ!」


「我ら、オーガの力を見せてやる!!」


「つっこめぇ! うおおお!!!」


 そして、NPC海賊が!


 また来たのだ!!!


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