朱雀は何処にいるんだにゃ
暴食のクルーガーのお気に入りになっても朱雀を探すにゃ
クルーガー「しらたま、我が居城で料理をする上で必要な物があれば何でも言ってくれ、出来るだけしらたまのいう物を揃えよう。」
しらたま「コンロと鍋(深くて大きい物と浅くて大きめの物)と蒸篭等をそれぞれ最低でも5はほしいですね。コンロは少なくとも6口あれば大丈夫かと思います。」
クルーガー「ソアラよ。我が今まで食べて来なかった野菜も集めて来るんだ。しらたまから教わったアバロンが調理をしてくれるだろうからな。」
アバロン「これは旨い物を作らないとヤバいですね。」としらたまの方を向きながらしゃべっていた。
しらたま「クルーガー様、褒美ですがこの領土の中で自由に行動出来る権利を貰えませんか。」
クルーガー「そんな事でいいのか?」
しらたま「はい。もしよければ未開拓地へ行きたいのでお願いします。」
クルーガー「ソアラよ。皆に伝えよ。しらたまに危害を加える者は我の敵とみなすとな。」
ソアラ「はっ、大至急伝えますね。」
しらたま「それじゃ、早速ですが未開拓地へ行って来ます。」と言ってクルーガーの居城を出て、未開拓地へと歩き出した。
歩いているしらたまに、ソアラが馬車に乗ってやって来た。
ソアラ「しらたまさん、クルーガー様がこの馬車で未開拓地の入り口まで行くようにと言われて来たので、馬車を使って下さい。
しらたま「それじゃ、遠慮なく使わせてもらいます。」と言って馬車に乗り込んで未開拓地へ出発して行った。
馬車に揺られる事、約2日で未開拓地の入り口に着いた。
ソアラ「未開拓地ではどの様な魔物がいるか分からないので気をつけて行って下さいね。」
しらたま「ソアラさん、これまでありがとうございました。気を付けて行って来ますね。」
ソアラ「そういえば、隣の領土は強欲のセフィーロ様がいるので気を付けて下さいね。二つ名の通り何事も自分の物の様に振舞うので気をつけて下さい。」
しらたま「そうなんですね。気をつけますね。」と言って未開拓地へと足を踏み入れて行った。
未開拓地の入り口から徐々に奥に進んで行くと、池というよりも湖があった。湖を一周して来たが途中に温泉らしき硫黄の匂いがする所があった。それと、湖の中に島が複数あったのが見られた。
温泉らしき場所にもう一度行って詳しく調べてみる事にした。硫黄の匂いが濃い所を重点的に調査をした所、一ヶ所だけ見つけた。見つけたと言っても穴が奥深くまで開いてるだけの場所であったので、温泉が湧き出ているわけでは無かった。開いている穴に手をかざすと熱風で火傷しそうなくらいの熱さであった。その周りも調査をしたが温泉が湧き出てる所はなかったが、先程見つけた竪穴から温泉が噴き出していた。俗に言う間欠泉というものだ。
しらたまは、ここで温泉を見つけたら、のんびりと温泉に浸かろうと思っていたが残念であった。
次は湖の中にある島だけど、島に行こうにも舟が無かった。湖を一周したけど何処にも舟らしき物は無かった。島に上陸するのは諦めた方がいいのかな。しらたまは箱庭にいる仲間達に聞いてみた。その時に丁度、ドゥスールキャットが休みで征一郎がいた。
征一郎「しらたま、舟が必要なのか?もし良かったら作ろうか?」
しらたま「征一郎が舟を作れるの?作れるんならお願いするよ。」と言うと、征一郎が収納内を見ながらクラフトスキルを使って舟を作り出した。
征一郎「このサイズの舟でいいか?」と聞きながら、箱庭から舟を出した。
しらたま「この舟でいいよ。」
早速、作ってくれた舟を使って、一番近い島に向かって行った。
島に着いて周りを見渡したが森しかなかった。とりあえず島を探索してみた。一周が10キロメートルくらいの島で断崖絶壁が多く唯一の海岸が上陸した所だけであった。魔物も何もいない無人島だ。これなら、舟で一周した方が楽だったかもしれないな。他の島は舟で外周を見てから上陸するか決めようと思った。
それから3島を舟で見て回ったがどれも無人島だった。これらの島が結界に守られた里だと思って期待して行動したのに違ってて独りショックを受けていたしらたまであった。
気を取り直して、湖を後にして先に進んで行った。森の奥まで進んで行ったが、なにやら結界に守られた場所に来た。でもそこは山脈の麓にあたる所だった。登山経験がある者なら登れそうな傾斜のある森だが、何故か結界で先に進めなかった。
もしかして、これが世界樹に関係した結界なのだろうかと思った。なら、これを手がかりにして進めば朱雀の大結界に辿り着けるかな。
日も暮れて来たので、一旦箱庭に戻って明日から本格的にみんなで探索を開始だ。
朱雀の行方は何処なんだ.にゃ




