アリオンと手合わせするにゃ
傲慢のマジェスタの配下のアリオンと手合わせをする事になったがどうなることやらにゃ
手合わせをする場所は城のすぐ横に訓練場がありそこでするみたいだ。場所を移動して、訓練場にやって来た。
マジェスタ「手合わせの方法はどうしよう。何も考えてなかった。」
アリオン「それじゃ、空を飛ぶのは無し、魔法は無し、武器は好きな物を使用。強化魔法は有りでどうでしょうか。」
しらたま「私はそれでいいですよ。」
マジェスタ「それで手合わせを始めようか。」両者位置について、両者共に武器は使わずに素手でするらしい。
マジェスタ「それでは、始め。」と同時に両者が強化魔法を使った。しらたまは強化魔法と同時にアリオンの横に飛び込んだ。アリオンはと言うと、強化魔法をかけて一瞬マジェスタの方を見てからしらたまの方を向いたが、しらたまを見失っていた。しらたまはアリオンの横っ腹を蹴りと同時に殴りかかったが、蹴りだけで訓練場の端まで吹っ飛んでいった。アリオンはそのまま身動きが取れずに壁にぶつかっていた。アリオンは防御も出来ずにいた為にそのまま倒れていた。
マジェスタ「アリオン程の者が手も足も出ないでやられてる。」
しらたま「よそ見をしていたのが敗因ですね。そうじゃないとこんなに簡単に勝てないでしょう。」
マジェスタ「そう言って貰えると助かるよ。」そうしているうちに壁に叩きつけられたアリオンが目を覚まして起き上がった。
アリオン「ほんの一瞬だけ目を逸らしただけなのに見失ったと思ったら壁にぶつかっててビックリしたよ。」壁にぶつかった拍子に脳震盪を起こしていたので目が覚めるのに少しだけ時間がかかっていた。
マジェスタ「これじゃ、其方の強さが分からんのぉ。次は魔法有りでやってみるか?」
アリオン「これ以上しても、結果は同じ様な気がしますよ。」
マジェスタ「アリオンがそういうのなら、そうなんだろうな。それではこの手合わせはこれにて終わりとしよう。」と言って、マジェスタの執務室に戻った。
執務室に戻ると、先程よりももっと書類の山が増えていた。公爵にもなると書類処理をする事があるんだなぁと思うしらたまであった。
マジェスタ「なんだこの書類の山は!こんなにも持って来ても処理が出来るかぁ。」と怒鳴っていた。
アリオン「私も自分の統治している地区に行くと同じ様に書類が山積みになっているんだろうな。」と溜息をついていた。
しらたま「マジェスタさんはいつもこれだけの書類を処理しているんですか?大変ですね。」
マジェスタ「この大変さを分かってくれるのか。分かってくれる人がいるだけでも嬉しく思うぞ。」
アリオン「これくらいは当たり前に処理をして貰わないと私達が大変な目に遭うんですからね。」と念を押されていた。
しらたま「アリオンさんて、何て手厳しいんでしょうね。」
マジェスタ「そう思うだろ。なぁ。」と相槌を打っていた。
どこもかしこも領地運営は大変なんだな。と見てて思うしらたまであった。
しらたま「そう言えば、暴食のクルーガーさんとか他の公爵殿と何か条約か何か決め事でもあるんですか?」
マジェスタ「公爵同士での決め事は無いな。強いてあると言えば、それぞれの領土で要らぬ抗戦はしないって事ぐらいかな。」
しらたま「そうなんですね。それともう一つ聞いてもよろしいでしょうか?」
マジェスタ「何だ?」
しらたま「この前に暴食のクルーガーさんの配下のヤリスを倒したんですが、それが元で抗戦しないとダメなんですかね。」
マジェスタ「いや、それは無いな。この魔族国では強い者が正義だからな。弱い者はやられるのが当たり前な所があるからな。だから、我の配下に其方に手を出さない様に既にアリオンを通じて言付けを出してあるからな。」
しらたま「そうだったんですね。ありがとうございます。」
マジェスタ「アリオンよりも強いから、この我が領土内で其方と戦えるのは我ぐらいだと思うぞ。」
しらたま「出来れば戦いたくは無いですね。」
マジェスタ「我もだ。そう言えば、其方の名前を聞いていなかったな。」
しらたま「私の名前はしらたまと申します。」
マジェスタ「しらたまと申すのか。相分かった。」
アリオン「しらたまさん、この後はどうするんですか?」
しらたま「そうですね。この魔族国に来てまだ日も経っていないのでもう暫くはこの近辺にいようと思っていたんですが、この魔族国の領土ってどれくらいあるのか、良かったら教えて貰えますか。」
アリオン「そうですね。ヒューマン国と獣人国を合わせたくらいの領土がありますね。その中でも未開拓地が4割程ありますよ。」
しらたま「未開拓地がそんなにあるんですか。その未開拓地を教えて貰う事は出来ますか?」
マジェスタ「我の領土には含まれていないからな。アリオンよ、暴食のクルーガーに領土手前まで案内をして差し上げろ。」
アリオン「はい。分かりました。それでは、もう出発をされますか。」
しらたま「そうですね。よろしくお願いします。」と言って旅立った。
次は強欲のクルーガーの領土に行こうと思うにゃ




