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間違え召喚?転生?猫になったのでまったりするにゃ  作者: まめ大福


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潤と第二王女プラージュの恋

カリプソ国に戻ってきた陽向達は潤の境遇を知り、王城からの逃避行の手伝いをする陸斗しらたまだった

 箱庭での潤とプラージュの再会で、プラージュが王城を出て四龍に会う為の旅に出た時と今では見違える程に綺麗になっていた。王城にいた頃のプラージュは化粧の化の字もない状態で皆がほぼスッピンの状態であったが、今のプラージュは萌香・ヒカリ・菜心・若菜に現世の化粧品等で美容の何たるかを教わって実行していた。化粧品等は菜心達が購入し、それを分け与えていた。

 プラージュは今の状態を維持したいので、もう王都に戻る事を希望していない。なのでこの前、港町に行った際に潤に逢えたのに会わずに箱庭に戻っていたのが、全てを物語っていた。


 現世の化粧で見違えたプラージュを見て、潤は恋心が芽生えていた。化粧をする前のプラージュはどこか幼く見えたが、今では立派な淑女であった。今では第一王女の方が幼く見える。

 プラージュは潤を見て、少しの間だったが、随分と立派な青年になっていた。これまでは魔物と戦っても危ない時がよくあったが、プラージュを探す旅でいろんな経験を得て逞しくなっていた。

 お互いが、会えない時間の間にたくましくなったり綺麗になったりして互いが魅かれ合う状態になっていた。それぞれが1人の男女として見始めた証拠でもあった。


 しらたまはそんな2人を見て、とても初々しく見えて、ついつい応援したくなった。

 しらたま「そんなに見つめ合ってる所、ごめんね。潤はこの後、どうしたいんだ?」

 潤「とりあえず、当分の間ここにいて、ほとぼりが覚めた頃に王城に戻ろうかと思ってる。」

 しらたま「多分、このままだったら王城は潤が消えて大騒ぎになると思うよ。」

 潤「そうだろうね。いきなり何の前触れも無く居なくなるんだからね。」

 しらたま「それこそ、3つの派閥が何かしらしたと牽制し合うだろうけどね。」

 潤「それも見越しての行動なんだけどね。ここにプラージュがいたの忘れてたのが唯一の誤算だったよ。」

 プラージュ「私が唯一の誤算ってどういう意味なの?」

 しらたま「こんな綺麗になったプラージュがいて潤が面食らってビックリしてたからね。」

 プラージュ「潤様、それは本当なんですか。」

 潤「うん。本当に綺麗になって…。」顔がみるみるうちに真っ赤になっていった。そんな潤を見たプラージュも顔を赤くして俯いていた。


 潤が消えた王城では、潤がいた貴賓室に人が溢れかえっていた。最後に会っていた宰相が「私とここで別れて、そのまま部屋に入って行った所は見たが、その後は知らない。」と周りの人に弁明していた。そこに王様や王子達もやって来た。

 王「潤は何処じゃ。誰か知らんか。」

 宰相「潤が少し前まで居たんですが突如消えました。」

 王「この王城内で行方不明なのか。そんな事がありえるのか。」その言葉を聞いた3つの派閥の人達が各々の顔を見て、この中の誰かが仕組んだものとして見ていた。

 宰相「この王城からは出ていないと思います。外の衛兵が潤を見た者がいないのですから。」と衛兵からの報告を聞いて王に答えた。


 各派閥はそれぞれの支持している王子王女の元に集まった。そこで、集まった者で意見交換を始めた。その中で、どの派閥が潤を拉致したのかと言う話になったが、どの派閥もどうやって拉致したか分からず仕舞いであった。そうしているうちに夜が明けて行った。


 王が王城にいる者を全て呼び、潤の足取りを報告するように言いつけた。だが、全くと言っていいほど何も情報は出てこなかった。中には、貴賓室を徹底的に調べる者も出て来たが、何も手がかりが掴めていなかった。

 

 その頃、箱庭にいる潤はプラージュと同じ部屋で一夜を過ごしていた。これは菜心が仕込んだ事であった。しらたまと菜心から見ても、両想いだったので、別々の部屋で寝ると言っていたのを無理やり1つの部屋にした経緯があった。

 潤はいきなりプラージュと同室にされて、綺麗になったプラージュを横目に見ていたら眠れなくなっていた。プラージュは平気でスヤスヤと爆睡していた。起きて来た潤に

しらたま「よく眠れたか。」

 潤「眠れるはずがないじゃないですか。本当になにをするんですか。」と怒っていた。

 しらたま「すまんすまん。菜心が言い出すと止められんからなぁ。すまん。」と謝っていたが、顔は笑っていた。


 そうして、2週間が経つが相変わらず王城は潤を探していた。やはり王城内で行方が分からないだけだから、どうにか見つかると思ってる節がある。プラージュの時はほとんど調べることも無く報告だけで行方不明で片付けられていた。

 潤とプラージュだが、再会した時よりも親密になっていた。初めて見た時からお互いが気になっていた事を打ち明け合って、このままだとこの仲間内で一番の親密度になるとしらたまは思った。

 潤にはもう少し親密になってもらう為にも、一度邪魔者は陽向達の所に戻って行った。

箱庭で穏やかに過ごす予定だった潤は菜心の陰謀の様な企みで予想外の展開になるにゃ

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