白虎に会えるかなぁ?
カリプソ国の北の都市グラシアルの北側に行く方法を探っていたにゃ
プラージュに聞くのが一番にゃ
陽向達は普通の恰好で出歩いていると周りの人達から、変な目で見られていた。このグラシアルでは外で行動する時はコートやマントとかで外気を遮断する物を身に着けていた。それなのに陽向達はコート等を着る訳でもなく薄手の普通の恰好だったので、浮いていた。
陽向達は陸斗から貰った物を身に着けていたので、寒さや暑さが関係無い状態だった。
萌花は周りの人の恰好と自分らの恰好を見て、いち早く気づいて、洋服屋に早く行こうと急かしていた。
陸斗は、箱庭でプラージュと会話をしていた。
陸斗「プラージュが捕まった場所を詳しく教えてくれないか。」
プラージュ「グラシアルの北西よりの森の中で捕まったんだ。」
陸斗「北でなくて北西なんだね。」
プラージュ「北に行きたくても、結界が張られていて、その先に進む事が出来なかったんで、北西に進むと通れたからなんだ。」
陸斗「有意義な情報をありがとう。」と言って、箱庭から出て行った。
陽向達は見た目だけでもと思いコートを着ていた。コートを着た途端に誰も見なくなった。やはり、服装が目立っていたんだな。
冒険者ギルドに陽向達は向かっていた。来た限りは何か依頼を受けてここに来てますアピールをしようとしていた。掲示板を見ると、薪集めの依頼が大半だった。一番少ない薪集めの依頼を受けていた。そのまま、都市外に出て森に近い所まで行って、薪集めをしているようにしてから、冒険者ギルドに戻って、薪集めの依頼の報告をした。薪は陸斗の収納から出していた。
薪集めの依頼を達成したので、陽向が報酬をもらっていた。
今日はそのまま、宿に向かって行った。宿屋の中は昨日より寒かった。厨房の所は温かそうだった。この都市では薪が不足しているんだろうな。と陸斗は思ったが、むやみやたらに薪を出しても解決にならないだろうな。と思った。
翌朝、伊織が寒さで目が覚めた。昨夜、伊織が指輪を外して寝ていたのを思い出した。むやみやたらに指輪を外さない様に忠告していた。さて、今日は北の森の方に進もうと陸斗は考えていた。
都市外に出て、北の方に歩きだした。先頭は陽向で最後尾に陸斗がいた。森に入り30m程進むと陽向が見えない壁にあたっていた。陸斗が先頭になって進むとすんなりと入れた。ここはやはり結界だった。少し、進んで行くと洞窟と平原の場所に出た。洞窟を見るとそこにはフェンリルがいた。そのフェンリルはラファールの親だった。久しぶりの親子の対面だった。陸斗は親子の対面を見ていたら、突然、風の精霊王が現れ、フェンリルの元に行った。風の精霊王はラファールを見て、「其方にも我の加護を与えよう。親子共々この結界を守ってくれ。」と言って去って行った。
陸斗は遠目ながら風の精霊王がラファール達に言った言葉が分かった。
陸斗「フェンリル、ここの結界は大丈夫か?」
フェンリル「この結界は弱まっているこの前以上に脆くなって来ている。」
陸斗「それじゃ、張り直しをするけどいいかな。」と言って、返事を聞く前に、結界と唱えて結界を張り直した。
陸斗「フェンリル、もう結界は大丈夫だけど、この里って貴方1匹だけですか。」
フェンリル「そうです。我が種族は私と息子だけです。」
陸斗「ラファール、ここに残るか?」
ラファール「いえ、私のあるじ様は貴方様だけです。ついて行きます。」
陸斗「分かった。」
陸斗「この里の結界はもう大丈夫だから、他の里に行って現状を確認しないとな。」
ラファール「そうですね。あるじ様、参りましょう。」
フェンリルを残して、里を出ようとした時に、陸斗は「フェンリル、番はいないのか?」
フェンリル「番は何年も前に亡くなっている。」
陸斗「同じ様な種族だったら、子を成すのか?」
フェンリル「そうですね。同じ種族なら子を成すが、何処にいるかは分からない。」
陸斗「分かった。それじゃ、それも探してみるか。」と言って、出発した。
フェンリルの里から少し行くとまた結界が見つかった。そこにはケルベロスがいた。この周辺の上位種は希少種しかいないのか?
フェンリルにケルベロスってほぼ単種じゃないかと思ってしまった陸斗であった。
陸斗「ケルベロス、この地の結界を張り直しても大丈夫か?」
ケルベロス「出来る事ならお願いしたい。」と言うので、陸斗は結界と唱えて結界を張り直した。
陸斗「ケルベロスは、この一体だけなのか?」
ケルベロス「そうだ。我が1体だけなのだ。」
陸斗「他にはいないのか?」
ケルベロス「この世界でケルベロス種は吾輩だけなのだ。」陸斗はケルベロスって何歳なんだろう?と不思議に思った。
フェンリルとケルベロスの里をそれぞれ通過して、次の結界を直しに行こうと企てているにゃ




