カリプソ国の勇者が来たにゃ
カリプソ国に行っている陽向達はある港町の依頼を受けようとしているにゃ
内容はクラーケンらしい魔物の討伐依頼であるにゃ
陽向達が何やら外が騒がしくて目が覚めた様だ。町長も朝早くからの来訪だったらしく来る事も知らされてないみたいである。
何が来たのだと陽向が外を見てると、騎士達を引き連れて豪華な馬車が港町に入って来た。
町長「騎士様、誰がお越しになったのですか。」
騎士「勇者パーティー御一行だ。」
町長「えっ、勇者パーティー御一行様ですか。」
豪華な馬車は王城の馬車であった。中から一人の騎士っぽい人が出て来た。それを見た陽向がいきなり伊織を呼びつけた。
陽向「伊織、お前の従兄弟を見た事あったけど、その人かも。」
伊織「えっ?潤なのか。」伊織の従兄弟は二階堂潤と言って行方不明時は17歳の少年だった。
陽向「そうそう。その潤じゃないかなぁ。」伊織が慌てて外を見ると、少し大人になった潤がそこにいた。
伊織「潤も菜心さんと同じ様にこの異世界に召喚されてたのか。」とビックリしていた。
カリプソ国の勇者 潤が町長に挨拶をして、町民の顔を見て、そして宿から見ている伊織達を見て馬車に乗り込もうとした時に、立ち止まりもう一度、伊織を見て見た事のある顔があって驚いていた。そして、馬車に乗り込んで町長の家に向かった。
潤達勇者パーティー御一行は町長と話をして、冒険者ギルドに討伐依頼をしている魔物を討伐する為に来ていた。
その話が済んだ後に、潤はお忍びで伊織の元に来ていた。
潤「伊織が何故、こんな所にいるんだ?」
伊織「いやいや、潤こそ、異世界に来てたのか。行方不明になってみんなが探してたんだぞ。」
潤「いきなり学校の帰りに足元が光って王城の中に召喚されて意味不明で今日まで頑張って来たんだ。」
伊織「俺達も、潤と一緒の事を体験して来たよ。」
潤「従兄弟同士が異世界召喚てヤバくないか。」
伊織「俺も思うよ。でも、違う国に召喚されたんだな?」
潤「伊織はカリプソ国内で召喚されたんじゃないのか?」
伊織「エクラリュール国に召喚されたんだ。陽向達と一緒にな。」
潤「陽向は知ってるよ。」
陽向「潤がいなくなった時、伊織が県外まで探しに行って、今回も伊勢神宮参拝で潤が見つかる様にお願いもしてたんだぞ。」
伊織「陽向、いいんだ。今ここに潤がいるから。」
潤「伊織達も勇者パーティーなのか?」
陽向「そうだよ。4人の勇者パーティーなんだ。」
潤「えっ?5人パーティーって聞いたよ?」
陽向「陸斗さんは勇者パーティーではないんだ。」
潤「勇者パーティーと違う人もいるの?」
伊織「陸斗さんは特別なんだよ。そうだ、潤は現世の食事は食べたくないか?」
潤「えっ?現世の食事?????」
伊織「少し待ってね。萌花、超簡単な食事を1人前を作ってくれないか。」
萌花「いいよ。ちょっと待ってね。」と言って回鍋肉を作って潤の前に出した。
潤「これって、回鍋肉じゃないですか。何でここにあるんですか?」と言いつつすごい勢いで食べていた。
伊織「これはある人から貰ったんだ。その人は陸斗さんなんだ。」
中華料理の回鍋肉がものの数分で無くなってしまった。
潤「これまで、近いっぽい料理は食べた事があるけど、これはクックドゥの回鍋肉だよね。」
伊織「よく調味料メーカーまで分かるね。」
潤「だって、こればかり食べてたから何年経とうが分かるよ。」
萌花「こんなに喜んで貰えるって嬉しい。」
潤「もしかして、まだまだいろんなのあるの?」
ヒカリ「まだまだいっぱい種類も数もあるよ。」
潤「いいなぁ。」
伊織「分けてあげられないのが辛いね。」
陸斗「収納スキルがあるんだったら、分けてあげたらいいんじゃないの?」
伊織「本人がいいのなら、潤に分けてあげるよ。」
潤「陸斗さん、ありがとうございます。」と言って、萌花とヒカリが持ってる調味料の素を分けて貰っていた。
陽向「そういえば、潤って、クラーケンらしい魔物の討伐をするの?」
潤「一様、そういう名分でここに来たんだけど、本来は違う目的があるんだ。」
伊織「違う目的?」
潤「伊織達だから言うけど、この国の第二王女が行方不明になってて、その探索も兼ねて来てるんだ。」
陽向「その王女様はどうしたんだい。」
潤「この世界に4種の龍がいるんだけど、その龍を探しに旅に出たんだけど、行方不明になってしまって、その王女を探しに行こうとすると妨害があって、それで隠れ蓑に討伐依頼を受けたんだ。」
伊織「潤はどこまでその王女様を探しに行っているんだ。」
潤「初めは、その龍がいると噂があった場所を探しに行ったんだけど、所々に破損した馬車がいくつもあって、そこのどこかで被害にあったのかも分からないでいて、なので全ての噂がある所を全て行こうとして、ここに来たんだ。」
伊織「なるほどね。事情は分かったよ。」陽向達は一斉に陸斗の方を見ていた。
陸斗「潤さん、それは大変ですね。ところで潤さんは第二王女様の事が好きなんですか。」その質問にヒカリが直球すぎて鈍感な人は怖いね。と思っていた。
潤「この異世界に来て、とても親身になって優しかったので守りたいんです。」
萌花「青春を謳歌してますね。いい事ですよ。」
潤「そんなんじゃないですよ。」
ヒカリ「照れてますね。同い年と思えないくらい青年ですね。」
陸斗「そうなんだ。5人とも同い年かぁ。」
陸斗「それじゃ、応援したくなるね。」
伊織「言っても大丈夫かなぁ。」
陸斗「言うのはまだ先の方がいいと思うし、プラージュにも確認しないとね。」
潤「えっ?陸斗さん、今なんて言いました。」
陸斗「あっ、名前言っちゃった。」
潤「王女の名前は公式の場でも公表していないのに、何で陸斗さんが知っているんですか。」
陸斗「潤さん、これは内緒ですよ。プラージュさんは生きてますよ。それに超元気ですよ。」
潤「それなら、よかった。私もこれ以上は聞かないです。」
陽向「それじゃ、後は討伐の事だけどどうする?」
潤「とりあえず町長と相談しますね。それからでお願いします。」
陽向「分かったよ。」
カリプソ国の勇者は伊織の従兄弟だとはビックリにゃ
陸斗がカリプソ国の勇者 潤にプラージュが生きてる事をバラしちゃったにゃ
とりあえずクラーケンらしい魔物の討伐するのかにゃ?




