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間違え召喚?転生?猫になったのでまったりするにゃ  作者: まめ大福


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獣人国に行くにゃ

ドゥスールキャットをオープンして営業が軌道にのりつつあるにゃ

勇者達がカリプソ国に向けて旅立つ前にドゥスールキャットの前評判がいいので高品質なポーションを購入してから出発にゃ

 陽向達がカリプソ国に向けて旅立った時と同じ頃に、しらたまは菜心と一緒にフォートランからコンファンに行く事を告げて、箱庭からフォートラン郊外に出て、ラファールに乗ってコンファンに向かった。

 フォートランからコンファンまでは馬車で行くと約1週間かかるが、ラファールに乗って行くと3日で着いた。道中では魔物がいたが、ラファールが一撃で仕留めていったので、都合のいい食料になっていった。


 しらたまはドゥスールキャットの休業日には、顔を出して逐一状況を把握していた。征一郎には悪いが、休みになれば箱庭で工房を作ってもらっていた。ポーション販売は順調で営業稼働4日で販売数も安定してきている様だった。これでイレギュラーな事があればそれに対応出来る様に征一郎と若菜が仕切れる様になればいいなと思っていた。


 陽向達は馬車で移動しているので、まだ国境付近の都市には着いていなかった。しらたま達はコンファンに着いて、一時的に征一郎に来てもらい、コンファンに入るのにギルドカードを提示して城下町に入って行った。征一郎は入って直ぐに家の影に隠れて箱庭に戻り、そこからドゥスールキャットに帰って行った。


 菜心は直ぐ様、冒険者ギルドに行って、冒険者登録をした。これで、征一郎がいなくても大丈夫だ。しらたまと菜心はコンファンに来て思ったのは、随分と獣の匂いがする都市だと思っていた。どれだけの奴隷がここにいるのかと、しらたまはダメ元で猫魔法サーチキャットと唱えて探索をすると貴族街の中には沢山の奴隷がいた。奴隷商会らしい所も城下町に沢山あった。


 コンファンの奴隷達を助けるのもいいけど、何かしらの問題も起きそうだったので、今回は止めておいた。奴隷になっている亜人の種族までは分からなかった。詳しく調べようとしてなかった事が悔やまれた。

 菜心は城下町を歩いていると何やらいかがわしい視線を感じていた。このコンファンでは女性が一人で出歩くのは止めた方がいいのかもしれないと思った。

 早々に、コンファンを出て獣人国に行く為の国境に行く事にした。


 コンファンを出て、国境に向けて歩き出すと、後ろの方から数人が付いてきていた。だが、菜心が召喚した様に見せかけてラファールが箱庭から出て来た途端に、後をつけていた人達がコンファンに戻って行った。流石にフェンリルを相手に戦おうとする人はいないだろう。


 エクラリュール国の国境に着いたが、門の周辺は見晴らしがいいけど、国境付近は森で少し行くと魔獣が溢れかえっている様な状況であった。

 国境には騎士?らしい人が2人いて、その横に詰め所らしい建物があるだけだった。国境に行くまでの道は森を切り開いて作った道って感じだった。


 この国境付近にこの前、そこそこの大きさの穴が開いていたが、もう封鎖してあるけど、随分と近い所にあったんだと再確認した。とりあえずはもう一度猫魔法サーチキャットと唱えて国境を調べてみると、森の中にある壁で2か所だが穴が開いてる所を見つけた。その穴もこの前に見つけた穴と同時期の物らしい事が分かった。

 見つけた穴は獣人国に入ってから対処する事にした。


 国境の門に着いて、門番に通っていいか確認すると、

 門番「この先は獣人国だが、何をしに行くんだ。」

 菜心「フォートランで出会った奴隷の獣人から、手紙を預かったんで届けようと思って来たんだ。」

 門番「獣人は危険だぞ。それでも行くのか。」

 菜心「フェンリルもいるから大丈夫です。」

 門番「この魔獣はフェンリルなのか。初めて見た。幻の魔獣フェンリル。」

 菜心「フェンリルは幻の魔獣なの?幼獣の時に助けてそれからずっと一緒にいるから知らなかった。」

 門番「フェンリルと一緒なら大丈夫だな。よし、通っていいぞ。」と言われて門をくぐって獣人国に入ったが、獣人国側の門番に捕まった。


 獣人国の門番「人族がこの国に入って何をする気だ。」

 菜心「何もしないよ。」と言って後ろの門が閉まっているか確認していると

 門番「何を見ているんだ。」

 菜心「ただ、門が閉まっているか確認しただけだよ。」

 門番「変な動きをするなら捕まえるぞ。」

 菜心「ちょっと待ってね。見た事は誰にも言わないでね。」と門番に念を押してから箱庭からエリーチカと、はなとむぎに出て来てもらって、代わりに菜心が箱庭に入って行った。


 門番に何が起こってるのか訳も分からない状態になっていて、エリーチカが門番に「私達は奴隷になったが、解放して貰って国に戻って来た。」と告げて、国に入国をしようとした。門番は引き止めたが、仲間だと分かったので通した。

 エリーチカとはなは周りを見て、門番にそれぞれの里名を告げて、今の現状を聞いていた。

 門番「2人の里はもう存在していない。奴隷狩りにあってもう誰も住んでいないと聞いている。」

 エリーチカ「誰もいないの?」

 門番「そうだ。誰もいない。この近辺にあった5里全部、誰も住んでいない廃里だ。」

 はな「えっ、それじゃみんなは何処に行ったの?」

 門番「それは分からない。すまない。」

 エリーチカ「それで、みんなではないが奴隷になっていたのか。」

 門番「奴隷になっているのか…。」

 はな「私達の里の者とまだ出会っていないから、何処かに隠れているのかも。」

 門番「その可能性は低いと思うが、希望を持っている事はいい事だ。」


 エリーチカ達はこの近辺で一番近い里に行く事にした。その里は兎獣人の里である。そう言えば、箱庭に兎獣人がいた事を思い出した。箱庭から兎獣人を呼び出した。兎獣人のカロットが箱庭から出て来た。

 カロット「私の里は、この近辺の里なんだけど、奴隷狩りにあってみんなバラバラになったんだ。私が捕まってからの里の現状は知らないんだ。」と説明をしていた。

 エリーチカ「カロットさん、辛いと思うけど里までの案内をお願いします。」

 カロット「はい。大丈夫ですよ。それじゃ、行きましょうか。」と言って歩き始めた。


 国境から歩いて行くと約50分かかるみたいだけど、兎獣人の足だと20分弱で着くそうだ。なので、エリーチカは走って、はなとむぎは速足で歩いて行く速度が兎獣人の歩きのスピードだった。 

しらたま達は獣人国に行こうするにゃ

行先の獣人国で奴隷狩りがヤバいにゃ

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