盗難対策したらヤバかったにゃ
ルナリアで店舗兼住居を購入したけど、購入してその日の内に店舗も住居も綺麗になって、家具等の建具も作られ配置されるというチートな事をしてるにゃ
冒険者ギルドと商業ギルドに盗難対策を確認しに行くにゃ
次の日、征一郎は冒険者ギルドにしらたまと向かっていた。冒険者ギルドのホールに入ると冒険者で溢れかえっていたが、受付嬢達がその冒険者達を無視して、しらたまの所に来て次々と入れ替わりながらしらたまをモフモフしていた。そのせいで一段と混んでいたが、ガルムが征一郎の所に来て、無理やりギルマスの部屋に連れ込んだ。
ガルム「この忙しい時間帯に猫を連れて来るの止めてくれるか。業務に支障が出る。」
征一郎「それは知りませんよ。受付嬢に直接言ったらいいじゃないか。」
ガルム「それを言うと、後が大変なんだよ。理解してくれよ。頼む。」
征一郎「そうですね。分かりました。そうしますね。」
ガルム「そうだ、ここに来たのは何か用事があるのか?」
征一郎「近日、私が店舗をオープンするんですが、そこで盗人を捕まえたら、何か対処してくれますか。」
ガルム「盗人を捕まえる事が出来たらな。まぁ、捕まらないと思うけどね。」
征一郎「捕まえた時の対策をキチンと聞いておきたいんです。この先、同じ様な事が起きない様に悪い見本的なヤツが知りたいんです。」
ガルム「分かった。そうだな。捕まった者が冒険者及びパーティーメンバー及び関係者は今後1カ月最低ランク依頼のみ受注。それ以上の受注は出来ない。ってのはどうだ。」
征一郎「そうですね。それで、大丈夫です。必ず守って下さいね。守らなかったら、どうなるか覚悟しておいて下さいね。」
ガルム「それじゃ、この事を掲示板に大々的に発表するからな。それでいいか。」
征一郎「はい。分かりました。」と言って、しらたまが待つホールに向かって行った。しらたまは受付カウンターの所に座っていた。征一郎はしらたまを抱き上げて冒険者ギルドを後にした。
次に商業ギルドに向かい、ホールに入ると目の前にオードリーとアイリスが立っていた。征一郎が抱き上げていたしらたまを見つけるや否やアイリスが抱きしめていた。抱きしめたと同時にお腹を吸い始めた。スーハースーハーと吸い上げているのを横目で見ていたオードリーが「征一郎さん、シャトンさんがギルマスの部屋で待ってますので行ってもらえますか。」と言うので、征一郎はしらたまを置いてギルマスの部屋に向かった。
ギルマスの部屋に入ると、シャトンが既に椅子に座って待っていた。
シャトン「昨日は店舗兼住宅を購入ありがとうございます。その後、見に行けばもうオープン前の状態までになっていてビックリしましたよ。」
征一郎「とても、いい物件をありがとうございます。とても、満足しています。」
シャトン「ところで、店舗はいつオープンするんですか?」
征一郎「そうですね。早くて2・3日後になると思います。」
シャトン「すごく早いですね。」
征一郎「そうだ。シャトンさん、聞きたい事があるんですが、いいですか。」
シャトン「何ですか?」
征一郎「もし、窃盗犯を捕まえたら、商業ギルドの関連の人だったら、何か対策はありますか。罰則とか。」
シャトン「窃盗犯を捕まえるのは無理だと思います。それに捕まえても、平民が窃盗犯だと騎士の詰め所に連れて行く事しか出来ませんよ。」
征一郎「シャトンさん、私達がいろんなポーションを作成しているの知ってますよね。自白用のポーションがあるって言ったらどうします。」
シャトン「えっ?そんなポーションがあるんですか?」
征一郎「なので、対策案を提示してもらえますか。」
シャトン「そうですね。窃盗犯が商業ギルドの一会員又はその関係者だったら、1カ月の営業停止はどうですか?」
征一郎「その対策案でもう盗難しないと思いますか?」
シャトン「そうですね。資金がある者や大きな商店なら平気ですね。このルナリア以外で商売をしたら大丈夫ですね。」
征一郎「シャトンさん、期限を1カ月じゃなくて半年にして、盗んだ商品は半永久的に販売出来ない。としたらどうですか。」
シャトン「盗んだ商品と同じ商品を半永久的にその商店で販売出来ないですって、征一郎さんの店舗のメイン品は各種ポーションですよね。それはヤバいんじゃないですか。」
征一郎「それぐらいしないとダメじゃないのですか。」
シャトン「分かりました。それじゃ、早急にこの対策案を発表しますね。」
征一郎はギルマスの部屋を後にして、ホールにしらたまを迎えに行くと、疲れ果てたしらたまを見つけ抱き上げてホールを後にした。
征一郎は冒険者ギルドと商業ギルドに盗難者対策を必ず実行する事を約束させて来た。ガルムもシャトンもしらたまが考えた盗難者対策を甘く見ていた。実際に店舗がオープンしたらどうなるんだろう。
征一郎は疲れ果てたしらたまを抱きかかえ、ドゥスールキャットに向かって行った。ドゥスールキャットに着くと店内では菜心と若菜がレイアウトをするのにバタバタしていた。各種ポーションの種類がどれだけあるか把握していない二人がバタバタ動き回っていた。
そこに着いたばかりの征一郎はしらたまを販売カウンターに置き、ポーションの種類を二人に説明し始めた。ポーションは回復ポーションが初級・中級、MPポーションも初級・中級、解毒ポーション、毒ポーション、麻痺ポーション、麻痺回復ポーション、解呪ポーションこれぐらいが店舗に置くポーションです。回復ポーション初級・中級が売れ筋になると思います。
冒険者ギルドと商業ギルドに盗難対策を確認したが、店舗兼住居の結界はやはりチートであったにゃ
ブルーが作る各種ポーションもチート級であるにゃ
さぁ、ドゥスールキャットがオープンするがやはり盗難者が出るし、一部の商品は完売するし、ヤバい店がオープンしたにゃ




