新たな素材探しに行く
クラフトと錬金術をいろいろしようとしたが、素材が足りなかったので鉱山に鉱石探しに行った先で新たな仲間が…
征一郎は悩んでいた。森に行っても、思ったような素材が手に入らなかった。手に入ったのは毛皮・角・牙・肉これらはホーンラビットやブラックボアやオークで、武器はゴブリンやオークが持っていたであろう物だけであった。全てが一級品の素材であったので改めてビックリした。次に素材採取に行くなら鉱山なのかなぁ。と考えていたら、しらたまが「錬金術に鉱石を使いたいんだけどダメかにゃ?」と言われて、征一郎「私も鉱山に行って鉱石が欲しいなと思ってた。」と言うと、しらたま「それなら、採掘に行こう。」と行動に移そうとした。その時、征一郎「冒険者ギルドで鉱石採掘の依頼があったら受けたいんだ。」と提案した。しらたまは「それだと一石二鳥でお得ですにゃ。」とうなずいた。
冒険者ギルドに行って鉱山採掘依頼があるか確認すると、鉄鉱石採掘って依頼があったので、依頼書を持って受付カウンターに持って行って受領された。それと同時に受付嬢がしらたまに顎下をなでられゴロゴロ喉を鳴らしたら嬉しそうに微笑んでいた。その横で冒険者が同じ様に撫でようとしたが、無視をしたら、その冒険者は寂しそうな顔をしていたのが印象的であったが、征一郎と共に冒険者ギルドを後にした。
今回の依頼は他の人達と一緒に依頼をするらしい。依頼は1つだけと思ったら、そうでない依頼もあるのだと勉強になるにゃ。基本的には依頼は1つのパーティーが単独で受ける物なんだけど、今回みたいな採掘は違うみたいにゃ。場所も近くではなくて馬車で行かないと行けないところだった。場所はジョワイユ山脈にある鉱山の1つだそうだ。そこは馬車で3日もかかるらしい。どんな鉱石が採れるんだろうにゃ。とても、楽しみですにゃ。
道中、魔物に襲われたが、みんなが冒険者だったので、あっという間に討伐されてたにゃ。普通は討伐すると魔物を解体するんだけど、私の無限収納は魔物をそのまま収納すると勝手に解体されるんだにゃ。証明部位・魔石・肉・素材になる所等、不必要な内臓や血はどこに保存されるのか廃棄されるのか分からないけど収納内に表示が無いんだにゃ。とっても不思議なんだけど便利ですにゃ。
そうこうしていると採掘する鉱山に到着したのである。到着早々、他の人達は馬車を降りて早々と鉱山の中に入山していった。征一郎が入山した時には誰も周りにいなかった。しらたまは入ってすぐに落ちていた鉄を見て、一度収納してから錬金術を発動させたらツルハシが錬成された。征一郎はそのツルハシを持って、鉱山内を歩き始めた。
征一郎は周りを眺めて、何処に鉄鉱石があるんだ。というかそもそも鉄鉱石ってどんな物何だ?と頭を傾げていた。そこで、しらたまが鉄鉱石探索と唱えたら、坑内で所々黄色で表示されていた。その表示されてる所を征一郎にツルハシで掘らせたら、鉄鉱石が採れた。物が分かったら次々としらたまの言う場所を掘り続けたら、依頼数の10キロがあっという間に採掘出来た。採掘出来たので、征一郎は自分のクイック収納内を確認すると鉄鉱石・ミスリル・オリハルコン・アダマンタイト・魔晶石・マナストーンと一般的な物から超貴重な鉱石まであるではないか。この事をしらたまに言うと、この事は誰にも絶対に言わない様にと念を押された。素材はいくつあっても大丈夫だからと採掘を続けた。
ここでの採掘にあたって他の人達の採掘量は多くて2キロ程度である。深い層に行けば行くほど採掘量は増えるのに行かずに諦めて戻って来る冒険者がいた。何故かというと、この採掘に来た冒険者はみんなランクⅮばかりで途中にアイアンゴーレムがいてそれより先に行けずに諦めて戻って来ていたらしい。普通の鉱山ではあまり魔物がいないのが常識みたいな所があるが、ここは違っていた。鉱山に魔物がいなければ鉱夫だけで採掘が出来るのに冒険者に依頼してたのにはこういった理由があったんだにゃ。征一郎もアイアンゴーレムに勝てないので、その一歩手前で諦めて引き返していた。他の冒険者が所々を採掘していたおかげでクイック収納に多数の鉱石等が収納されてた。つくづく征一郎のクイック収納は便利だと実感したにゃ。
とりあえず、征一郎は依頼達成しているので、帰路に帰れるが他の冒険者達があまりにも可愛そうで、征一郎は採れるであろう場所を他の冒険者に教え歩いていた。みんなで採掘を達成してギルドに戻ろうって言っていた。
征一郎のおかげでみんな依頼量を達成したので、馬車に乗り込んで帰路についた。
ここに来た時の道を戻って行ったが、途中で魔物に襲われた所に来たら、最初に通った時以上の魔物がいた。みんなが警戒して馬車の周りを見張っている中で、しらたまが探索を唱えたら、魔物に囲まれた魔物らしい物がそこにいた。しらたまは何故かその魔物らしい物を守らなければといけないと思い、征一郎に言って一緒に馬車を降りた。
征一郎があたふたしている間にしらたまは魔物らしい魔物の場所を確認しながら、いち早く馬車から少し離れて、誰にも見られないところに移動して、猫魔法ウインドーキャットって唱えたら、猫の様な風で疾風の如く魔物らしい魔物の周りにいる魔物を攻撃した。魔物のよう魔物の周りにいた魔物は討伐された。しらたまは征一郎を置き去りにして、その魔物の所に行きその魔物の側に行くとそこには、フェンリルが何かを守る様な態勢でしらたまを待ち構えていた。フェンリルの側には子供がいたが思いのほか深い怪我を負っていた。そこで、しらたまの中級ポーションをその傷に掛けると共にもう1個を飲ませた。傷は綺麗に治った。しらたまはフェンリルを鑑定すると
名前 無し
種族 フェンリル(聖獣)
レベル 1,054
HP 394,875
MP 584,415
スキル 風魔法 8
パッシブスキル 無し
加護 風精霊王の加護
備考 風精霊王の加護っていうのあるの?加護って普通は無いのが当たり前って聞いてんだけど何であるの?それに聖獣がいるの?
フェンリルはしらたまを見て、「我が息子を助けてくれてありがとう。怪我をした息子を守りながら攻撃してくる魔物を倒していたら、こんな所まで来てしまった。とにかく助かった。」と言ってしらたまをよく見たら、「貴方様は…。失礼致しました。しらたま様とは知らずに申し訳ありませんでした。何卒許して下さい。」と低姿勢になってしまった。しらたまは何故にフェンリルがこんなにも低姿勢になったのか良く分かっていなかった。しらたまは「何故、いきなり低姿勢になったのか教えてくれるかにゃ。」とフェンリルに聞くと、フェンリルは「貴方様を亜神と知らずに接していたので」と言い始めた所でしらたまが口止めをした。他に誰も聞いていないか周りを確認していた。
フェンリルの息子がしらたまに懐いていて離れようとしないので、フェンリルがしらたまに息子を託してもいいかお許しを貰えませんか。と嘆願した。しらたまも断る必要もなかったので、引き受けたら、フェンリルの息子がティムした時みたいな反応があった。フェンリルの息子を鑑定すると
名前 無し
種族 フェンリル
レベル 100
HP 34,650
MP 45,045
スキル 無し
パッシブスキル 無し
加護 無し
備考 えっ?息子なのに何で風魔法がないの?加護もないにゃ?
しらたまがフェンリルの息子を何故かティムしてるから名前を付けないとダメみたいにゃ。名前はラファールにしようにゃ。これからラファールだにゃ。ラファールが「ありがとうございます。これから、父の様に立派なフェンリルになってしらたま様にお仕え致します。」と丁寧な挨拶をしていた。フェンリルはラファールに別れの言葉をかけて森の奥に去って行った。
置き去りにしていた征一郎の元にラファールを連れて戻ると、征一郎が慌てていた。征一郎がしらたまに「聞いてたけど、これがラファール??」って聞いて来た。ラファールが「私もこれからお世話になります。よろしくお願いいたします。」と丁寧に征一郎に挨拶した。征一郎がしらたまに「このまま戻ると大騒ぎになると思うよ。」って困っていると、しらたまが「箱庭みたいなスキルって出来ないかにゃ。」と征一郎に聞いてみたにゃ。そう言って、箱庭 スキル作成って唱えたら、パッシブスキルで箱庭が付与された。その箱庭にはしらたまや征一郎も入れるらしい。先ずはブルーとラファールに先に入って貰って、その中を捜索して貰おうかにゃ。
ブルー達を箱庭に入っている間に他の冒険者がいる馬車に戻り、ルナリアの城下町に戻って行った。
道中にしらたまは自分のステータスを再確認していると、一番下にパーティーとあったので、パーティーを選ぶと知ってる人や魔獣が表示されてた。とりあえず、征一郎とブルーとラファールを選んだら、パーティーに加入・加入しないと表示したので、加入を選んだらパーティー加入しました。と表示していた。これはもしかしたら、冒険者ギルトでパーティーを組む時の物と一緒なのかな?良く分からないけどとりあえずはこのままでいっかにゃ。そうしたら、城下町に着いていたにゃ。
早速、一緒に行っていた冒険者達と冒険者ギルドに行って依頼達成の報告をしに行った。みんな揃って依頼料を貰って各自町中に去って行った。私はいつもの様に受付嬢達に捕まっていたにゃ。征一郎に受付嬢からパーティーについて聞く様に促した。
征一郎「すみません。ちょっと教えて貰ってもいいですか。」
受付嬢「何でしょうか。」
征一郎「パーティーについて教えて下さい。」
受付嬢は何でそんな事を教えないといけないのって顔で征一郎に答えた。「パーティーは冒険者同士で交渉し、最大6人のパーティーが組めます。組んだら、ギルドに報告し、パーティー申請書を記入して、パーティーとして行動を共にする事が出来ます。なので、パーティー申請書を出さないとパーティーに加入しているとはいえませんよ。」と説明してくれた。
しらたまは、それじゃ自分のステータスに表記されたパーティーは何だったんだろ?ギルドと違うパーティー?っていう事になりそうにゃ。これも検証する必要があるにゃ。試したり検証する事が増えて来て大変にゃ。
そういえば、錬金術でツルハシが作れたという事は、剣や盾等の装備品も錬成出来るのかにゃ?借家に戻ってから、征一郎のクイック収納に入って鉱石を収納して試しにいくつか作成してみるにゃ。その前に一週間近く不在にしていたから、「商業ギルドに行くの怖いにゃ。」と征一郎に行ったら、征一郎も頷いていた。冒険者ギルドを出て、商業ギルドに行く事にした。
商業ギルドに着いたら、いつもと少し違っててシャトンの部屋じゃなくてオードリーのサブギルマスの部屋に連れて行かれたにゃ。オードリーがこの一週間 猫エキスが無くて辛かった。と言いつつしらたまのお腹に顔を埋めてすごい勢いで吸っていた。吸い始めて数分後、部屋にシャトンが入って来た。
シャトン「オードリーさん、征一郎さんが来たら私の部屋に通す様に指示してたでしょう。何故、連れて来ないでここに居るんですか?」と大声で話される。
オードリー「少しだけ待って下さい。」といいつつ私のお腹を吸い続けているにゃ。そうこう言ってるうちに、シャトンの部屋に行き、
シャトン「どこか遠くに行く時は言ってから出掛けて下さい。」とすごい剣幕で話している。何でだろうと不思議な顔をしている征一郎であった。今までこんな事を言われた事が無かったのでいつもの通りに行動していただけなのにちょっと理不尽にも思えた。
征一郎「私は商人なので自由に行動してもいいんでしょ。いちいちどこどこに行くとギルドに報告しないといけなくなったんですか?」と問いかけた。
シャトン「貴方は今ではこの商業ギルドにとって重要人物なんですよ。」と言われた。何故?征一郎は商業ギルドの重要人物になってるの?ととっても不思議な感じになってる。
征一郎「他の町に行ってもいいんですよね?」と聞いてみた。
シャトン「ダメと言いたいですが、それは出来ないのでこの王都にいる間は連絡の取れない場所に行く際は教えて下さい。」との事である。話は以上みたいなので商業ギルドを出て、借家に戻って行った。
借家に戻ると、身体中が汚れていたのでしらたまは、クリーンと唱えて征一郎と共に綺麗になった。私的に汚れている時にお腹を吸われるの嫌だにゃ。でも、外でクリーンは出来ないし難しい問題だにゃ。これで、少しゆっくり出来るにゃ。いろいろ検証するにゃ。
しらたま「征一郎、ちょっと箱庭に行って来るにゃ。何かあったら教えてにゃ。」と言って箱庭に入って行った。箱庭に行くとブルーとラファールが揃ってお出迎えしてくれたにゃ。箱庭はどんな感じにゃ。と聞くと
ブルー「この周辺は泉と草原があるだけです。」
ラファール「10キロくらいの空間で森も有り果物等の食べ物がありました。ただ、魔物はいなかったです。」
しらたま「それじゃ、住む家が必要だなにゃ。それと、足らない食料もいるにゃ。」
ラファール「たまに、外に狩りに連れて行ってくれれば、その時に食事をする事も出来るので、毎日必要という事では無いです。」
ブルー「私は消化した物の栄養等があるので、毎日は必要無いと言えます。」
しらたま「とりあえず、肉が置いといて何日持つかの検証もしないとダメみたいだな。分かったにゃ。」とりあえずは快適な空間みたいで良かったにゃ。
征一郎の元に戻って来て直ぐに、
しらたま「征一郎、クイック収納から肉といろんな鉱石を出してほしいにゃ。」とお願いすると
征一郎「肉は何キロ必要?鉱石は適当に出すね。」と言って、ホーンラビットの肉5キロと鉄鉱石・ミスリル・魔晶石・マナストーンを各1キロずつ出していた。しらたまは、何も言わずに収納していた。
しらたま「もう一度、箱庭に行って来るにゃ。」と言って、箱庭に行ってしまった。箱庭に戻って来ると石の上にホーンラビットの肉を置いてこれで様子を見るにゃ。ラファールに「腐りそうだったら食べていいからにゃ。」と一言だけ言って戻って行った。
征一郎の元に戻って来た。
征一郎は「さっきのお肉はどうしたの?」って聞くと
しらたま「説明するの忘れてたにゃ。ごねんにゃ。お肉は箱庭にそのまま置いておくとどうなるかの実験ですにゃ。腐りそうな感じだったらラファールに食べる様に言っておいたにゃ。」
征一郎「箱庭において腐らなかったら保存場所になりそうだね。」
しらたま「そうなんだよにゃ。後はみんなが住める家が必要かにゃ。」
征一郎「木材を集めてクラフトで作ればいいじゃないか。」と言われ、
しらたま「そうしようにゃ。とりあえず今夜はゆっくりと寝ようにゃ。」と提案する。
その夜、東城の念話が聞こえる。
陽向「しらたま、この1週間程何処に行ってたの?毎日 念話したのに繋がらなかったからビックリしたよ。」
しらたま「ごめんごめんにゃ。鉱石採取の依頼で違う場所に行ってたので連絡出来なかったんだにゃ。心配かけてごめんにゃ。」
ヒカリ「本当に心配したんだよ。会いたいよ。」
伊織「ここでの食事が飽きて来て、現世の弁当でもいいので何か食べたいよ。」
しらたま「分かったにゃ。ネットショッピングで何か購入してからそちらに向かうにゃ。」と言って、征一郎に言ってネットショッピングを開いて、何がいいか探し始めていた。弁当とか惣菜がいいんだろうにゃ。と征一郎と相談しながら買い物をしていた。見てたら、自分らも食べたくなって一緒に買い物して清算を済ませた。
到着した品物を開封して、自分らの物は退けて、他の品物を収納して、転移って唱えてヒカリの元へと転移した。転移した先では4人共に今か今かと待っていた。ヒカリと萌香はしらたまを見た瞬間駆け寄って顔やらお腹等に2人の顔を近づけて吸い始めた。その行為を見ていた男子は飽きれた顔で見ていた。ここでも数分もの間、吸われていた。吸う事に満足したのか、「お腹空いた。」と言って、お土産はって手を出していた。
しらたまは収納から段ボール箱を取り出した。中には弁当や惣菜やお菓子やジュースが入っていた。4人は食い入る様に中身を見て吟味して、「これ食べたい。」と言って各々が食べたい物を取って食べ始めていた。もの凄い勢いで食べていたにゃ。そういえば、ここの料理は素材そのまま茹でたり焼いたりするだけが多くて、味付けも塩でして有るかのような薄味で現世育ちだと超味気ない食事だった。店や征一郎が作ってくれた料理もそんな感じだったにゃ。
しらたま「そんなに慌てなくても料理は逃げないにゃ。」持って来た食べ物がものの1時間もしないうちに無くなったにゃ。
しらたま「そうだ。ネットショッピングで買った調味料を使えば、いつでも美味しいご飯が食べれるにゃ。」と言ったら、みんなから羨ましいなぁ。と言われたにゃ。さて、食後のデザートも食べて満足していると、しらたまがゴミを回収し始めた。
陽向「毎夜、ここに現世の物を持って来てくれるとみんなが嬉しいと思うなぁ。」と言い始めた。
しらたま「毎夜、遅くまでここで過ごしてるとバレないですかにゃ。それも、美味しい匂いがしてたらヤバいと思うにゃ。」
伊織「そういわれるとそうだね。毎夜は諦めるしかないね。」とちょっと寂しそうだった。
しらたま「私がいるのバレるとヤバいのでもう帰りますにゃ。またにゃ。」と言って転移して行っちゃった。
征一郎の所に戻って来た。
しらたま「私のご飯は残してあるかにゃ。」と言って、購入した弁当や惣菜を見たら、何と全部食べてあった。
征一郎「えっ、しらたまの分も有ったの?」と悪ぶれる事なく知らなかった振りをしている。
しらたま「一緒に選んでいたのに、征一郎が選んだ物と私が選んだ物が違うの分かってたはずなのに信じられない事をするヤツにゃ。食べ物の事になると怖い思いをする事になるにゃ。」征一郎を脅していたにゃ。しらたまは現世の物を食べれると思っていたのに食べれなかった。しぶしぶ、味気ないご飯を食べて寝てしまったにゃ。
箱庭というスキルを手にして新たなチャレンジが始まるにゃ




