異世界でおめでたい事があったにゃ
魔王が箱庭に来てるにゃ
宴で元の世界の料理を満足するまで食べてたにゃ
雅治はこの箱庭が気に入った。誰も差別をしないこの箱庭がすこぶる居心地が良かった。でも、このまま魔王である雅治をここに留めていてはダメな様な気がしていた。レジェンドやディアマンテをそのままに放置して来ていたので、お土産を用意して魔族国に帰って行った。
雅治が帰ってから、しらたまは若菜の所に行っていた。
しらたま「若菜さん、大丈夫ですか。今、何か月になるんですか?」
若菜「えっ?何で知ってるんですか。征一郎も知らないのに。」
しらたま「先程の行動と状態で分かりますよ。征一郎が鈍感なだけですよ。」
菜心「若菜さん、動けますか?」
若菜「今は大丈夫です。」
菜心「今、何か月なんですか?」
若菜「陸斗さんと同じ事を聞いて来るんですね。今、4ヶ月です。」
しらたま「今が大事な時じゃないですか。安静にしていなくていいんですか?」
菜心「そうですよ。何なら店舗は私が行きますよ。」
若菜「ありがとう。でも、なるべく動いていたいので」
菜心「とりあえず、行ってダメならすぐに休んで下さいね。」
しらたま「大事な身体なんですからね。」
若菜「分かりました。」
しらたま「もう少し落ち着いたら結婚式をしましょう。」
菜心「それがいい。」
若菜「本当にいろいろ気を使ってもらってありがとう。」
しらたま「仲間で家族なんだから気にしないでね。何でも言ってね。するからね。」
そこに、プラージュがやって来た。
プラージュ「皆さん、集まってどうしたんですか?」
しらたま「プラージュさんはまだなんですか?これってハラスメント?」
菜心「現世だとハラスメントだね。」
しらたま「怖」
プラージュ「若菜さん、もしかして、おめでたなんですか。いいなぁ。」
若菜「プラージュさんもすぐですよ。」
プラージュ「うちはまだまだと思いますよ。ヘタレだから」
菜心「えっ?潤ってヘタレなんですか?」
プラージュ「全然、そういった事をしないんですよ。」
しらたま「そういったポーションがあるのに、勝手に使ってると思ってたのにまだかぁ。」
若菜「うちなんて、貰ったその日に半分ずつ飲んじゃって、そのままの勢いで数えられない程やっちゃったから、その時に授かったと思う。」
プラージュ「ホントにいいなぁ。」
しらたま「そんなに凄い効果なの?」
若菜「私も征一郎も溜まってたからね。」
しらたま「それは仕方ないか。」
プラージュ「私も溜まってるんですけど」
菜心「そう聞くと潤ってヘタレね。」
しらたま「この箱庭でのヘタレ王って誰だろ?」
プラージュ「それはやっぱり潤でしょ。」
菜心「陸斗も負けず劣らずのヘタレだと思う。」
若菜「えっ?しらたまってヘタレなの?」
しらたま「昔はヘタレであってるけど、今は違うかな。」
ヒカリ「何を話してるの?」
菜心「この箱庭でのヘタレ王って誰?って話をしてたの」
ヒカリ「それなら、断トツで陽向だよ。」
萌花「そうだね。ヘタレ?優柔不断?」
若菜「そうなんだ。そういえば伊織はどうなの?」
萌花「伊織はヘタレじゃないね。」
しらたま「何で?」
ヒカリ「伊織自身のポリシーがしっかりしてて、何事にも妥協しないからそこが良いよね。」
しらたま「ヒカリは伊織が好きなの?」
ヒカリ「何で?」
しらたま「何かあるといつも伊織を見てたから、そうかなぁと思ってたんだ。」
ヒカリ「しらたまさん、観察眼が鋭いですね。そうなんです。伊織が大好きなんです。」
萌花「そうなんだ。だから陽向の誘いにのらないんだね。」
ヒカリ「陽向は見た目だけならいいけどね。中身はやっぱり伊織だね。」
次に結婚するのはヒカリと伊織かなぁ。と考えるしらたまであった。
まずは、征一郎が若菜の妊娠に気づいていないっていうのが、不思議で不思議で、早く気づけよ。って感じだ。ドゥスールキャット本店には菜心も行って、手助けしてやってね。この時期が大事だと思うからね。安定期まで手伝いが必要だという事で菜心よろしくな。
若菜のお腹に征一郎との愛の結晶を授かっているが、当の征一郎が分かっていなかったにゃ
安定期に入ったら結婚式をするにゃ




