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実験室-The game-(更新停止中)  作者: 工藤将太
No.1 殺し愛(合い)をする実験
11/27

第一章 第拾話「case5」


「さて…と。岸谷も揃ったことやし。

 皆集まってくれや!」


と、富岡雄二の掛け声と共に

その場にいる全員が席に座った。

そして俺も流されるまま、

石山の隣に座った。


「よし。皆いるか。

 じゃあ改めまして!自己紹介しましょか。

 名前も分からないままでは呼び合えんからのう。

 わしの名前は富岡雄二!高校2年生や!」


「おい、そこまで言うか?」


と俺、岸谷龍牙は言った。

まあ良いんだが。


「別にええやろ~?

 じゃあ龍牙からほれほれ!」


一気に視線が集まる。

はぁとため息をつきながら、


「先程はすまなかった。

 岸谷龍牙だ。高校3年生。

 別に敬語とかもいらねぇからよろしく。」


と少し釘を刺しといてよろしくと言う。

敬語は俺もしたくないし、

されたくもないからだ。


「じゃあ……えと………どっどうも!

 石山成美ですっえと…中学2年生です…

 よろしくお願いしますっ」


「中村千恵、高校1年生。よろ~」


「黒山勇です…。高校3年生です。

 よろしくです!」


「本田茂、中学2年生。よろしく。」


「ひっ……広川……淳子ですっ……」


「吉沢学。中学2年生、

 そこの茂と幼馴染みです。よろしく。」


「本田琴。大学2年よろしく。」


「坂城麗花です!高校2年生よろしくね!」


……といったところで自己紹介が終わり、

まぁいわゆるそこからは自由行動?

になった。

まぁ……話すきっかけってのがあまり無いし、

何よりこれはゲームだ。

実際名乗ったところで死ぬやつはこの中に

ザラにいる。

…………まぁザラにいるだけなんだが。

自由行動時間に入った中、

俺は図書館に行くことにした。

図書館、というよりは図書室の方が懸命か。

木の扉を空け見ると、

そこには天井まで吸い付くほどの

本の棚、本が並べられていた。

明かりで少し落ち着いたムードになりそうな

木の明かりというやつが中を照らしている。

入ってすぐに本を読むための椅子、机。

また入って左奥の所に一人用の椅子と机が

完備されていた。

中には本田と吉沢、

黒山が何やら本を見て考え込んでいる様子

だったが敢えて声は掛けず、

俺は本を数冊抜き取ると自室に戻ろうとした。

だが、その前に廊下の奥のトイレに足を運んだ。

男子のトイレに入り個室を開け、

服に忍ばせていた携帯でピエロ、

もとい折川彪おりかわ ひゅうに連絡をした。

実際、参加者だけに携帯が支給されており

強制参加者のアイツらだけには支給されていない。


「おい、そっち行っていいか?

 絞り混みに出る。」


















「ねぇねぇ?龍牙は?」


と不意に名前と背をつかれたどたどする、

僕、黒山勇と吉沢学、本田茂はその

聞いた本人を見るため振り向く。

そこには最後に自己紹介をしていた

坂城麗花の姿が。


「はぁ……驚かせないで……坂城さん…」


「驚かせてるつもりは無いんだけどなぁ

 あと坂城さん、じゃなくて麗花で良いよ。

 そこの二人もね。

 もうすぐご飯にするから

 龍牙は―って思ったんだけど、居ない?」


「居ないけど……麗花って龍牙と仲良いの?」


と学くんが聞く。

麗花は顔を傾げると、


「まぁ幼馴染みだからね。

 あとは別に名前を呼んだからってことじゃないよ。

 皆も名前で呼ぶからさ。」


「え!幼馴染みなの?!」


と今度は雄二くんが聞く。


「うんっどうしたの~?

 私と幼馴染みであんなことやこんなことしたかった?

 ふふふっ冗談冗談。

 さぁ、ご飯にしよう?」


と流されるままご飯へと足を運んだ。

ふんわりと良い香りが鼻を包んだ。

(訂正)

『図書館というよりは図書室が懸命か』

が、

『図書館というよりは図書館が懸命か』

と、どっちも図書館じゃねぇか!となっていたので

替えておきました。

他にも誤字脱字がありましたら感想ページ等で

言ってください。

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